鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

鳥海山を読む

2024年03月14日 | 鳥海山

 鳥海山について書かれた幾百、幾千の登山案内、観光案内有れど、数多くのYouTubeの登山動画あれどもこれらの本にはかないません。以前にも紹介しましたが書棚から出して再読するとより一層その思いが強くなります。

 共通しているのは鳥海山への「憧れと畏れ」、恐れではありません。

 この中でどれが一番、と聞かれたら迷うことなく「鳥海山日記、続鳥海山日記 佐藤康」、新刊で購入して何度読んだことか。「ひとりぼっちの鳥海山」はこの二作をまとめたもの、淡々とつづられた日記のほうが読みごたえがあります。

 「影鳥海 畠中善弥」この本も図書館以外ではお目にかかることはありません。「鳥海山登行山男のひとりごと 斎藤清吉」は清吉新道開鑿した斎藤清吉さん、畠中さんと同時代の方で今も一緒に登った人が健在です。「鳥海山 斎藤重一」秋田側の鳥海山自然保護に全力を尽くした方の本ですが図書館(秋田の図書館にはあるようです)でも見ることはないようです。

 「鳥海山日記、続鳥海山日記 佐藤康」は今も古書市場で入手できますのでぜひとも一読をお勧めします。


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