あたぴぃのらくがきちょう Online

わりと徒然なるあたぴぃの日記。細かい情報ブログは目指してません、ご了承くださいませ。

Internet Explorer は 64 ビット化の夢を見るか

2011-10-04 19:38:03 | デジタルな生活
64 ビット版の Internet Explorer というもの。
(以下すべて「64 ビット版」は「x64 版」を意味します…)

実はだいぶ昔、少なくとも Windows Vista には既にありました。
もちろん Windows Vista 自体が 64 ビット版であることが
搭載条件にはなっていた、わけですが。

Windows 7 にも、64 ビット版 Internet Explorer はあります。
ありますが、32 ビット版の方が自然に使われるように
アイコンなどなど設定されているのが現状です。

64 ビット版の方が重たいページを見やすいなどの
メリットがありそうなのですが、現状は 32 ビット推し。
主な理由は、「対応するプラグインが足りなかった」こと。

64 ビット版のプログラムと 32 ビット版のプログラムは
共存はできるのですが、完全に互換が取れているわけではなく、
64 ビット版 Internet Explorer では 32 ビット版の
各種プラグインは使えないという制約があります。今も。

対策としては「プラグインが 64 ビット対応する」しか…。

-----

この話をわざわざ今日やって、この煽りっぽいタイトルで、
何を知らせたいかというと、「あれ」が 64 ビット対応したという話。

「Adobe Flash Player」。

本日、64 ビット対応の新版、Flash Player 11 が公開されました。
Adobe 社の公式サイト からダウンロードが可能になっています。

プラグインとして最もよく使われるであろう製品がこれ。
最近は動画サイトでもよく使われていますね。ニコニコ動画など。
これで、作者が意図したとおりに見えるページがぐっと増えます。

-----

64 ビット版 Windows Vista は発売当初は散々な言われようでした。
主な理由としては「対応しているハードウェアが少ない」など。
これも 64 ビット版のプログラム (この場合は「ドライバ」) が
あまり出ていなかったという事情が大きくて、現状かなり改善。

てことは、64 ビット対応するプログラム類が増えてくれば
著名ソフトの 64 ビット版も普及するかもしれない。
Internet Explorer だったり Microsoft Office だったり、
その辺りを想定していますが。本体は両方 64 ビット対応済み。

-----

さてどうなることやらですが。小難しい話になったね。
分かる方は Flash Player 11 をインストールして、
64 ビット版 Internet Explorer で挙動を確認すると面白いかも。