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妙見宮祭礼 御神幸行列

趣味人( シュミット )のブログへ、ようこそいらっしゃいました m(_ _)m

昨日の早朝5時、公民館に集合、白装束に着替え約6キロ先の、前日に“ おくだり ”で御神体を神輿に託しお納めした塩屋八幡宮へ、マイクロバスに分乗して向かいました。



夜明け前の空はまだ真っ暗で、拝殿だけが明るく暖かい灯がともっていました。



お神輿の引き出しの準備です。おくだりは雨に見舞われるあいにくの天候で、シートがかけられて引かれていましたが、“ おのぼり ”は曇り空ながら降る予報は出ていなく、その暑苦しいシートは取り除かれました。



昨年、京都で元のお神輿を忠実に再現した、真新しいお神輿です。神幸行列の際は担ぐことなく台車に乗せて進みます。

出発の神事が粛々と進められ、行列一番の“ 獅子 ”を先頭に四十番目の花馬まで長い長い神幸行列が始まります。

私は十七番目の“ 奏楽大太鼓 ” をお隣のご主人と担ぐ役目を仰せつかりました。



拝殿に並べられた右から赤の『火の王」、黒の『風の王』、緑の『水の王』の面。来年の天候の占いにより、私たちが担ぐ大太鼓の前をこの順に進行します。火の王が最初になりましたので雨が少なく、陽が照る日が多くなるとの事です。

左端の三つ巴が描かれている太鼓を担ぎます。
もう一面は、双龍が描かれています。





一番の人気を集める『 亀蛇:きだ 』通称『 ガメさん 』です。

担ぎ衆が首を伸ばしたり縮めたり、観客席が設けられた広場では、上下動の激しい動きで走り回ったりユーモラスな動きを見せ、観衆を沸かせます。



今年の神馬はやんちゃ盛りの若い雄馬で、手綱持ちの手を焼かせていたようです。



境内の一角に繋がれている栗毛の牝馬は、神官を乗せて練り歩きます。よく言う事を聞く大人しい美人?さんでした。



妙見宮横の小学校グランドに整列した、絢爛豪華な『 傘鉾:かさぼこ 』です。

年代物の傘鉾を所有する町内で、年に一度の晴れ舞台に向けしっかりと管理され、写真コンテストの題材によく使われています。





妙見宮の拝殿と、奥に繋がる本殿の破風飾りです。昨年銅ぶきの屋根の葺き替えと並行して塗り直されました。
色彩、細かい彫刻は模型に携わる者として、目を見張るものがあります。
こういう機会にしか、じっくり観る事はありませんね。



本年度のパンフレットから拝借した、写真コンテストの一覧です。

日常まとまった歩く時間をとっていないので、二日間で約12kmを歩いて、右の股関節に違和感を感じていますが、また年番が回って来たら参加させて頂きたいと思いました。

では〜! (^O^)/

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コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
本格的! (クラキン)
2017-11-25 09:15:04
これは歴史と由緒を実感できる凄いお祭りですね。
これに参加されていることに敬服いたします。
山車や神輿も独特のもので、他の地方では見られないようなものだと思います。
こういう地域行事を大切にしなければいけませんね。
 
 
 
Re:本格的! (趣味人( シュミット ))
2017-11-25 10:00:59
クラキン 様

今年は世界遺産登録の初年度とあって、メディアも力を入れて取材していました。
一頃は観客動員も陰った時もありましたが、ツアーも組まれたり海外へもアピールしているようです。
日本人として、歴史あるものは衰退させないよう守っていかなければなりませんね。
コメント、ありがとうございました。
 
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