今夜も一杯 ! ヒロシのブログ

電子書籍で「新サラリ-マンの法則」 「笑いの宝庫」を出版しました。

オ-トデスク社  ジェラシックパ-ク

2005-09-18 17:58:48 | Weblog
9年前の1996年。その年の新製品のPRビデオを作るときに、初めて自分なりの大冒険をした。それまでは、製品の実物をビデオで撮影して、CGを使うにしてもほんの2-3秒程度だけ使うのが普通だったが、その理由がCGの作成費用が1秒間当たり10万円近い費用が掛かっていた為である。もし10秒のアニメショ-ンを作ろうと思うと100万円にもなる。どこか耳に残っていた映画ジェラシックパ-クのCGソフトを提供している会社があるという言葉と、ビデオ屋で借りて見たタ-ミネ-タ-2で使用されてるCGを見て、よし7分間ぶっ通しのCGだけの製品PRビデオを作ると決めた。製作期間は2ケ月、映像は420秒、予算は全て込みで150万という無茶苦茶な発想。従来方法なら数千万掛かる。一番安い方法は自分で作る事である。ソフトは映画で使われたオ-トデスク社の3D-STUDIOを購入。一から勉強するには毎日の営業の仕事の中で時間を割くのは大変なので、アシスタントを雇うことにした。絵コンテから、構成とソフト上のカメラ位置と照明位置は自分で決めていく。アシスタントは一番大変なプログラムというよりレンダリング作業を担当してもらった。当時のパソコンのCPU速度が遅いため、プログラムを翻訳するレンダリング作業に時間が掛かる。ほんの数行のプログラムの変更でも、数時間から1日以上、パソコンの前でレンダリング作業が終わるのを待っていなければならない。わからない時はオ-トデスク社に電話をしながら、映像作成作業を進めていく。もう夜も昼もない、泊り込みに近い状態が2ケ月続いて、7分間の映像が完成した。MCと音楽を入れる日には、オ-トデスク社の米国からも録音スタジオの音入れを見に来た。試写会を終わり、オ-トデスク社からワ-ルドPRビデオの中に一部を組み込んでも良いかという申し出を受けた時は、天にも昇る気持ちだった。この時点で、映画やテレビ製作会社以外の民間の会社で420秒のCGを作ったのは世界で初めてという賛辞も貰った。しかし、映像の世界はドッグイヤ以上の進歩を遂げるし、画像を公開した瞬間に表現のテクニックは盗まれる。1年も離れるともう技術者として使い物にならないという現実も横たわっている。徹夜のレンダリング作業も今は懐かしいものである。

百聞は一見にしかず 石投げの刑

2005-09-18 07:20:00 | 海外の思い出
考えるより先に必ず現場に足を運ぶ。これが、大人として一番手っ取り早い知識の吸収方法だと思う。映像や本では判らない現実が一杯転がっている。一般常識というのは、何度もブログに書いているが、生まれてから高校を卒業するまでに身に付けた学力と生活環境の中で身に付いた価値観である。政治、経済、社会、スポ-ツのどの分野に関しても、自分の見識を上げる為には、人に教える事である。教える事がなければ、自分で努力して身に付けることである。海外の事を知りたければ海外に行かないと理解できないし、政治の事を知りたければ、政治に関与する仕事をしなければ、すべて上っ面しか見えないで判断してしまう。物事は1枚の紙と同じで、裏面が無ければ表に文字は書けない。人間社会は更に複雑である。法律以外に無言のル-ルというものが常に存在する。これを無視すると、手痛い目に会う。無言のル-ルは、その世界に自分から飛び込まないと判らない。むかし、イラクのバスラで公開処刑を始めて目の前で見た。イスラム教の姦通罪に問われた男女が別々の柱に目隠しされて縛られている。見せしめの為に、警察官が処刑準備をして、観衆が石を二人に投げる処罰だが、レンガだったり、コンクリ-トの破片だったり、まるでクス玉割りのゲ-ムのように投げ続ける。ある意味で罪を犯した人間にはそれ相応の体罰を加える、”目には目を歯には歯を”のハムララビ法典を一瞬思い出した。本人達が痛みを感じないように意識を失えば良いのだが、そんなにうまくはいかない。悲鳴を上げている罪人に向かって、罵声を浴びせながら投げ続ける観衆のボルテ-ジもあがって行く。途中で正視できない悲惨な状況になったので、その場を離れたが、銃殺の方がよほどましだという気持ちが残った。もし石投げの刑というものを本で読んでも、その凄惨さはイメ-ジだけである。映像で見ても、ヤラセにしか見えないので、すぐ記憶から飛んでしまう。百聞は一見にしかずという言葉は、現場に足を運ぶ事の大切さを示唆している言葉だと思う。外務省の職員でイラクで銃撃に遭って殉職した、奥克彦参事官の”イラク便り”を読んでみれば、現場に足を運んで文章を書く大切さがわかります。是非一度読んでみて下さい。イラクの現状をわかりやすく伝えようとするやさしい気持ちが文章から伝わってきます。特に第四部は、殺される2日前のレポ-トです。
 イラク便り http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/staff/iraq/

サラリ-マンの法則  創作パ-ト2

2005-09-18 05:33:49 | 面白ジョ-ク かVOW
昨年の9月25日にブログがスタ-トし、後1週間で丁度1年。今回は365個目の記念すべきブログ。

1.軽く飲みに行こうよと上司が言う時は、3時間以上だと覚悟した方がいい。
2.あいつは悪い奴じゃないんだけど、と枕言葉がつけば、次は悪口の連発である。
3.俺だったらこうするという奴は、自分から率先して何かすることはない。
4.最近腹が少し出てきたんじゃないと人に言う奴は、本人は既に出ている。
4.全然急がないから仕事を頼むと言う奴は、もう出来たと何回も督促してくる。
5.俺の苦労を誰もわからないとぼやく奴は、言うほどの苦労はしていない。
6.公私混同するなと怒る奴は、本人が混同している。
7.この仕事を君にまかせたと言う奴は、自分じゃ出来ないと決して認めない。
8.忙しそうに残業をしている奴は、昼間はのんびり仕事をしている。