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UAMC2024 IN 各務原レポート +0.0


ようこそ !
 趣味人(シュミット)の
   プラジェクトX(ばってん)へ!

昨日の夕刻、大阪発のフェリーに乗船し、今朝の6時に九州接岸。3時間程高速で熊本へ向け南下、参加者全員無事帰投しました。

岐阜までの蜘蛛の巣のような自動車道、都市高速、名神高速道路をひた走り、横風に煽られながら初めての道に緊張しながらも、往路復路共に天候に恵まれた旅程でした。
フェリーに乗り込んでしまえば、こっちのもん。船上2泊、岐阜1泊(ホテルは県境ギリギリ名古屋)の3夜連チャンの酒盛り。

何しに行った?

そう、模型の展示会へ行ったのは確か。

技術的にも知識レベルもリスペクトし合える仲に、酒という潤滑油を注ぎ込んで歯車の噛み合わせがスムーズに行くというもの。

収穫は作品の素晴らしさを目に焼き付け、画像にも記録する。そしてその作者さんの想いも受け止める。オフ会の持つ強みがそこにある。

ファインモールドの鈴木社長が弾き出した、日本のモデラーの全人口に対しての生息比率は、たったの3%だそうだ。それからジャンル別の枝葉に分かれたら、エアモデラーはもっと絞られ、マクロ経済に及ぼす影響など無きに等しいもの。
それでもエアモデラーは絶滅危惧種と呼ばれようが、この趣味を絶やさないよう静かながらも活動は続けて行かなければならない。

文化風習は生き物で、時代と共に変化する様態を押さえ込む事は出来ないが、せめてスケールモデルという概念を崩す事のない作品を目指したい。

スケールモデルは芸術品にはなり得ない。民芸品としてもくくることは出来ない。マスプロダクションのプラスチックパーツを組み立てていく壊れやすいおもちゃ。

それを大の大人が夢中になって微に入り細に入り追加工作を施し、塗装は美麗に仕上げる、あるいは稼働中の機械油の匂いが鼻に付くような汚しを塗装によって表現する。

誰でも簡単に作れるプラスチックモデルに、作者が持つ独自の個性的技術を吹き込んで、実物の持つ魅力を引き出してやる醍醐味。


明石海峡大橋をくぐる時に受けた、巨体人工物の圧倒的な存在感を全身に受け、こんな体感をモデリングに込めたいと、何度も何度も映像を振り返った。










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