笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

本音で言い合う

2009-05-15 23:05:41 | Weblog
 きょうも後援会長が練習の様子を見に来てくれた。練習が終わった後に、私に「昨日と全然違いますね。何か話したんですか」と聞いてきた。私は「子供たちで少し話し合わせました」と言った。
 私自身、昨日の反省を生かして初心に戻ろうと思った。私が体育館に着いた頃は子供たちはサーブを2本連続入れることをしていた。ミスをした子の数×なわとび50回をペナルティとして、黙々とやっていた。そして、円陣を組んでは気持ちを新たにしていた。それでも全員クリアできず、一人だけミスをした。ある子がその子に近づいていって「次がんばろう」と声をかけていた。良い光景だと思った。その後、そのことを子供たちに伝えた。また、ミスをした子の気持ちを考えて言葉をかけるともっといいなと話した。そして、そのことは将来きっと自分のためになることも付け加えた。
 それから、「チームワークをよくするにはどうしたらいいか」ということを考えてもらった。子供たちは「声をかけ合う」「本音で言い合う」「励まし合う」などのことを発表していた。その後、少し時間をかけて自分の思っていることを言い合わせた。子供たちは真剣に話し合っていた。貴重な練習の時間を割いてでも、一度自分たちでいろいろなことを確認させたかった。それは、ボールを触る練習よりも大切なことだと思ったからだ。
 その後の練習では明らかに動きが違っていた。もやもやしていたものがすっきりした感じでさわやかにやっていた。声をよくかけあっていた。
 練習の後半は、チーム練習を行ったが、ワンプレーごとにお互い声をかけ合って、チームでやっているという雰囲気がこちらにも伝わってきた、とても良い練習だった。私自身、一人ひとりの課題を明確にできるよう、子供に考えさせながら、練習を進めていった。 また、チームとしてここ一番決めなければならないという時に気持ちがかたくなって、お互いを頼ってしまたり、譲ってしまったりする場面もあった。そういうときこそ、チームワークが大切であることを課題としてあげた。
 いずれにしても、楽しく、気持ちよくバレーボールをすることを心がけていきたいと思う。子供たちが伸びていくことを期待して、日々努力。
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