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東京人と大阪人のちがい

2009-04-22 09:00:34 | 日々の合間に
全国の民家を巡っていると、
その土地土地の風土・気候・文化が、
家の形をつくっているのを実感します。

このカタチはどこの地域のもの、というのが段々分かってくると、
民家ウォッチングの楽しみも更に増すものです。


民家が地域性溢れるものだと言うのなら、人もしかり。
そんなことをフト、思い出させる話を聞きました。


その人は、会社の転勤で、生まれ育った大阪から
東京に住むことになりました。

文化や感覚など、色々な違いを体験したそうですが、
その中でも印象強く“違い”を感じたことは・・

東京の人は、権威・権力に弱い、言わば官僚的思考なのだそうです。
お上が白と言えば黒も白になる、とまでは言わないけれど、
有名な○○さんが言った言葉、とか、
権威ある○○さんが推薦したモノ、とかに弱く、
好んで引用するとか。


一方、大阪人は商人感覚で、
ブランドであろうが、著名人の言葉であろうが、
「ナンチャラ」という便利な言葉を使って、会話を適当に流して、
自分の感覚を大切にするそうです。

  例)「このバッグ、どこのブランド?」と聞かれ、
     実際有名ブランドであっても「ナンチャラや」と答える。



そんな話を聞いて

「そうなると、水戸黄門が通用するのは、関東より東側だけなのかな~
 もし、大阪で“この紋所が目に入らぬか”ってやったらどうなる?」

と尋ねました。
すると、大阪出身のYさんいわく、

「“それ、どこで売ってまんの?”」

だそうです(笑)

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