「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

コンティキ号探検記

2005年01月30日 | book
この名作は今日買ったわけじゃない。
もうボロボロのちくま文庫なのです。

「コンティキ号探検記」ヘイエルダール ちくま文庫

小学生のときにはまって以来、この名作は年に一度は読んでいる。
実話。ノンフィクション。
この文庫版は予備校生の時に買ったのだ。
椎名誠さんも大好きらしく、嬉しいものである。

とにかく読んでいて楽しい。
探検ものというと、なんだか人は死ぬわ、苦難の中で根性というか。
そういうのを感じさせない。ユーモア忘れずに、と。

ポリネシアの人は南米からきたんだ、という学説を証明するため
南米から筏でポリネシアに行くんじゃ、というハイエルダール博士。
筏の材料を山奥から見つけ、1羽のオウムと5人のユーモア溢れる人々が
海流に乗っていざ!

嵐はくるし、サメはうじゃうじゃ。
なのに楽しそうだ!
食料にも困らない。
「餓死することは不可能だった」とまで書いてます。
醤油があれば最高なのに!・・・日本人だなあオレは。

たくさんの不思議な生物についても述べられて、
楽しい図鑑を読んでいるようです。
無人島に一冊だけ持っていけるとしたら・・・私はこれを推奨。

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