双極性障害と歩む

主婦として、母として、の毎日を、つづっています。

< 産後うつ >

2021-02-11 09:22:32 | 双極性障害とともに。

昨日、NHKで特集されていた

< 産後うつ >


< 10人に 1人 > だったものが、

このコロナの中で

< 4人に 1人 > に なっていると。


私も、入院まで要した

ひどい < 産後うつ > だった。



結婚をしたなら、

当たり前のように妊娠、出産する と思っていたのに、

その兆候は、

待てども待てども 来ず。


何年か要して、

ある婦人科のドクターに出会い、

< 子宮内膜症 > と診断され、

「命の方が 大事でしょ」

ポリープが悪性ではないか?

の不安のもと 手術。

おかげ様で、悪性でなし。


もういいわ。

出産を望むのは 止めよう。

夫に、「もう一度、大学で 学びたいんやけど。」

と言った、

まさに その翌日に 妊娠判明??


が、喜ばしいどころか、

< 切迫流産 > とのことで、

夜中に 緊急入院。

「( 赤ちゃんが だめでも)

お母さんのせいでは ありませんからね。」と

看護婦さんに 繰り返し言われる。


それは、絶大なる不安の日々を過ごすと、

あらまぁ、

検診ごとに

「胎児の成長、順調ですね。」が 続く、

happy、happy マタニティ生活。



が、いざ、出産。

産まれない。

< 陣痛誘発剤 > を 点滴しても、

陣痛は 来ず。

で、結果

緊急での< 帝王切開 > のオペにて出産。

3625gの大きな赤ちゃん。

「下から産まないで(普通分娩でなくて)

よかった。」との ドクターの言葉。


が、母親教室でも、

妊娠に関する本でも、

< 普通分娩 > の 産後の回復に関して教わっても、

< 帝王切開 > 後の回復の仕方は、

全く教わっていず、

私の知識もなし。


手術翌日、傷が半端なく痛む私に、

看護婦さんが娘を連れてきて、

「おっぱいの時間ですよ。」と

娘を私の横に寝かして

二人きりに。

そんなん 無理。

( 今 振り返れば、

この処遇が 間違いそのものだった。)

でも、お母さんのスイッチはオン!

痛み止めの座薬を入れてもらいながら、

必死に 娘におっぱいを。

が、そんな身体では、

母乳は 出ず。

< 普通分娩 > の お若~いお母さんたちが

「母乳、余るんですけど・・。」と

言ってられるのを聞いては、

わけわからなくなり、

どんどん調子を崩していき・・・。


< 産後うつ > へと。


まさに、

アップダウンの繰り返し。



調子を崩してからのことは

ほぼ覚えていないのだが、

クリニックに行き、

点滴をうってもらう際に、

「これをうったら、

母乳をあげることは 出来ませんからね。」

と 言われたことは

鮮明に 覚えている。


帰ってから、

おっぱいが欲しくて泣く娘。

私が抱っこをしたなら、

おっぱいが もらえると思う。

が、あげられない。

なので、母に抱いてもらっていたように思う。


以後も

いろいろあり、

入院。

で、なんとか回復??

勿論、この間、

夫が仕事をやりくりして、

娘を 育ててくれた。

夫の力なしでは、育っていない。


余談かな。

回復後は、

知人が作った

< 産後うつ > のお母さんたちのサイトで、

それはたくさんの相談に

コメントを し続けていた。

この活力が、

回復の下支えに

確実に なっていた。


そんなこんなの

私の < 産後うつ > の 経過。


その後も、

ひどい鬱状態を繰り返す。

今の主治医に出会うことが出来、

< 双極性障害 > との診断、治療が始まる。

このブログにも出会うことができ、

そして、今に 至る。


< 4人に 1人 > の お母さん。

苦しいやろうな。

息 出来てるかな。

私、側に寄り添い、

背中を さすってあげたい。

本当に そう思う。

「がんばって。」ではなく、

「がんばったよね。」って。



さぁ、今日も スタートです。

朝から、( といっても、早くはないが )

娘が夫に

それはいろいろと 話している。

まぁ??

内容は、卒業が イヤということ。


あの < おっぱい星人 > やった赤ちゃんが、

しっかりと 育ってくれている。


日本史の勉強ね。

「 ねぇ、バブルって 昭和?」

ふーん、なるほど。

頑張って下さい。