「本日も読書」

読書と映画の感想。ジャンル無関係、コミック多いけどたまに活字も。

幻獣ムベンベを追え

2009年03月22日 | book
一時期、高野秀行さんの作品をやたら読んでいたんですよね。
なかなか面白いノンフィクションですよ。

この高野さんって人はモケーレ・ムベンベ(コンゴの怪獣)やウモッカ(謎の古代魚)を探したり、ビルマの麻薬産地に探検に行ってしまう辺境作家さん。。。。でいいのかな?

まあ、そういう話がめちゃめちゃ好きなので、「お、椎名誠の代わりになるか!?」と読んでいたんですけどね。だって、もうシーナさんの作品は全然読む気しないから。いや、人としてすばらしい人なんでしょうけど。

また、夢中になれる作家さんが出てきたかなあ、と。
結果的には一時的なブームで終わったのですがwww

別に面白くないわけではなく、一通り読むともういいかな、と。
たぶん題材によってはまた新刊も手に取ることがあるでしょう。

んで、幻獣ムベンベ~は早大探検部時代の高野さんが、部でコンゴにモケーレ・ムベンベを探しにいったときの記録なのですが、あまりにも辛過ぎて面白過ぎるww

ガイドの人やコンゴ政府の人のキャラクターも濃すぎ!!!

だけどね、これが探検だと思うのですよ。
この泥だらけで、意気消沈し、若さで突破することもできない。
他人事だから面白がって読めるわけですけどね。

ただ、最後はちょっとしんみりしますね。
探検を終えて大人になった彼らの言葉、じーんときますよ。

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