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素潜り 貞子 ?

趣味人(シュミット)のブログへ、ようこそいらっしゃいました。

月に一二度 週末にはちょっとしたドライブをするのが楽しみで、2週連続で雨が降り二の足を踏んでいたのですが、12日 日曜日は快晴までにはいかないものの、何とか天気ももちそうなので、玉名市の《 蓮華院 誕生寺 奥之院 》に行ってきました。

熊本市から玉名に通じる海岸沿いのワインディングロードは、地元の生活道路でもあり、モミジマークを付けた軽トラの後をゆったりとした気分でハンドルを握り、遠く雲仙 普賢岳も望めます。



【 島原大変 肥後迷惑 】

1792年に起きた肥前 島原( 現 長崎 )にある普賢岳の東に位置する眉山が、地震により山体崩壊を起こし大量の土砂が海に流れ込み、その勢いで津波が発生し、対岸の肥後( 現 熊本 )を襲い島原・肥後をあわせ死者15,000人に及ぶ大災害をこう呼びのちの世に伝えました。
( 画像では奥が普賢岳、手前が眉山、そして有明海。撮っている場所が熊本 )


『 天災は忘れた頃にやって来る 』

約二百年後の平成3年、普賢岳の噴火に伴う大火砕流により四十数名の方が犠牲となる災害が発生し、土石流の危険をはらんだ山体は、自衛隊のチヌーク ヘリ(発生時はバートル)による空からの定期観測が継続されています。
現役引退したKV-107 バートル

熊本側からは、晴れた朝には陽光に照らされピンクがかった火山灰をまとった普賢岳を見ることができます。


蓮華院 誕生寺 奥之院 入り口



般若心経の一節が刻まれた門をくぐり境内を進むと、左手に『 飛龍 』と名付けられた大梵鐘が姿を現します。武者ん良すぎです。
総重量37.5t、直径2.88m、高さ4.55m、厚さ30センチと、正に世界一の鐘です。



その先の仁王門をくぐり、本堂が入る日本最大(大きさでは日本最大、高さは日本三位)の五重塔で、ご本尊 皇円大菩薩様にお参りすることが出来ます。
終始にこやかな僧侶の方々に境内の散策案内、今見頃の花々のご紹介などご親切にして頂きました。


〈 桜ヶ池 男池 ( おいけ ) 〉に泳ぐ鯉の群れ

端午の節句時期に作られる鯉の生菓子を彷彿とさせます。えっ?あたすぃだけ?

鯉にあげるエサも五重塔向いのお守り堂で販売されています。たっぷり鯉と遊べて一袋 百円です。税込は蛇足か!

その池を渡り、護摩道場を見下ろす高台に大仏様が鎮座しておられます。



ここまで登りきったら、眼下に荒尾の市街地、有明海をはさみ島原半島も見渡せます。曇っていましたので、いい画が撮れませんでした。


よく手の行き届いた境内に咲く色とりどりのシャクナゲの花



紅葉時期もいいですが、若葉のモミジも新鮮です。モミジのトンネルがたのしめます。



〈 桜ヶ池 女池 ( めいけ )〉水面下に何やら怪しい物影!?!素潜り 貞子かっ!!ヒョエェェ~~(°_°)



わたしの大好きなヒキガエルのオタマジャクシの大群でしたっ!ちゃんちゃん!自然が豊かである証拠です。
成熟個体を確認することは出来ませんでしたが、この赤ちゃん達の数からして、相当数いるようです。バチが当たるとこわいので、ちょっかいは出してまてん。

一年を通して花々や樹々の美しさを楽しめるよう、広大な境内に色々な植物が育てられています。
やはり宗教は《 圧倒 》ですね。
広大な敷地、建ち並ぶ大伽藍、大仏様。
パワーを頂きました。こういった場所を訪れると、いかに人間とは小さい存在か、思い知らされます。

で、小さいコペコペ コペンを駆って、楽しかった一日を台無しにしないよう、あんじぇん運転でマッタリと家路につきました。

では~! (^o^)/



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