鳥海山近郷夜話

最近、ちっとも登らなくなった鳥海山。そこでの出来事、出会った人々について書き残しておこうと思います。

本を買いに

2023年04月26日 | 鳥海山

 今日はアルバイトが休みなので遊佐町教育委員会まで頼んでいた本を取りに。

 ついでにいつものフルーツサンドも。

 帰りがけに蕨岡へ。

 旧拝殿への石段。今日は登る気力なし。

 龍頭寺へ資料を届け、ご住職と長話。画像は曾て鳥海山頂にあった薬師如来像。

 蕨岡の僧坊般若坊、名前の由来は蕨岡上寺の鬼門を守る般若から。

 ※ 宿坊ではなく本来は僧坊(てら)、明治期まで神仏分離後も僧坊と書いていた記録が残っています。坊という文字がもともと寺に付随するもの。僧坊に泊まる場所を設けたので宿坊。

 


2 コメント

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Unknown (KAN)
2023-04-30 17:19:30
立派な薬師如来ですね。大きさやいつ頃の作かちょっと興味がわきます。確かに、神仏分離後の神社にはふさわしくないので、頂上から降ろされたのでしょうね。
コロナも落ち着いて今度はいつでも拝観できるのでしょうか?
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薬師如来 (ayasiiojisann)
2023-04-30 17:29:05
神仏分離前は参拝時期になると山頂へ遷座し、参拝時期が終わると蕨岡の下居堂(おりいどう)へ遷されました。現在の磯前(いそざき)神社です。大物忌神社のすぐ近くです。薬師様は神仏分離令によって大物忌神社に安置することが出来なくなって龍頭寺に遷されました。本体は約60㎏、三分割でき三人で担いで運んでいたということです。そんなに大きくないです。JBLのブックシェルフスピーカーくらいです。一般の方が拝観できるようになっているかどうかは龍頭寺へ問合せしてみないとわかりません。
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