これも帰省中に読んでました。
「県庁の星」
桂望美 小学館
映画化してると二宮さんってもっと若いのか、と。
まったくのおばさんだったとは…
面白かったですよ。
かなりアッサリ味ですけど。
最初は県庁さんが、主人公なのかなあって思っていたけど、
だんだん、特に後半になると主人公がどう思っているのか
というのが、見えなくなってくる。
それはあえて、なのか、わざとなのか、どうでもよかったのか、
果ては「映画を見ればわかるよ」なのか、さらには「続編が実は…」
とか、まったくわからないのですが(長いな)
ひとりのいかにも役人だけど、真面目な男が、
つぶれそうなスーパーに研修にきて変わっていく。
フツーの庶民がどう思うのかを知らされていく。
これはデフォルメされているとは言え、
その「役人」であり、しかし「真面目」でもある、
なんだか、そのへんがうまく出ていて面白いのだ。
それにこれは「役人」だけの話とは言えないもの。
「民間=庶民」ではないわけだし、庶民だからと
言って、本当に庶民のことがわかっているのか、
自分を省みてはなはだ疑問に思う。
民間にいたって客のことわからない人、たくさんいるし、
本作で触れられているように、不正をしていることだって
たくさんあるわけだ。
私だって、本づくりをしていて「読者の視点」で書け、と
言われても「わかんねぇわかんねぇよ、チクショー」と
飲んだくれる時もあるわけだ(ウソくせぇ…)
なにも不正をしているのは公務員ばかりじゃない。
そんなことはどこでもあるわけだ。
素朴なド田舎でも。
だけどさ、とことん真面目な奴ってのはそこからさ…
そんなことは横浜に戻ってから考えたんですけどねぃ。
だけど個人的に好きなのは、
詐欺師の女の子と、二宮親子の会話。
なんだか、スーパーの建て直しよりも面白かったかも。
「県庁の星」
桂望美 小学館
映画化してると二宮さんってもっと若いのか、と。
まったくのおばさんだったとは…
面白かったですよ。
かなりアッサリ味ですけど。
最初は県庁さんが、主人公なのかなあって思っていたけど、
だんだん、特に後半になると主人公がどう思っているのか
というのが、見えなくなってくる。
それはあえて、なのか、わざとなのか、どうでもよかったのか、
果ては「映画を見ればわかるよ」なのか、さらには「続編が実は…」
とか、まったくわからないのですが(長いな)
ひとりのいかにも役人だけど、真面目な男が、
つぶれそうなスーパーに研修にきて変わっていく。
フツーの庶民がどう思うのかを知らされていく。
これはデフォルメされているとは言え、
その「役人」であり、しかし「真面目」でもある、
なんだか、そのへんがうまく出ていて面白いのだ。
それにこれは「役人」だけの話とは言えないもの。
「民間=庶民」ではないわけだし、庶民だからと
言って、本当に庶民のことがわかっているのか、
自分を省みてはなはだ疑問に思う。
民間にいたって客のことわからない人、たくさんいるし、
本作で触れられているように、不正をしていることだって
たくさんあるわけだ。
私だって、本づくりをしていて「読者の視点」で書け、と
言われても「わかんねぇわかんねぇよ、チクショー」と
飲んだくれる時もあるわけだ(ウソくせぇ…)
なにも不正をしているのは公務員ばかりじゃない。
そんなことはどこでもあるわけだ。
素朴なド田舎でも。
だけどさ、とことん真面目な奴ってのはそこからさ…
そんなことは横浜に戻ってから考えたんですけどねぃ。
だけど個人的に好きなのは、
詐欺師の女の子と、二宮親子の会話。
なんだか、スーパーの建て直しよりも面白かったかも。
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