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二式大艇 ニューキットレビュー その1

趣味人(シュミット)のブログへ、
ようこそいらっしゃいました m(._.)m

私がこの世に生を受けた1958年に、国産初のプラモデルが開発され、来年は60周年を迎えます。

嗚〜呼、来年は還暦かあ〜。がんばろ!←何を⁇

静岡県は木材加工産業から発展した老舗プラモデルメーカー、また新興のメーカーが集まり、今では世界の模型愛好家のメッカとなって、先月開催されたホビーショーに多くの人々を吸い寄せました。

その中のひとつ、株式会社ハセガワが創業75周年記念に合わせて出したキットのひとつが

『 1/72 川西 H8K2 二式大型飛行艇 12型 』

です。






株式会社ハセガワ ホームページより引用



旧キットのトリセツが発掘されましたので、ニューキットと比較しながら進めていきますね。

“ NEW ”が入っている画像が、新造キットです。

無印が旧キットですが、細部に眼をつぶるか改修のどツボにはまるかはお好みでどうぞ!




左下に新明和工業(株)監修とありますが、飛行艇などを造っている会社で、身近なところでは特殊車両のコンクリートミキサー車やゴミ収集車、荷物の積み降ろしが便利なパワーゲートが付いているトラックなど、“ShinMaywa”のステッカーがドヤ顔で貼ってあります。





カラー画像の作例にもトリセツの扉で使われているものも、フロートの張り線等がオミットしてあります。

後でご紹介しますが、エッチングパーツが別売りで用意してあるので、そこまで再現したい人は買ってチョー!という訳です。

でも、旧キットでは丁寧に張り方の説明がなされています。

いと をかし!




旧キットより何より1番の改善点は、主翼付け根の接合部が実機に倣ってカーブしているところでしょうか。



それに加え胴体と主翼の接着強度/角度を問題なく決められるよう、隔壁と主翼桁が一体になったパーツがそれらを解決してくれます。





エンジン、主翼を見ていきましょう。







旧キットでは、各動翼、整備台ステップ、機体出入り口ドアなど当時のスタンダードなプラモデルの造りとしてそれらは可動式となっていましたが、フォルムの崩れやパーツ多過(価格高騰)を抑えるため、おおまか2パーツで再現されています。





金属外板と羽布張りのテクスチャーの違いが、武者んよかです。

主翼付け根下面の偏流測定兼下方射撃用の窓が正確に再現されていて、前後の見分けが設けられたクリアパーツは後ハメでも落ち込まないよう、窓枠にはのり代が張り出しています。


ちょっと欲張り過ぎてお腹いっぱいになりました。ε-(´∀`; )


次回は胴体他もろもろレビューします。

最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました。m(_ _)m

では〜! (^O^)/

愛あるあなたの、シンピンパーツを
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コメント
 
 
 
作り較べ見ました (クラキン)
2017-06-20 13:06:10
NEWキット購入しました。
今年の静岡の作品展でWINDSさんだったと思いますが、新旧キットの完成品を並べて出品されていました。
これが同じ型をモデルにしたキットかと思うくらいアチコチ違いがありました。
特にエンジン回りと機首周りはえぇーー!って思うくらい違っています。
当然NEWキットの方が正確なんだと思いますが、面白いですね。
 
 
 
Re:作り較べ見ました (趣味人( シュミット ))
2017-06-20 19:24:51
kurakin 様

そうですねー。横に並べると見破られてしまいますが、50年も引っ張ってきたんでいつか改修版をやりたいと新設計したんでしょうが、セールスとしては東欧圏ではどうなんでしょう?
じゃんじゃん売れるアイテムではなさそうですから、長いスパン(また50年引っ張る?プラモあるんかや⁇)での商売に乗せてもらったらいいですね。ありがとうございました。
 
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