「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

ビーチボーイズ

2005年07月15日 | book
そろそろ再放送の季節ですねえ。
フジのビーチボーイズ。
今年はやるんでしょうか。
まだファンページとかあるんですよ。
いやあ、やっぱりいいドラマだったもんねえ。

今回はそのノベライズ。
「ビーチボーイズ」フジテレビ出版
脚本・岡田惠和
ノベライズ・丹後達臣
1997年

まあ、ドラマのとおりと言えば、たしかに
そのとおりなんだけど、心の中、とかテレビ
よりも登場人物の気持ちがわかりやすいかも
知れない。

ファンページで「謎」とされていた勝は死んだのか
死体は挙がったのかどうかってことも、
ごく普通に書かれてます(笑)

特に最初は民宿「ダイヤモンド・ヘッド」の心の
中が描かれている(建物の気持ち!)
平凡パンチに出てたんだねえ・・・いい時代だったんだねえ・・・

あとはエピローグにその後の彼らの様子が・・・

そして巻末にマイク真木と広末涼子の対談。
というか、私の中で、広末涼子ってビーチボーイズ
のままで、最近テレビで見たヒロスエはめっちゃ大人
っぽいというか、でかいというか(笑)
いやあ、びっくりしましたですよ。

ところで、この対談でヒロスエがこのドラマがなんで
面白いのか、って話をして、すごく共感した。

つまり「次どうなるのかなとか、恋愛で誰と誰がくっつくのかな
って」いうのが普通のドラマだって言うんだね。

しかしこのドラマは違う、と。
実際見た人はわかると思うけど、これ別に「誰と誰がくっつく」
なんてこと思わないドラマでしょう。

なんでこんなにこのドラマは良いんだろうっていうのは
たぶんそのへんで。
もしこれで恋愛をテーマにしたら「普通のドラマ」になって
いただろうな。印象に残ることも無いドラマに。

夏になって「見たいなあ」って思うドラマだし、
たしかに「男が見て面白いと思うドラマ」だし、
まさしくヒロスエが望んでいたように「海に行きたくなるドラマ」
になっていると思う。

そういえば、このドラマのスペシャル版ってあったじゃないですか。
ドラマの後日談で、ハワイかどっかで広海と海都が出会って
イルカやらなんやら・・・ってやつ。

あれも再放送してほしいよねえ。
あれ見て終わると、よし「終わったー」って。
ドラマだけだと「うわぁ、夏終わらんといて~」って。

そういえば、海都役の竹野内豊が主役の棟据刑事だった「人間の証明」
も好きな番組でした。あれは森村先生の小説ではシリーズもの
で、結構、棟据刑事は辛い目にあっていて、あの話だけで終わって
良かったなあ、って思いましたね。

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