「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

北緯40度探検隊

2008年12月12日 | book
なんでこの本が文庫になっていないんだろう、とか思ったんですが…。
昭和52年の初版本を古本で入手。

「北緯40度探検隊」
角川書店
著:坂本正治

北緯40度線の地域をバイクで走破する、というとなんか格好いいが、日本でいうところの岩手県とかが北緯40度あたりらしい。んで、その緯度内なら独立して自分の国とかできるんじゃない?とかアホで愉快なことを言っている本だ。

なんつーか冗談で言っているような話が本になった感じがして、すごいですわ。まあむちゃくちゃな文章だったりもするんだけど、これって絶対わざとこう書いているんだよな?
昭和52年というと1970年代、やはり日本が元気だったのでしょうねえ、こういう本を作れる愉快な時代だったのでしょう。

最初は椎名誠さん的な本を予想していたのですが、結構もっとぶっ飛んだ内容。まあ、同じ紀行文ではあるのだけど、なんか内輪ネタだけで構成している感じで、読者への説明はそんなに親切ではない。それが面白いのですけど。

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