今夜も一杯 ! ヒロシのブログ

電子書籍で「新サラリ-マンの法則」 「笑いの宝庫」を出版しました。

携帯電話と軍事技術(その4)

2008-01-29 07:08:33 | Weblog
携帯電話を使ってニュースや路線や時間表を見たり、JRや航空機の予約が出来るのはインタ-ネットのおかげである。すでにパソコンでインターネットの利用は普及しているが、このインターネットもやはり1960年代に基本システムが構築された。

目的は、ソ連の核攻撃に備えるためで、従来の集中管理型の大型コンピューターが破壊されると、繋がっている子機のコンピュータがすべてが停止する。この被害をなくす、つまり大事なコンピュータシステムが核攻撃を受けても機能するネットワーク作りのために、全米の大学や研究機関のコンピューターを相互接続する実験が行われ、お互いのコンピュータに蓄積されている情報・データを取り出す事が可能になった。

皮肉なことに技術は核戦争を想定することにより、飛躍的に進歩する。それは、膨大な国家予算を使用して開発が出来るために、手に入る技術である。それが、民生機器に適用することにより、利便性というものを手に入れることが出来ているのが、現実である。

携帯電話と軍事技術(その3)

2008-01-28 12:41:30 | Weblog
友達と携帯電話で会話をしながら、歩いていても、トンネルとかビルの深い地下に入らない限り普通は相手の携帯電話との接続は切れません。多分、一度くらいはCDMAという言葉を聞いた事があると思いますが、正式にはCDMA(Code Division Multiple Access / 符号分割多元接続)で、もともとは軍事技術として開発された無線アクセス技術で、人が移動していても会話が途切れないような仕組みを作り出しているものなのです。

この軍事技術を米国のクアルコム社が携帯電話向けに使えるように改良したわけです。CDMAは、同一の周波数帯域内で2つ以上の複数の通信(多元接続)が行えるので、携帯電話と近くの地上局が接続されて、友人と会話をしている人が、歩いて移動を始めると、最初の地上局から離れていき、段々電波が弱くなってきます。そうすると次の地上局がまた近ずいてきて電波が強くなった瞬間に、次の地上局に自動的に接続し、シームレス(継ぎ目なし)の会話が出来るというしくみなのです。

最近ではCDMA2000という規格が採用されています。携帯電話の移動速度によってデータ伝送の速度を変えています。車に乗って携帯を利用するような高速移動時は伝送速度が144kbpsと低く、ゆっくりした歩行のような低速移動時は384kbps、立ち止まって会話をする静止時は2Mbpsと高速移動時の10倍以上の速度でデータを送るわけです。

携帯電話と軍事技術(その2)

2008-01-28 07:17:06 | Weblog
最近は携帯電話のメールを利用する人が多い。メ-ルはパケット通信であり、1960年代に開発された軍事技術からの転用という事を知っている人は少ない。しかも、この技術の開発目的は、核戦争下でも通信が確保出来る技術の確立だった。つまり、核爆弾で通信施設が破壊されても、その施設を再び使って通信できる方式の研究だった。結果的には、通信経路を選ばない分散型コミュニケーションネットワークという概念である。特に、デ-タを小分けにして送るので小包(パケット)通信と呼ばれる。




携帯電話と軍事技術(その1)

2008-01-27 23:27:17 | Weblog
昨年の4月以降に発売されている全ての携帯電話にはGPS機能が搭載されている。もともとGPSは、米国の軍事技術である。人工衛星と今いる位置との交信により、正確な位置がわかる。米国がGPS技術を民間に公開する前の1970年ごろに、同じような機能を持つ機械を仕事で設計したことがある。目的は日本の精緻な地図を作る為の測定装置で、少し大きい装置だったがトラックの荷台に乗せて移動できるものだった。宇宙には、無数の人工衛星が飛んでいる。当時の日本は独自の静止衛星や通信衛星を持っていなかったために、飛行時間と飛行経路を全て公開されている他国の人工衛星に向かって、レ-ザ-を発射して、帰ってくる時間を測定して、自分の正確な位置(緯度、経度)を測定する機械である。地平線から次々と上がってくる人工衛星を見つけると、自動追尾しながら何度もレ-ザ-を発射する。当時、もう少しレ-ザ-出力が大きい装置を製造できれば、地上から次々と人工衛星を打ち落とすのも可能だと思ったことがある。まだ当時の民間の飛行機や船はジャイロ技術(慣性誘導装置)で航路を確かめていたが、ジャイロの動作不良で、航路を間違うこともたまに発生していた。特に、1983年9月に大韓航空のボーイング747が、慣性誘導装置の設定ミスのためにソビエト連邦の領空を侵犯し、ソビエトの戦闘機により撃墜された事件は悲惨だった。更に、この技術をミサイルに搭載すれば、簡単に目的地に誘導することが出来ると思っていたら、その数年後に米国はトマホ-クという巡航ミサイルを発表した。

出版手続きは全て終了しました

2008-01-25 06:16:58 | 今年の目標
原稿の校正、表紙とカバ-の決定、著者紹介の記事だとか、原稿を書き上げたあとも一冊の本を出版するまでに結構の作業量がある。とくに原稿は、印刷所に回るまでに何度も読み直すのだが時間がかかる。本屋で買った本を読むなら気軽だが、自分で書いた原稿を、文章の流れによどみがないか、言い回しや表現方法に問題がないかをチェックしながら、約10万文字の流れを何度もチェックしなければならない。速読しても1回、最低3時間は必要である。昨夜で全て終了した。今日は印刷所に回される。後は出版されるのを待つだけである。

文章というのは、川原にある石と同じだと思う時がある。上流からゴツゴツの石が転がってくる間に、角が取れ、段々丸みを帯び、更に表面がピカピカになっていく。あらっぽい文章も、一度書いた後に、何度も読み返して書き換える間に、石と同じように角が取れていくものです。




ただ今、原稿の校正中

2008-01-23 21:15:41 | 今年の目標
さすが出版社は仕事が速い。原稿を送付するとわずか1日で印刷用の様式に修正したものを返送してきた。昨夜と今夜は、それを再チェックしなければならない。さらに今夜中に、表紙のデザインの選定もしなくてはいけない。結構、校正作業は時間を費やすもの。自分のブログもあまり手が付けれず、明朝早く起きても、再々チェックする必要がある。週末には、表紙のデザインをUPできるかも。

ついに完成! 長編原稿

2008-01-21 05:48:36 | 今年の目標
ついにやり遂げました。我ながら感激!
昨年の年末から昨日まで、まる3週間で原稿用紙237枚分を書き上げた。とくに
原稿の最後の仕上げに集中するために、この土曜日曜の二日間はネットカフェで過ごした。

ネットカフェは便利でした。特に次の4点は気に入ってる。

1. 24時間静かな環境(まるで図書館なみ)で喫煙は自由なのが最高
2. 眠気覚ましのドリップコ-ヒ-が自由に飲め、疲れたら応接セットでくつろげる。
3. パソコンの応答速度が速いし、ネット環境は最高。仕事がはかどる。

二日間ネットカフェで仕事をしていると、店員さんが時折不思議そうに見ていた。お店に来る客のほとんどは、ネットゲ-ムをするか、漫画を読みにきているかのいずれかである(当然)。
どちらもしないで、ずっとキ-ボ-ドを叩き続けているわけだから、やっぱり変な客だったかも.......。

昨夜の8時に完成した原稿を、出版社にメ-ルした後のビ-ルは最高!目はショボショボ、睡眠不足だったのでバタンQの夜でした。作家ってつくづく大変なのが身に沁みて分かった3週間でした。

焦点距離

2008-01-18 07:06:50 | Weblog
昨夜も酔っ払って,寒々として見える月は空気も澄んでいて本当に綺麗だった。しかし、家に帰って久しぶりに望遠鏡を出して覗いてみると凸凹のクレ-タ-ばかりが見える。日本一美しい山と言われる富士山も、近づいて見るとゴツゴツとした岩肌ばかりが見えて綺麗だとはとても言えない。

人も同じで、顔がハンサムだとか、美人だと言っても、多少の距離を置いて見た場合の話である。近づいて、さらに顔を虫メガネで見れば、毛穴しか見えない。何事にも適当な距離を置かないと全体が見えないので綺麗に見えないということである。

精神的なものも同様である。相手に興味があるうちは良いが、相手に近づき過ぎると、今まで見えなかった余計な事まで分かってしまう。親子関係でもス-プが冷めない距離に住んでいれば、余分な干渉をしないので、割と良い関係を保てるが、近づき過ぎると、間違いなく煩わしい問題が出てくる。

カメラの焦点距離を考えればよい。もっと細部まで撮影しようと相手に近づきすぎると、ピンボケ写真になる。常に相手と多少の距離をおくことが、ポイントですね。

若さの条件

2008-01-17 07:42:03 | Weblog
毎週土曜日の日経新聞には、別紙としてプラス1という1週間のテレビ番組と今売れている商品を紹介している新聞が別に付いている。1月12日分の記事は、若く見える条件という内容のアンケート結果を発表していた。男女1000人のアンケートの結果の順意表だが、内容には考えさせられる。

他人が自分を見た場合に、以下のポイントが若いと思える条件との事で、TOP5は次の内容でした。

1. 肌に張りがある 
 
2. フットワークが良い 

3. 新しい事に挑戦できる 

4. 表情が生き生きとしている

5. 好奇心が旺盛 

若く見えるためには、肌に張りがないとやはり年寄りかな?腰が重い人もだめ。引っ込み思案も、暗いのもダメみたいである。それに何でも首を突っ込む精神も必要みたいである。おしゃれに興味があるとか、異性に関心があるというは若さの条件でも、かなり低い順位であった。

成人式は飲み屋の新年会

2008-01-16 06:23:48 | Weblog
成人の日の14日に、都内の飲み屋さんの経営者の集まりである新年会に招待されて参加した。ちゃんとしたホテルの宴会場で、約80軒のお店の経営者が参加したパ-ティである。本来なら250軒が参加するはずだったらしい。式次第に乗っ取って政治家の挨拶もあれば、経営コンサルタントの講演もあり、なかなかのものだった。

①パ-ティはお昼の12時半からスタ-トして午後4時に無事終了した。
②二次会は各グル-プ毎にカラオケスナックに席を移す、自分が参加したグル-プは30名。7時に終了。
③次の3次会はクラブへ。人数は18名に減り九時までで終了。
④4次会が12名に減り10時までという短い時間でショットバ-へ
⑤5次会は一挙に人が減り、わずか4名で居酒屋で11時半まで。

結局、延々と11時間飲んでいたことになる。お店の数は最初のホテルを入れれば5軒。通常、祝日のお昼になんか水商売のお店はオ-プンなんかしていない。冒頭に書いたように、参加者は飲み屋の経営者ばかりの上、ハシゴをして行っても、自分でお店をオ-プンするわけだから簡単な話である。しかも、ホステスがいなくても、一緒にハシゴをしている他の店のママさん達が客の面倒を見てくれる。何軒回っても、タダという楽しい飲み会。まるでスタンプラリ-のような一日だった。3週間後にまた開催するとの事なので、とりあえず参加希望は出しておいた。ブログのネタには困らない話も多いので趣味と実益の一石二鳥である。

魔法の自動販売機

2008-01-12 09:03:44 | Weblog
浅草の仕事場の近くは下町なので、日が暮れると細い通りは歩く人もいなくて、、ところどころにある自動販売機の場所だけが明るく輝いている。昨夜もヒッソリした小道を歩いている時に、タバコの自動販売機があったので、マイルドセブンを買った。100円硬貨を3枚入れて、タバコの種類の選択ボタンを押すと、数秒でゴトッと言う音でタバコが取り出し口に落ちてくる。おもむろに、自動販売機の前で最初の1本を吸おうとタバコを取り出して、最初の一服を吸った。

その途端に、ガチャ、ガチャ、ガチャと自動販売機から音がした。先程投入した100円硬貨が販売機の中の一番したまで落ちた音だろうなと思ったが、それにしても生生しい音なので。左手に吸いかけのタバコを持ったまま、右手をおつりの返却する口に入れてみた。なんと、4枚の百円硬貨が出ていた。

300百円を投入して、300円のタバコを手に入れて、400円のおつり。ラッキー!。良い事もたまにはあるものだと思って、残りのタバコを吸っていた。

そこで帰れば良いものを、突然、別の考えが頭を横切った。400円も手に入ったのだから、もったいないので、後1個タバコを買おう!。ふたたび、百円玉3枚を投入して、またマイルドセブンのタバコの選択ボタンを押した。数秒で取り出し口にタバコが落ちてきた。よしよし、儲かった。タバコを拾いあげて、ポケットに入れて、吸いかけのタバコも携帯灰皿を入れて、帰ろうとした。

またしても、自動販売機からガチャ、ガチャ、ガチャと言う音がする。まさか....
と思って、返却口に手を入れると、やっぱり100円硬貨が4枚ある。

誰が設置したのか、わからない自動販売機。わずか、300円の投入でタバコ2箱(600円分)と現金が400円も出てくる自動販売機。一晩中、同じ事を繰り返したら
ひっとしたら永遠にタバコは出続け、常に400円が出てきてタバコ長者にでもなれそうである。さすがに、後1回試す勇気はなかったが、不思議な出来事もあるものだ。また休み明けに行ってみようかなという気持ちも.......。