さきほど、久しぶりにJR秋葉原駅の電気街出口の改札を通過した。近くで生演奏している音が聞こえてくる。引き寄せられるように近づいてみると、秋葉原再開発で建設された高層ビルのダイビルを背にして、白人の男性が弾き語りで歌っている。ストリ-ト・ミュ-ジシャンである。40歳前後で少し髭をはやしており、サングラスにカ-ボ-イハットといういでたちである。ヘッドレストマイクを付けて、少し甲高いが澄み切った声が,雑踏から生み出される騒音を切り裂いて聞こえてくる。丁度うまい具合に、夕日がスポットライトのように横から歌っている彼の体を照らしている。久しぶりに絵になる光景に遭遇できた。鳥肌が立つくらい、演奏している姿と音楽と背景がさまになっている。何度も繰り返して歌うエリッククラプトンのワンダフル・ツナイトは、50歳を過ぎた男性にはメロディが心にグッと来るのか立ち止まって聞いている人が多い。都会のビルの中でカ-ボ-イの格好が似合うというのは、背景としての日本のビルのデザインもニュ-ヨ-クのダウンタウン並みになったなと妙に感心してしまった。
Wonderful Tonightの歌詞の一部を日本語訳すると
夕暮れが迫り、彼女は何を着ようか迷っている。
メイクをし、長いブロンドの髪に櫛をかけ、私に尋ねる「これで良いかしら?」
「大丈夫、 今夜は特に素敵だよ」
パーティに出ると誰もが振り返る。私と並んで歩くこの素敵な人を
そして、彼女が私を気づかってささやく「大丈夫?」
「大丈夫、 今夜は最高だよ」
という実にバカバカしいまでの、ノロケの歌です。
Wonderful Tonightの歌詞の一部を日本語訳すると
夕暮れが迫り、彼女は何を着ようか迷っている。
メイクをし、長いブロンドの髪に櫛をかけ、私に尋ねる「これで良いかしら?」
「大丈夫、 今夜は特に素敵だよ」
パーティに出ると誰もが振り返る。私と並んで歩くこの素敵な人を
そして、彼女が私を気づかってささやく「大丈夫?」
「大丈夫、 今夜は最高だよ」
という実にバカバカしいまでの、ノロケの歌です。