今夜も一杯 ! ヒロシのブログ

電子書籍で「新サラリ-マンの法則」 「笑いの宝庫」を出版しました。

ハバネロ  (味の暴君!)

2008-09-28 08:56:41 | 気がついたこと
普通の赤い唐辛子より辛い野菜があるのを始めて知った。写真のように外見はピ-マン似ている。名前は”ハバネロ”で原産地は南アメリカだとも言われている。その辛さはギネスブックにも掲載されている。タマネギ等と一緒に野菜炒め風なものを作れば、その匂いだけでもむせこむように辛い。辛いものが大好きだという人は一度、ス-パ-マ-ケットで購入して食してみれば、どんなに辛いか話のタネにはなります。


ブログ開設して4周年の記念日

2008-09-27 20:01:57 | Weblog
4年前の今日、このブログを立ち上げたので、本日はブログ開設4周年記念日である。ブログを始めた頃は、写真のUPの仕方も分からなかったし、カテゴリ-分けもしていなかった。ほとんど毎日ブログを書いているのだが、時おり書いたものが面白くない時は公開しないので、カレンダ-が歯抜け状態になることもある。しかし、書くことによって考えがまとまるし、一日の出来事を振り返ることもできる。まだまだ当面書き続けていこうと思う。

暗証番号の預かり所(PIN BANKのアイデア)

2008-09-26 07:17:20 | 気がついたこと
注)PIN(personal idetification number)とは暗証番号の事です。

人は誰でも年をとる。年を重ねるごとに段々もの覚えが悪くなり、多少、認知症の傾向が出てくる。家族の名前を忘れたり、食事をした事さえ忘れる人もいる。

 現在のように、身の回りのセキュリティが厳しくなり、電子化されると、銀行の預金カードやパソコンのアクセス時にも暗証番号が必要になる。それも一定期間ごとに暗証番号を変えなくてはいけない場合もある。たとえ年齢とか生年月日に関連した暗証番号を使用しないようにと注意書きがあっても、個人で使用する暗証番号は1種類ではない。お年寄りが、暗証番号を常に数種類記憶しているとはとても思えない。多分何かに書き付けているはずである。さらに年を取ると、悲しいかな書き付けたものがどこにあるのかも思い出せなくなる。

こういう高齢者向きに、大事な暗証番号を預かるバンク(銀行ではない)組織があれば便利だと思う。当然、信頼できる団体でないといけないが、高齢者が電話一本で問合せが出来れば、安心して生活が出来るしありがたいと思うはずである。

ここまで書くとなんとなく素晴らしいアイデアだと思えるが、なりすましを防ぎ、間違いなく本人だと確認するためには、本人しか知らない暗証番号に近いセキュリティシステムを考え出さないといけない。アイデアだけではなかなか難しいものがある。







サブプライムローン

2008-09-25 12:47:02 | 経済
米国のサブプライムローンとは、低所得者層向け住宅ローンと呼ばれているが、実態はローンの返済能力のない人に、多額の金を簡単に貸し付けたので、一定期間が過ぎれば返済不能に陥り個人破産するのは目に見ていたはずである。まさに、悪質なサラ金と同じ手口を国家レベルで行った訳であるから一種の経済犯罪である。ウォ-ル街の頭の良い連中が仕掛けたバブルゲ-ムに、お金のない人達が騙されて巻き込まれたわけである。普通の米国民からすれば、こんなバブルゲ-ムを仕掛けた連中(証券会社)に国民の血税である70兆円を使うのを許さないはずである。

最近のAIGグループの救済、リーマンブラザーズの倒産と、サブプライムローンの被害額と問題の根深さは、想像を絶する。これによる世界の金融機関の損失は138兆円に達するとIMGの専務理事が昨日発表した。問題が発生した当初の推計は100兆円だったものが、さらに増加している。日本の金融機関の損失の実態は幾らまで膨れ上がるのか不安になるが、日本の特別会計の歳出額は昨年度だけでも178兆円。役人が国会審議も受けずに勝手に使える金額の大きさには改めて、ビックリさせられる。役人が国民を裏切る金の無駄な使い方をした場合や、不正をした場合は、民主党の小沢党首の発言ではないが、徹底的に処分すべきである。




個人情報保護法に違反したら

2008-09-24 06:35:32 | 気がついたこと
かつて崩壊する前のソ連は賄賂がまかり通り、共産党員でない国民は食料や生活用品も簡単に手に入らない時代が長かった。この時代のジョ-クがある。
 モスクワの居酒屋で”わが国のフルシチョフ首相は国民の事を何も考えないアホなリ-ダ-だ!”とアメリカ人の友達に酔っ払って話をしたらKGBに逮捕された。罪状は、侮辱罪だと思っていたら国家機密漏洩罪だと言うのである。

もし友人に今の日本の総理大臣は能力がないから自分の生活も良くならないと言ったら、他人に総理の個人情報を流したことになるのか、総理を侮辱した罪に問われるのか、この問題をマジメに考えてみれば、今の個人情報保護法への過敏な反応が可笑しいと思うはずである。大げさに言えば、居酒屋で上司の悪口を言った人が、それを聞きつけた人が上司に報告すれば、やはり悪い情報(風評)を流したという事で情報漏洩問題である。

個人情報保護法を間違って理解すると、独身者同士が恋愛結婚する機会もなくなる。名前や趣味や家族構成を聞かれても、個人情報だからと言って答える必要がない。別に匿名を名乗っても、虚偽の内容を相手に伝えても、相手からするとその真偽を確かめる手段がないからである(個人情報保護法で守られていると思い込んでいる)。たとえ泥棒だって警察官に職務質問されても、個人情報は他人に教えないと言えば済んでしまうことになる。もし徹底して法律を遵守するなら、間違っても人の悪口や噂話を他人にしてはいけない事になる。ビジネスマンでも客先で名詞を出しても、お客様から名詞を貰う必要もなくなる。もし名詞を落としたら財布を落とすより大変な事になるはずである。

はっきり言って、誰でも普通の会話をしながら自分の個人情報または他人の個人情報を漏洩させているものである。

現実の法律は、個人情報保護法を適用する対象企業は以下の通りである。
 「体系的に整理された個人情報(個人データ)を5000件以上保有する企業」

実際に起きた情報漏洩事件での判例を見ても、一人当たりの罰金は5千円~1万円程度である。例えば1万人の情報が流出して、被害を受けた人が訴訟すれば1億程度の被害と誇張して表現する事が多いが、現実的、何人が訴訟するかと言えば、100人に一人もいない。千人に一人くらいいるかもしれない。訴訟するためには訴訟費用が必要である。1万円の損害賠償を得るために何万円も訴訟費用がいる。その被害内容も、迷惑メ-ルや葉書が来たという程度なら、自分の個人情報は自分で流したまたは教えた可能性が高い。

2002年に起きたエステのTBCのホ-ムペ-ジで約4万件の個人情報が放置されていた事件がある。個人的に訴訟した人が数人いたが判決として迷惑メ-ルを受けた13人に対して合計39万円の支払い命令を下した。しかし、個人的に訴訟をした人は3万円を勝ち取るのにその数倍の数万円を費やしている。エステの場合は、個人の身体的な情報を包含しているので、特殊な例であり訴訟した人の割合が多いが、普通はこれだけの人が訴訟をする事はありえない。

個人情報保護法は行き過ぎると、経済活動が全て停止してしまうし、個人の言動も全て規制されてしまう。片手落ちの変な法律を作ったものだ。



個人情報保護とは

2008-09-22 07:10:04 | 気がついたこと
先週は、プラバシー関係の仕事をしている会社の社長と雑談をした。その席上で、個人情報保護法の話題になり、彼の明快な説明を聞くことが出来た。彼のスタッフには、個人情報保護法を作成時の座長を務めた教授もいる。まとめると以下のとおりである。

個人情報とはプライバシーの事であり、プライバシーを守る役目がセキュリティ。
セキュリティは技術力を駆使すれば、幾らでも強固にできる。しかし、プライバシーとは、他人が自分の個人情報をどの程度まで知ることを許すかという個人の判断(感性)にゆだねられる。

例えば、自分の家族や血液型、性格、最近の行動や趣味を他人に平気で話をする人は、自分からプライバシーを公開しているわけである。逆に他人に自分の事を話さず、人に聞かれても答えない人もいる。個人情報の保護の対象とは、自分が他人に教えたくない部分であり、その部分が個人情報保護のセキュリティー対象となるわけである。


鏡のネタ

2008-09-20 08:46:10 | 面白ジョ-ク かVOW
使い捨てのメモ帳をいつも持ち歩いている。使用済みなので、捨てる前にパラパラと見ていると、綾小路公麻呂の”鏡”のネタが書き付けてあった。
いつメモしたのかも憶えていないが、女性心理を表現していて面白い。

10代 鏡の前でおおはしゃぎ

20代 いつも鏡とにらめっこ

30代 鏡の前で微笑む毎日

40代 遠めで納得

50代 鏡を拭いた

60代 鏡の前を通り過ぎた

70代 鏡を捨てた

リ-マンブラザ-ズ倒産(その3)

2008-09-18 06:43:52 | 経済
予想通り昨日の株式市場でストップ安の銘柄の半分は不動産会社だった。今後はIT関係会社の資金調達が苦しくなって株価が下がってくるはずである。

AIGには 米国政府とRFBが9兆円の支援を昨日決定した。僅か3日前に倒産したリ-マンには、民間企業に政府の金は融資しないと言いながら、同じ民間企業であるAIGには融資した。その理由はAIGの倒産は社会的影響が多いからという訳の分からない言い訳である。なぜリ-マンと差別をしたのかと言えば、リ-マンはユダヤ系企業だからである。ユダヤ資本と言えば、石油価格の暴騰を仕掛けたり、儲ける為なら何でもするというのが一般の米国人の思考の底辺にある。

ユダヤ資本であるリ-マンが潰れかかっても、それは自業自得であり、儲け主義一辺倒の企業に政府の金(米国人の税金)を融資するなんて、現役の大統領だって賛成しないし、次期大統領候補であるマケインだって、オバマだって賛成するはずがない。なぜならもし支援すべきだと言えば、彼等の支援者が離れていくからである。

ユダヤ系にはアメリカ人もいればイギリス人、フランス人、ドイツ人、ハンガリア人に加えイタリア人、ロシア人もいる。全世界に散らばっている上にその国にしっかり根付いている。ちなみに歴史的に有名なユダヤ人と言えば、英国首相だったチャーチル、ソ連のスターリンやエリツィン、米国ではリンカ-ンに始まり、ルーズベルト、トル-マン、今回の民主党の選挙戦で米国大統領候補になれなかったヒラリー・クリントンもユダヤ系である。さらに米国企業の60%以上は、ユダヤ資本の傘下である。いかにユダヤ人の組織が各国のTOP層に食い込み、その国の経済を動かして儲けてきたかが分かる。過去の戦争でさえ、彼等の利権のために仕組まれたではなかったかと疑われるくらいである。

AIGの話に戻ると、米国政府とRFBから9兆円の融資を貰っても2年間で返済しなければならない。つまり、返済するためには資産を売却するしかないわけだから、2年後にはまた倒産問題が出てくる。もし2回目の倒産危機となると、米国政府も救わないかも知れない。AIGの保険に加入している人は難しい選択をしなければならない。

今回の米国の金融危機を見ていて、コンプライアンス(法令順守)やSOX法を守れば企業は健全であり株主保護にもなるという説明が嘘であることが分かったはずである。


リ-マンブラザ-ズ倒産(その2)

2008-09-17 06:59:49 | 経済
ニュ-スでリ-マンの負債額が発表された。昨日のブログで軽く1兆円は超えると予想で書いたが、フタを開けてみれば64兆円と米国史上最大の倒産だった。米国の国防予算が44兆円だから、その被害の大きさが分かると思う。

記憶にある限り、米国史上最大の倒産といえば、10兆円近くの負債額だったエンロン事件がある。これ以上の倒産はありえないとおもっていたが、リ-マンはこの金額を軽くオーバーしている。リーマンの日本法人も3兆円の負債で倒産(こちらは民事再生法の適用を申請)。

日本の金融会社も合計で1700億円もリ-マンに投融資していたが、かなりの金額が紙屑となってしまった。被害を受けた銀行は以下の通りである。

  あおぞら銀行 486億円。みずほ400億円、新生銀行242億円、三菱UFJ194億円、三井住友185億円。

今は銀行の問題だが、身近な問題として顕在化するのは今からである。また、もう1つのAIG問題だが日本時間の明日中に4兆円の資金調達が出来なければ、倒産へと追い込まれる。米国政府が救うのか見捨てるのか、もしAIGも倒産となれば更に市場は混乱する。救ったとしても史上の混乱が落ち着くわけではない。

日本の金融関係が貸し渋りをしていたために外資系の資金に頼ってきたIT産業と不動産関係は一気に資金調達が苦しくなるのは容易に想像できる。日本経済がこれからどうなるのか、一歩先を読む力は、情報を集めるだけではダメである。創造力を働かすことが大事である。



リ-マンブラザ-ズ倒産

2008-09-15 21:26:36 | 経済
9月14日に米証券大手リーマン・ブラザーズが倒産(会社更生手続きの適用を申請)した。負債額の全容は何も発表されていないが、軽く1兆円を超えるだろうとは容易に推定される。それにしても、サブプライムローンの被害総額は分かっているだけでも20兆円。正確には一体幾らくらいになるのか....。さらにアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が2兆円近くの損失を出し、米連邦準備制度理事会(FRB)に対し、約4兆円の緊急融資を求めているとのニュ-スも流れている。AIGグル-プと言えば、日本ではアリコやアフラックの名前で知られている保険がある。万が一にも、AIGが倒産するような事になれば、日本の保険業界や金融関係にも大きな被害が出てくる。更に、彼等が保有している日本の会社の株価にも間違いなく大きな影響がでる。リ-マンブラザ-ズに出資している大口の投資家の上位30社のうちの1/3が日本の金融機関であるのも問題である。

一体、明日以降の日本の株価と景気はどうなるのか、経済の急降下は充分考えられる。こんな緊急事態になっても、自民党が総裁選挙にウツツを抜かしているなんて、とても責任政党なんていえるような政党ではない。





南極、北極、月極

2008-09-15 08:26:41 | 面白ジョ-ク かVOW
誰もが子供の頃に”月極”の漢字をみて読み方が分からず本当の意味を知らないまま過ごした時代があると思う。自分の場合、中学生の時に繁華街の広場で見た看板には”月極駐車場”の大きな5文字が書かれていた。なんと読むのだろうと考えていた時代がある。自家用車を所有しているのは数十軒に1軒の割合の時代である。それでも月決め駐車場という漢字を書いてあれば、小学生でも中学生でも意味が分かったと思うのに、あえて月極と書いてあったので、個人名か会社名だと無意識に思ってしまった。ツキギョク(ツキゴク)さんは、いたるところで駐車場を経営している金持ちだと思った事もあるし、名前からすると日本人らしくない変わった姓だと思った事もある。

先日、上のような話を、酒を飲んでる席で話をしたら、まだ40歳位の長身の男性が、自分も同じような経験をしましたと話をしてくれた。今はマジメなサラリ-マンだが、子供時代は勉強をしない悪ガキだったらしい。彼が言うには中学のときに月極の漢字を見て、思いついたのは南極、北極という単語に似ているという漠然とした思いだけで深く考えなかったらしい。そうなると月極の読み方は当然ゲッキョクとなる。南極とか北極は知っているのに、月極はどこにあるのだろうと世界地図を探してみたが見つからなかったので、いつもつるんで遊んでいた余り頭の良くない友達に月極は世界地図に載っていないという話をしたら、月極は、地球じゃなく、月にある北極と南極の事なので地球の地図には載っていないのは当然だよ、そんな事もお前は知らないのかという出鱈目な事を教えられて、そうか月極は月にしかないので自分も知らなかったのは当然であり、こういう事を知っている人は俺ぐらいかなと思い込んでいたらしい。

彼が大人になってから仕事場で目に付く生意気な後輩に月極(ゲッキョク)はどこにあるのかを説明したら、相手から、あれはツキギメと読むんですよと言われて、エッ!-そうなの???、何十年も信じ込んでいた事実がもろくも崩れ去ったんですよ~。それ以来、出来悪い後輩から馬鹿にされてるんです....という悲しいエピソ-ドである。どこにでもある話ではあるが、こういう不幸をまた生み出さない為にも月極でなく月決めと書いて欲しいものである。


小沢一郎の次の一手(その2)

2008-09-14 07:14:17 | 時事問題
昨年の参議院総選挙を思い出すと、民主党が圧勝して、与野党の議席逆転が実現した。この選挙では、小沢一郎は政治生命を賭けると宣言して、選挙前から長期間全国行脚をしていた。一方の、安倍首相は選挙期間中は、自民党は責任政党であり野党の民主党には政権担当能力がないという発言を繰り返すだけだった。

政治家には局面では決断力と胆力がある事を国民に見せる必要がある。前回の選挙では、党首である小沢一郎は、選挙に負ければ議員辞職をするとまで宣言して戦いに入った。一方の自民党には、選挙で負ければ責任を取るという内容を口にした人は幹事長を含め誰もいなかった事を覚えている。

選挙は魔物である、一党の党首が選挙で負ければ議員を辞職するという発言を聞いて、その潔さを無視出来る国民は少ない。多少でも政治家としての力を認める人が居れば、投票する。結果として、小沢一郎は自民党との戦いに勝利した。

小沢一郎と小泉純一郎とは思考形態が似ている。同じ2世議員であり、過去の行動を見る限り、党の壊しや的なイメ-ジが付いて回る。
この二人は同じ1942年生まれの68歳。大学も同じ慶應義塾大学の経済学部卒である。違いと言えば、小沢一郎が緻密なA型で、小泉純一郎が陽気なB型という事である。この違いが、二人がまるで違った政治家タイプに見える原因かも知れない。しかし、お互いを良く知り尽くしている。

福田康夫は彼等より4歳上で、早稲田卒であるが、初当選は平成二年で政治経歴は彼等の半分以下と短い。野党は審議に応じてくれないという泣き言を言って辞任したように、もともとは政治家には向かない資質だった。



小沢一郎の次の一手(その1)

2008-09-13 09:15:18 | 時事問題
9月22日の投票日に向けて自民党の総裁選挙が5人の立候補者の間で行われている。少数派閥の麻生さんが最大派閥の町村派のドンである森前総理も押しているという事で圧倒的有利と言われている。しかしながら、同じ町村派の中川元幹事長が小池さんを押している上に、元小泉総理まで小池さんを支持しますという事態を見ていると、誰が総理になっても、解散総選挙に向けて自民党は派閥単位で分裂しそうである。

従来の派閥の締め付け選挙が出来ない状況は、派閥自体が機能していない事を国民の前に晒している事になる。今回の総裁選で誰が選ばれても、すぐに衆議院の解散総選挙が行われる。もし選挙を考えると、現職議員が考える応援演説に来て欲しい一番は誰だろうと考えれば分かりやすい。ここ10数年間の総理を振り返ると、福田、安倍、小泉、森、小渕、橋本である。誰が考えても政権を投げ出した安倍さん、福田を応援に呼ぼうとは思えない。まして、森さんじゃ人気がない。小渕さん橋本さんは既に他界している。もし新総裁に選ばれた麻生さんが応援演説に行けば失言が増える事は、目に見えている。総選挙期間中の失言で新総理辞任という事態になる可能性が高い人を誰も応援演説で呼びたくないはずである。

解散総選挙での人気度NO.1は誰かといえば、消去法でいくと小泉さんしかいない。新総裁には麻生さんが選ばれたとしても、そのあとの解散総選挙を考えるとキャスティングボ-ドは、彼が握ることになる。しかし、その行く手には小沢一郎の戦略と戦わなければならない。彼は選挙区の岩手から東京への鞍替えを考えているというニュ-スも流れている。多分、自民党の有力者か公明党の有力者の地盤で戦うという、政治生命を賭けた選挙を行うにあたり背水の陣を国民に見せると思うし、また勝利するはずである。


東京

2008-09-12 07:06:51 | Weblog
学生時代に最初に東京に来た時は、まるでお祭のような人の多さに加え、人の歩く速度が早いのに驚いた。田舎では味わえない光景に軽い興奮を覚えた記憶がある。社会人になって地方に住んでいる頃、たまに東京駅に着くと、巨大なビルの多さ、仕事のスピ-ド感、入り組んだ交通機関、大都会の雰囲気に飲み込まれそうな思いを何度かした。

長年、東京で仕事をしていて、たまに大阪や地方に行くと、時間が止まっているように思う事が多い。まさにスロ-ライフである。電車の運転感覚が長いし、自動車は多くても歩行者がいないし、商店街にも活気がないし、夜の赤提灯も侘しく感じる。ある意味ゴ-ストタウンである。同じ日本とは思えないとカルチャ-ショックを憶えることが多い。テレビのニュ-スでも、全てが東京中心である。地方では珍しくない出来事でも東京で同じ事が起きると、ニュ-スとして取り上げる。いまだに東京一極の文化が続いている。

東京は物価は高いし、ゴミゴミしていて住みにくいという人もいるが、交通機関1つとっても電車に地下鉄、バスを利用すれば、自家用車がなくても不便を感じない。美術館や公園も多いし、イベントやスポ-ツ観戦も手軽に実現できる。もし、語学でも趣味でもなにかを学ぼうとすれば、地方では習う場所を探すのに苦労することも、不便に感じる事がないくらいの選択肢はある。東京は住みづらいというのは、全てにおいての利便性を充分活用出来ない人なのかも知れない。







奉仕活動とボランティア

2008-09-11 07:12:36 | 気がついたこと
誰でも、自分は奉仕活動をしてますと他人に言えば、聞こえは良い。何か世のため人のために一所懸命に尽くしているように相手に伝わるからである。もともと奉仕とは利害を考えずに相手の為に尽くすことなので、無償の場合もあれば、薄謝だが有償の場合もある。時折、趣味でボランティア活動をしていますという人に出会うが、あまり感心しない。草むしりだとか近所の掃除のように責任がない仕事をするなら良いが、子供のスポーツの指導だとか、外国語を教えているなら問題がある。善意のつもりが、相手には迷惑な場合が多いからである。

ボランティアをしている人は、自分がやりたいからやっている上にお金を貰っていないので、責任は何もない。もし自分のやり方に文句を言われれば、いつでも辞めます程度の意識しか持ち合わせていない人が多い。

米国では、弁護士や医者のようなお金持ちでも、有名な芸能人、スポ-ツ選手でもボランティア活動をしない人は尊敬されないという風潮がある。なぜそんな文化が育ったのか不思議である。