鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

資料館まで

2023年01月17日 | 兎糞録

 図書館へ資料の返却ついでに資料館まで。企画展示に興味もあったけれど常設展もまた面白いです。ここには江戸時代の鳥海山の境界争い時の鳥海山張り抜き模型もありますけれど、その他にも面白いものがいっぱいあります。(撮影は届け出書いて許可済です。)

 鳥海山張り抜き模型。江戸時代矢島と蕨岡の間の山頂領有をめぐる争いで使用されました。この時以来山頂は現在の山形県のものとりました。

 痩せた人の胸を洗濯板の様な、といいましたけれどもう洗濯板のわかる人もいないかもしれません。

 これが何かはわかりますけれど、現物は見たことがありません。これは手回し式洗濯機です。

 ローラー式脱水装置の付いた洗濯機。我が家に初めてやってきた洗濯機はこれでした。

 炬燵の行火(あんか)です。櫓炬燵の中にこれ全体を入れます。

 ちょっと手振れですけれど、羽釜と奥には最初の頃の電気炊飯器。昔は竈に羽釜を置いて炭火で炊いていたのを覚えています。ご飯を炊いて一番おいしいのはガス炊飯器、IHよりずっと美味しいですよ。我が家はガス栓が丁度良いところに無いので電気炊飯器ですけれど。

 これも今の人にはなんだかわからないと思います。一般の家では使わなかったでしょう。商売やっていうところでなければ。氷を入れて冷やす冷蔵庫です。氷屋さんが毎日氷を配達していました。

 これは酒田凧の版木です。次々回に普段展示していない収蔵品の展示をするそうですので楽しみです。


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