鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

百宅口、静かでいい登山道です。ただし、熊注意。

2019年09月23日 | 鳥海山
先日、猿倉口登山道で熊が出て登山者が襲われましたね。
七ツ釜避難小屋のところで矢島口と合流する猿倉口はあまり登る人もいないようです。
百宅口登山道入り口、大清水園地。
こちらも知り合いが熊と鉢合わせしたというし、どなたかのブログで唐獅子平で熊に遭遇したとの記事もありました。
これからの季節、人もあまり登らないコース、ますます登山者は少なくなりますが登るには心地良いです、このコース。ただ、我が家からこの登山口までが一番遠いのでちょっと大変。秋田県側からは道路も整備されているのですが、山形県側からだと最悪。奥山林道は事前に道路情報を確認するのも難しく、正確な情報は直前に走った人から聴くほかない。
升田の集落を過ぎ、雨で抉られたデコボコの奥山林道をしばらく行ったところに最高の水場がありました。(自分の知る限り、鳥海山の水ではここが最高。玄武岩がいい濾過機となっているのか。)
この林道その先、小屋ほどの落石が道をふさいでいることもあるし、秋口は強烈な獣臭も漂います。
途中の赤沢。ここだけ赤茶けた水が流れているように見えます。
(この写真はほかの写真と別の時)
これを過ぎると最初の写真の大清水園地入り口。

大清水で準備を整え、小さな沢を渡り登山開始。
(昔から鳥海山に登っている知人は、大清水をオシズと呼び、荒木沢はアラキソ、檜ノ沢はヒノソと呼んでいます。)
大倉の滝を見ながら歩けばタッツラ坂、そこを過ぎて屏風岩。
屏風岩からその先、取りつき口がわかりにくかった。
この時は同行者も疲れ、屏風岩でビールタイム。ビールを冷やすにちょうどいい水場。
名前の由来の岩を写すの忘れた。
唐獅子平まで来たらほんと疲れた、

(改築前の唐獅子平避難小屋)
九月の鳥海山はどこから登ってもいいですね。花の盛りが過ぎて、紅葉にはまだ早い、こんな時期が好きです。
百宅のを経由して帰ると鳥海山がまるでゴジラの背中のようです。
鳥海山一周すると100km以上走ります。ガソリンは要満タン。

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