同じひとつのできごとを神さまからの恩寵ととるひとがいて、
それをただの偶然と片付ける人がいる。
神さまというキーワードに納得ができなくて、先へ進めないのだと
したら、なんとも、もったいないような気がするのは、いつものただの
おせっかいなのかもしれない。
だが、こう、考えてみるのはどうだろう。
あなたは、こう決めていることがある。
そうすると、それにそった事象が起きていることにはもう、
気づいているだろう。
実は、人間の脳はとてもよくできていて、命令をあたえていると、
それにそって、起きていること、目の前に現れる情報を自動的に
選別をするようになっている。
興味のあることの情報には詳しいが、それ以外は全く知らない
というのは、
脳の生理から言えば、至極当たり前のことなのだ。
だから、自分に必要な情報は引き寄せられる。
言いかえれば、あなたの命令により、すべて選びとっているのだ。
だから、自分の思うとおりに誰もが生きている。
それは、あなたが、認めても認めなくてもということなのだ。
もっと、らくに生きたいと本当に思うなら、自分自身の精度を
上げてみてはどうだろう。
あれもこれもと選ぶのではなく、今の自分に素直に従う。
それが、流れにそって、生きると言うことにつながっていく。