今夜も一杯 ! ヒロシのブログ

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放射能汚染水

2011-04-09 09:36:27 | 新ビジネス
連日のマスコミ報道で、放射能を浴びた高濃度汚染水という言葉が出てくる。なんとなく高濃度より低濃度の方が安心できそうだが、放射能汚染水という言葉に不気味さがある。さらに何べクレルと言っても、余り心配しなくて良いという報道が多く、一体、幾らの数値なら脱毛、白血病、発ガンの可能性など健康被害が出るという指標がない。一体、低濃度と高濃度の差とはどの位なのか。事故発生以来のマスコミ報道から事実を整理してみると。

①低濃度汚染水の約1万1500トンは、既に海へ放水した。
②高濃度汚染水は、約6万トンがタ-ビン建屋を中心にまだ残っている。
③放射能基準値は1リットル当たり40ベクレル
④低濃度汚染水は1リットル当り 7,500ベクレルで基準値の188倍
⑤高濃度汚染水は1リットル当り300,000ベクレルで基準値の750万倍

⑥健康被害はベクレルでなくシーベルトの方が分かりやすいが、単純計算は出来ない。
⑦長崎と広島の被爆者デ-タからは、50ミリシ-ベルト以上の急性被爆で発ガンとの関連があり200ミリシ-べルト以上の被爆で発ガン比率が比例している。
⑧高濃度汚染水が亀裂によりピットから漏れて、海へ流出したが、総量が不明。もっと怖いのは、今回の地震で亀裂が一箇所だとは思えない。少なくとも複数個所で亀裂があるはずだし、水ガラスで止水したというのは、海面上の放映されている箇所だけであり、地中から直接海に漏洩している高濃度汚染は、誰が考えてもあるはずだと思った方がよい。

⑨ニュ-スでは、”ピット内の放射線量は毎時1千ミリシーベルト、ピット付近の開口部付近でも400ミリシーベルトを計測”。

⑩つまり、確実に白血病とか発ガンする量の数値を海に流出させたのは間違いない。まだ流出が続いていると捉えておかないと、数日後に他の亀裂場所が見つかりましたという報道にガックリするはずである。

では、事故以来、原子炉建屋の上から放出され続けている放射能はどの程度なのか?韓国や中国、アメリカは数値に神経質になっているが、風向き次第で飛散していく国が変わってしまう。正確な情報を出さない日本は、どうもマスコミへの報道規制を敷いているようだ。

今日、明日の放射能予想では関東地方にも放射能が落ちてきますが、月曜日は、またしても神風で太平洋に流れていきます。






放射能汚染関東直撃中(4月3日~4月4日)と天気予報

2011-04-03 06:45:11 | 新ビジネス
4月に入り、相変わらず、福島原発から関東地方に向かって風が吹いています。昨日の4月2日から月曜日までのこちらのシュミレ-ションで見る限り、数値は別にして関東地区には悲観的な状況です。日本を逃げ出す外国人が急増するのも当然です。テレビの天気予報の風の方向を常にチェックする必要があります。昨日、海外から帰国した人が持っていた現地の英字新聞を見る機会があり、今後の日本の放射能被害の厳しい予想が書かれていました。

しかし、日本では放射能に関する原子力保安院の情報が常に後出しであり、段々原子力不安院としか思えない対応ぶりには困ったものです。

更に、東京電力の電力需要予想に基づいての計画停電により列車運行状況が毎日振り回されるのも生活をする関東、東北地区の住民は弱ります。

天気予報も、最低気温と最高気温、風向きに関しては予報するわけだから、花粉情報と同様に、”明日の午前中は北東の風なので放射能が東京埼玉に飛んできます。外出は控えて下さい”とか”明日は最高気温が16度程度と冷え込みますので、電力需要を20%程度抑える必要があり、主要幹線以外は20%程度の間引き運転が行われるでしょう”という一歩踏み込んだテレビ局としての発表をすべきである。

放射能汚染の水を回収するアイデアとしてメガフロ-トを使用するアイデアがあるが、是非やってもらいたい。かって自分もメガフロ-トに乗船した経験もあり、滑走路以外の有効活用(巨大な駐車場案、海上工場等)を仕事で検討したこともあるが、当時は羽田空港の新滑走路に使用してもらえば、環境破壊を防げ、建設コストが下がるるという目的で2つのメガフロ-トを建造した。しかし、従来工法のゼネコンとメガフロ-トを提唱する造船会社連合が競争して、ゼネコン案に負けた結果、MEGA FLOATプロジェクトが宙に浮いてしまった。当時作られたものが、清水港にあるらしいが,2つとも同じ場所にあるのか、2つの内の1つなのかは分からないが、1つでも3万トン位の水が収容できる。