今夜も一杯 ! ヒロシのブログ

電子書籍で「新サラリ-マンの法則」 「笑いの宝庫」を出版しました。

砂に沈み行く北京

2007-10-29 06:31:51 | 気がついたこと
来年開催される北京オリンピック。しかしあと数十年後には北京は砂の下に埋もれてしまうというが定説である。中国の国土は日本の約30倍近くで960万平方Kmもあるが、すでにその約30%近くが砂漠化している。砂漠部分だけでも日本の国土面積の4倍近くである。既に砂漠は北京まであと70Kmまで迫っていて、毎年4Km近くの速度で迫っている。ここ数十年で北京への人口集中が進み、その周囲の地区での森林伐採、工業用に大量の地下水の組み上げや自然環境の破壊で、水不足問題に加え、砂漠化が一気に進行してきた。砂漠化拡大を阻止するために緑化計画などの抑制措置も取っているようだが、はたして自然の猛威の速さに勝てるのかは疑問である。

THE PLATTERS

2007-10-28 08:11:56 | Weblog
小学校に入学した頃は、時代的にはテレビ受信機の販売を開始したばかりで、極めて高価だった。当時の新入社員の初任給が1万円の時代に、14インチの白黒テレビ価格が17万円(17ケ月分)。現在の初任給が20万だと仮定すると17ケ月分なら340万円に相当する娯楽品だったので、テレビがある家なんて田舎ではどこにもなかった。実際に普及しはじめたのは、その数年後だった。

当時の家庭での娯楽と言えばラジオであり米軍の岩国基地から発信されるFEN(極東放送)から流れてくる米国の音楽は子供心にも新鮮だった。FENの事を進駐軍放送と言っていた。最初に憶えたコ-ラスグル-プの名前がTHE PLATTERSだった。黒人独特の高い声のオンリ-ユ-だとか、スロ-テンポな曲である”煙が目にしみる”は今でも良く歌う。小学1年生では、曲の英語の意味なんて判るはずがないのだが、いつの間にか曲を覚えてしまう。日本の歌謡曲はどちらかというと嫌いで、一曲も憶えなかったくらいだから、よほど変っていたのかも知れない。

洋楽でもジャズっぽい音楽か軽快なテンポのポップスが好きだった。この頃に憶えた曲は今でもカラオケで歌うが、大袈裟な言い方をすれ当時の米国の音楽で知らない曲がないほどである。その10数年後に色んなジャンルの洋楽を聴いてきた経験が役に立つ時がきた。大学でエレキバンドを始めた頃に、アルバイトで色んなジャンルの店(喫茶店、サパ-クラウブブ、ダンスホ-ル等)で外国の曲を演奏したが、選曲に困らないし、殆どの曲を知っているという事はありがたいことだと思った。

12月にはプラタ-ズのクリスマスディナ-ショ-を見に行く。当時とはメンバ-も違うが、数十年ぶりにプラタ-ズを生で聞けるかと思うと楽しみである。

任天堂

2007-10-26 07:21:39 | Weblog
自分が幼稚園に通園していた頃は、花札でよく遊んだ記憶がある。他の遊びが少ない時代に子供同士でも大人と子供のペアでも手軽に楽しめた。トランプ(カ-ド)が一般的に普及したのは、その後で小学生の高学年頃だったと思う。花札で遊ぶためには、花の名前(松、梅、菖蒲、萩等)と1月から12月までの季節の組み合わせを憶えていなくてはいけないが、場所を選ばず子供でも大人でも楽しめる。トランプと同じように、札の組み合わせで役を作り点数で競技する。20近くの役の名前を覚えたり、勝敗を決める為に、瞬時に点数を計算しなくてはいけないので頭の体操にもなった。その花札の箱に書かれていた会社名が現在の任天堂である。

江戸時代に誕生した花札は、使う枚数が合計で48枚。それを4枚づつ12ケ月に分けた花の図柄になっている。遊び方も、二人で遊ぶ”こいこい”、3人で遊ぶ”花あわせ”。1回の勝負も5分程度なので、いつでも始めれるし、いつでも終わらせれるのが便利である。しかし、今考えれば、小学生が役の名前”花見で一杯”、”月見で一杯”、”猪鹿蝶(いのしかちょう)”なんて叫んで遊んでいたわけだから、不思議な時代だったのかも知れない。

花札を作り、トランプを作り、ファミコンやゲ-ム機まで作ってきた任天堂。100年以上も時代の波にうまく乗り切れて経営出来ているのは、本物の遊び心を持った会社だという事である。

ビジネスも、恋愛も人生もゲ-ムだと思えば良い。頭と気を一所懸命に使わないと負けてしまう。一番大きなゲ-ムは、外交というカ-ドを使う戦争かも知れない。



発想の転換

2007-10-24 07:15:49 | Weblog
昨夜は東京MXテレビで、「東京のまどから」という番組を放映していたのを見た。石原慎太郎知事が、各界の著名人を呼んでの対談を行う内容である。番組のイメ-ジで言えば、徹子の部屋の慎太郎版だと思えば分かりやすい。石原氏がインタビュ-側に回って、相手の話を引き出しながら、自分の考えやコメントを述べるという、普段のテレビでは見えない石原氏の側面が見える面白い企画である。

昨夜は、「発想を変えるには」という内容の対談があった。その中で石原氏が紹介したのは。「日本人のほとんどが、発想の転換と言えば、前に飛ぼうとする。発想の転換というのは横に飛ぶ事が大事」という内容だった。確かに思い当たるふしがある。仕事で発想の転換を求めるために、ブレ-ンスト-ミングをしても、不思議なほど若い人は面白いアイデアが出てこない。ある意味発想の転換が出来難い生活環境であり世代なのかも知れない。突出するより横並びが当たり前の時代で育ってくると、常に横の世代の言動ばかりを見て自分も合わせてきた人達にとっては、前に出るか、後ろに下がるかしか、思いつかないのかも知れない。

横に飛ぶ発想を持つためには、横に飛ぶ毎日の行動がないと出来ない。言い替えると、常に楽な生活を選んでいる限り、頭脳(智恵)を使う事がないので、常識の範囲の考えを越えれない。たとえが悪いが、狭い道で知らない人と出会えば、横に逃げて道を譲らないと相手とぶつかる。出来れば自分から道を譲るタイプの生き方が面白い。相手を観察できるからである。感謝の言葉も言わず、こちらが道を譲るのは当然だと言う相手もいれば、出来た人だなという感心する人もいる。人生も同じである。狭い社会生活の中で生きていて、前から相手を見て、後ろから悪口ばかりの人を見ると淋しくなる。もっと相手の色んな側面を見る努力が出来ないと薄っぺらな人という一言で終わってしまう。

横から見る考えや相手から自分がどう見えてるかを考えれる人でなければ、自分自身の進歩も発展もない、つまんない毎日の繰り返しで歳を取っていく。いつの間にか後戻りが出来ないほどに立派に嫌味な人間になっている。横に飛ぶという事が出来ない人は考えに柔軟性がないので、自分の生き方と違う別の人達の生活や言動を受け入れれない自己都合優先タイプな人としか相手には写らない。


非常事態

2007-10-21 10:24:50 | 気がついたこと
日本では警察に電話するなら110番、救急車や消防署なら119番。一方、アメリカとカナダでは、いずれの場合も911番でこと足りる。2001年にニュ-ヨ-クの世界貿易センタ-が旅客機を利用した同時多発テロで崩壊したのは9月11日で9.11事件。テロリスト達が狙ったのは、大国である米国が非常事態でパニックに陥っている状況だという事を世界中にアピ-ルするために、わざわざ9月11日というを選んだと思われる。その3年後にマイケルム-ア監督がドキュメンタリ-映画「華氏911」というブッシュ政権の対応を描いた作品を発表した。ちなみに華氏911度と言えば、摂氏に直すと488度という高温になる。太陽系で言えば金星と同じ温度である。昔、最初のニュ-ヨ-クでイエロ-ペ-ジ(職業電話帳)の中に、救急車サ-ビスの広告のペ-ジが多いのを見てビックリした。日本では救急車は公的なもの(無料)なのに、米国では民間の会社が救急搬送の経営(有料)をしているのに驚いたわけである。

今日は息子の結婚式

2007-10-20 09:05:59 | なんでやねん
10月20日、今日は息子の晴れの門出の日。新郎側の父親として披露宴の結びに両家を代表してスピ-チをすることになる。おめでたい席ではあるが、いつもの調子で飲むわけには行かない。最後までアルコ-ルの量を抑えておかないと、ロレツが回らない状況になると最悪である。普段使わない言葉の連続になるので、立て板に水の如く話さないと、途中で詰まるともう大変。次の言葉が出てこないと、だいたいスピ-チしている側より、聞いている方がハラハラドキドキと緊張するものである。

どちらかと言うとスピ-チは好きな方である。大きな会場で何も考えていない状況の中で行うのは、アドレナリンが湧いてきて楽しくなる。こういう事も、長年音楽バンドをしていて、色んな場所で演奏の途中にMCをしてきたお陰である。マイクがあるのか、生の声でするのかは会場に行って見ないとわからない。少しエコ-が効いてると嬉しい。スピ-チに詰まらなければ、楽しい1日になるはず。もし最悪詰まってしまったら新郎の父でなく、心労の父になる事だけは間違いない。

優しさと勇気と希望を胸に!

2007-10-17 07:06:19 | なんでやねん
下町を歩いていると掲示板にこんな前時代的な文章がポスタ-に書かれていた。数十年前のフォ-クソングの曲名みたいだと思っていたら、自衛官募集の広告だった。今国会で問題になっている海上自衛隊のインド洋での給油活動継続の可否討論を思い出した。与党が歌を作るとすれば、”優しさと勇気と希望を胸にインド洋”と詠みたいのかも。一方の野党としては、”優しさと勇気と希望を胸に総選挙”と言いたいはずだし、国民とすれば、”優しさと勇気と希望を胸に年金給付”と詠いたい。

ほたるのひかり  雨宮蛍

2007-10-16 06:57:51 | Weblog
携帯電話のメ-ル作成をメモ代わりによく使用する。電車の中の広告や、歩いていて目に入った言葉を書き込んで、保存(未送信状態に)しておくわけである。時折、見返すと色んな言葉や情報が書き込まれている。どこで、どんなシュチエ-ションで書いたものか思い出さないキ-ワ-ドも結構あるが、その時はネットで単語を検索すれば思い出す。
先日も携帯のタイトルを見返してると”漫画家、ひうらさとる、干物女”と3つの単語が書きこまれているのを見つけた。気になって本屋に行って、ひうらさとるの漫画を置いてますか?と聞くと、少女漫画コ-ナ-に置いてますよと女性店員が答えてくれる。まさか少女漫画(?)だとは思わなかった。少女漫画の単行本はだいたいタイトルの文字が赤かピンクが多い。少女漫画と言えば1970年代に読んだ土田よしこ作の「つる姫じゃ~っ!」 以来である。中学、高校生が立ち読みしている中に混じって、タイトルがホタノヒカリという本を読んでみた。主人公が27歳のOLで、 グ-タラ生活。とうぜん恋愛がうまく行かないスト-リ-なのだが,納得できないのは女性作家の目から見た男性像を書いているので、どうもスト-リ-がピンと来ない。正直、漫画も下手である。少女漫画の絵で大人の女性の恋愛を描いてるのがこの漫画の変った所である。ネットで作者の”ひうらさとる”を検索してみた。今年41歳になる少女漫画作家で、今年結婚したという記事と写真も載っていた。納得である。漫画の主人公の事を干物女とか、恋愛するより帰って寝たい女と定義づけながら、けなげに生きている所を強調している。まさに作者の人生そのものを漫画に表現したものと容易に想像できる。それにしても女性漫画家が描く男性像とは世の中にいない男性の事だと苦笑してしまう。ちなみに漫画の主人公である雨宮蛍の姓名判断を見ると以下のようにかいてある。作者は主人公に素晴らしい名前をつけたものだと感心する。
山本式生命判断 http://www2.mahoroba.ne.jp/~kazu-y/input.html

(雨宮蛍)
34画。破壊波乱、悲運の霊位を示す最凶数。散る、乱れる、壊れるの暗示のある悲運数で、事故遭遇や身内のトラブルなどが起きやすく、事業の倒産、病弱など肉体的・精神的に薄幸の傷心が続き、晩年孤独に終わる悲運数とされています。(可能であれば改名された方が宜しいです。)




ペイパブ

2007-10-14 08:33:10 | Weblog
パイパブって知ってると聞くと一瞬、どんなパプなの?行った事がないという人が殆どだと思う。知ったかぶりで、昔行った事があるなんて答える人が居れば楽しい。

ペイパブの正式名称はペイドパブリシティ。新聞や雑誌に対して料金を支払って、記事風の体裁で出される広告のことである。記事体広告とも呼ばれる。時折、休日の新聞等で、某週刊誌等でも取り上げられた注目の商品だと紹介しているような記事があるが、それがペイパブである。それ自体を広告だと気付かせないようにする方法である。

擬き(もどき)

2007-10-12 07:04:35 | Weblog
写真右側の本物のキャビア20gが12,999円と表示されている。つまり1グラム650円という高価なものである。左隣のイミテ-ションキャビアなら50gで599円。1グラム12円という安価である。本物とイミテ-ションの差は約50倍。本物と偽物の差がそんなにないのが偽ブランド品である。
イミテ-ションは偽物というよりモドキ(擬き)の表現の方がピッタリする。つまり似て非なるものである。カニの身に似たカニカマ、シシャモの卵を使ったイクラもどきや数の子もどきは定番化している。畑のキャビアと言えばとんぶり。色、形、歯ざわりがそっくりなのには驚かされる。



仕事の意義

2007-10-11 07:07:28 | 気がついたこと
最近はちゃんと挨拶が出来ない人が結構目に付く。時代のせいなのか無神経なのかが良く分からない。たまに居酒屋に行っても、自分の仕事のやり方を理解してくれない同僚や上司の悪口談議を肴に飲んでいるテ-ブルが近くだとウンザリする。同僚や上司に対して自分から積極的に協力したり相手を理解しようとする努力をしていないのが会話から分かってしまう。そのくせ自分の事は相手に理解してもらいたいという片思い的な話である場合がほとんどである。

自分より年下のサラリ-マンと飲む時は、給料を貰って仕事をしているのだから、嫌だと思う上司でも部下として一生懸命に仕える事が仕事だという事と、自分の能力を100%を出すように頑張っているかを自問自答することが大事だと教える。同時に、他人を思い遣る気持ちを持ち続ける事を教えたい。それがないと自分が相手に伝えたい事が正確に伝わらないし、相手からも無理解な人だとしか思われない。人生は毎日が楽しいはず。毎日を楽しくするかしないかは、自分の気持ちの持ち方が一番大きいと思う。

かんたんスイ-ツ教室

2007-10-08 16:44:57 |  人の縁は不思議
今日のお昼に自分の本を出しましたからプレゼントです、と言って女性シェフで美人の加賀田京子ちゃんが署名入りの新刊書を自分に手渡してくれた。いつも良く気がつくし、愛嬌があるので話をしても楽しい。タイトルは”かんたんスイ-ツ教室”で出版は扶桑社。もともと、彼女が協同乳業と提携して定期的に新製品を売り出しているアイスクリ-ムはコンビニでも売っているので有名である。今年のアイスクリ-ムはこちら。是非近くのコンビニで探して味わってみて下さい。
http://www.sanshoad.co.jp/kagata/introduction/products/pudding.html

かんたんスイ-ツ教室はネットでも本を購入できます。
http://www.boople.com/bst/BPdispatch?isbn_cd=9784594054793

彼女の公式サイトをクリックすれば可愛い顔も見えます。
http://www.sanshoad.co.jp/kagata/#

ネ-ルア-ト

2007-10-08 07:50:18 | 気がついたこと
一昨日,東京駅の新幹線中央入口の手前にある階段に3人の若い女性が座り込んで、お互いに指先を見せ合って話をしていた。キンキンキラキラのネ-ルア-トの指先である。良く見ると頭(茶髪でロング)から足元(ブ-ツ)までのファッションが完全にア-ト状態である。普通の男性から見ればネ-ルア-トをしている女性はキャバクラかデ-トクラブで働いている人としか思えない。まず、真面目そうとか知的な顔をしている人がほとんどいないからである。喫茶店に置いていた男性向け週刊誌にも 「OLで派手なネ-ルア-トをしていれば、チャラチャラした事は大好きだけど、仕事は適当に手を抜いてやってますというタイプにまず間違いない」 と書かれていたが、確かにそうだと思う。ネ-ルア-トをしている女性を男性から見れば、料理洗濯掃除がどちらかと言うと苦手で、自分から相手に尽くすタイプでは決してありませんという力強いメッセ-ジを男性に送ってるとしてか思えない。彼氏がいれば、まずネ-ルア-トなんてしないと思う。今は彼氏がいません募集中です,という訴えをネ-ルでPRするのも現代風なのかも。それにしても付け爪というマンガチックな物に凝るのは男性のアキバ系(萌えやコスプレ等、バ-チャルなものに憧れる)のオタクと同じ精神構造だと思う。ネ-ルア-トは中学、高校生くらいならまだ可愛いと周囲から思われる年齢かも知れないが、まともな社会人女性なら辞めて欲しいものである。男性が嫌だと思う事が、今の女性の流行ならば、ほんとに不思議な時代である。