鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

これでもまだ穏やかな方

2023年01月25日 | 兎糞録

 久しぶりに荒れた今日、

 出かけたくはないけど仕方なく、道路の温度表示は-7℃。夕方もう一度出かけたときは視界更に悪く。今から何ん十年前でしょうか。国道七号線が止まったことを思い出しました。国道七号線には車が見渡す限り動けなくなっていて、その日繁盛したのはガソリンスタンドと弁当屋さん。まだコンビニのない時代です。その後あんな悪天候はありません。

 あの日は知り合いの気機修理に携わる人から聞いたところでは湯沸かし器、ボイラーが多くの家で凍結、修理の電話が鳴りやまなかったそうです。水道管が凍結していては修理に出動しても直すことも出来ません。それでもお湯が出ないから直してくれと呼ばれ続けたそうです。

 水道管が凍結しそうな夜は肌でわかるんですけどね。

 これも何年前のことになるでしょうか。仙台へ出張の帰り、夜も遅くなり国道47号線。地吹雪になり見えるのは前を行く大型トラックの赤いテールランプのみ。それを頼りにのろのろついていくと途中の信号で大型トラックは別方向へ。道は自分の車のボンネットの先は見えない状態。車は止めざるを得なく、前が見えた時を見計らって前進するだけ、どうやって帰ってきたか思い出せません。

 酒田も昔はかなりの雪が積もっていたようで、女の人が腰まで雪に埋まった写真がありましたがどこへ行ったやら。それにしてもガスも灯油も電気もすさまじい値上がりでこの先やっていけるのか不安です。

 知り合いのガス屋さんんに勤めるお兄さん、ガスは社員価格なのだそうですけれど、家族が一人無くなりガス消費量が二割以上少なくなったのですがガス料金は五割以上あがってしまったとか。

 我が家でも光熱費はうなぎのぼり、こう寒くては暖房を節約もできません。この辺でさえストーブは11月から翌年5月まで出しっぱなしなのです。春が来るまでじっとしているのみ。早く布団に入って寝てしまいましょう。それが一番の節約のようです。


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