アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ラン、ラン、ラン - 安城デンパークほか

2024-06-24 12:00:00 | みんなの花図鑑
昨日は キク科のアザミ亜科とタンポポ亜科の花の構造を観察しましたが、今日はランの花です。
と言っても、私自身は「ランの花の構造はよく分かりません」(ToT)

コチョウラン



通常 花には 花弁と萼片があります。
コチョウランの花も花弁相当が3枚、萼片相当が3枚あるようです。
花弁というより(手前にあるので)内花被片と言った方が良いかもしれません。
萼片というより(奥にあるので)外花被片と言った方が良いかもしれません。






ただし、花弁(内花被片)3枚(逆三角形に配置)のうち下 1個は リップ(唇弁)に変化しています。
リップ(唇弁)は品種毎に特殊な形に進化しており、受粉のために重大な役割を担っています。
リップ上部に花粉の塊があります。花粉は粉状ではなく塊状となっています。花粉塊は葯帽というキャップに包まれています。
虫がリップにとまり、花の奥に入ろうとすると、葯帽の隙間から出ていた粘着体が虫に付着します。そうすると、粘着体とつながっている花粉塊が引っ張り出され虫に運ばれる、という仕組みのようです。








Google Lensで上の画像を検索したら、これも コチョウランの一種なんだとか? 不思議 (^^)/








デンドロビウム・フォーミディブル





Google Lensで検索したら 上の名前を挙げてきました。

日本洋蘭農業協同組合のサイトの説明には
「デンドロビューム・フォーミディブルは、インドやタイの高温地帯に自生する「フォーモサム」と、山岳地帯に自生する「インファンディブラム」の交配種です。」
とありました。








デンファレ(デンドロビウム・ファレノプシス系)



これもGoogle Lensで検索したら上の名前を言ってきました。
「 デンファレ系は、インドネシアのチモールおよび周辺諸島に分布するデンドロビウム・ファレノプシスを中心に、いくつかの種を交配させて作出された交配種群。」(富山県中央植物園)







ネジバナ (ラン科)



ネジバナ(捩花)は日本に自生する原種のランです。 道端や芝生の中に生えていることが多く、この花も豊田安城自転車道の芝生に生えていたのを屈んで撮りました(´∀`)







ネジバナの捻じれる方向は右巻きと左巻きが半々であるそうです。
また、ねじれ方にも強弱があり、それで虫の集まり方を調整しているという説があります。






ユッカ(リュウゼツラン科)






解説板 丸写し
《今が見ごろの植物》
 ユッカ ’ゴールデン・ソード’
学名 Yucca flaccida ’Golden Sword’
  リュウゼツラン科 常緑多年草
  園芸品種 (北アメリカ原産)
原産地では、ユッカ蛾という虫が花の香りに誘わ れ夜間に飛来し、花粉でだんごを作ります。
 その後、雌しべに卵を産み付け、作っておいた花 粉のだんごで卵をかくします。すると、ユッカは 受粉し種子ができます。
 種子は幼虫に食べられてしまいますが、食べ残さ れた種子でユッカは繁殖します。
 
 日本にはユッカ蛾がいないため、ユッカの種を見 ることはほとんどありません。

 本品種は、葉に鮮やかな黄色の斑が入ります。






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