ちょっと前のお話です。
師匠 「今日さあ、犬のにおいがするんだあ。」
私 「動物のにおいがするってことですか?お隣のワンコか、
野良猫さんじゃあないんですか?」
師匠 「うーむ。それがな、どうも、梅ちゃんぽい。」
私 「梅ちゃんって、急性白血病に罹っていたんですよね。
すごい大きな犬で。」
師匠 「あの犬はね、私が里親のお世話して、届けるのもした仔
なの。だからかな、私のこと覚えていたらしくて、あの
時も、なんか感じていたな。再発したりして2回ほど
きもののお店の時に通ってもらったんだ。親犬の福ちゃんが
亡くなってもう何年だろ?梅ちゃんがまだ元気なら、もう
15歳位かな。
S先生とお会いした時に、先生とも話したけれど、寿命を
延ばしていただけるのって、『2回が限度』って感じるんだ。
それ以上、人間の場合は、本人の徳によるんだと思うよ。」
そう言って、師匠は黙っちゃいました。
そういえば、私の父の時は、2度目のとき、父から、「もう、いい。」
って、言われましたっけ。
梅ちゃん。まだ、元気だといいですね。