アナウンサーごっこ

写真は渋谷区役所前の様子です。すかっと空が開けてます。
んーと、何か特別な理由があってこの写真を載せたわけではなく、
なんとなくいい風景だなあくらいのつもりで載せてみました。

そして本題は、この写真の先にある NHK スタジオパークでのお話。

「NHK スタジオパーク」。すごく簡単に言うと、
番組制作スタジオの見学とかができる場所。
テレビ局のスタジオであるからして地デジのキャンペーンとかもやってます。

そんなスタジオパークですが、館内には「体験スタジオ Q」という、
アナウンサー気分を体験できる施設もあります。
原稿をもらって、ニュースのオープニング VTR をつけてもらって、
スタジオ内の観覧席の皆様に見守られながらニュースを読むという。

…当初は観覧席で見てるだけのつもりだったんですけどね。
空いていたのでスタッフさんから「いかがですかー」と呼ばれて
なんだかよく分からないうちに体験アナウンサーあたぴぃ誕生。

原稿選び。何種類か原稿あるようで。

「これ読めますか？」と渡された原稿は「昨日のニュースで使った原稿」。
とっても短い原稿ですが、本物のニュースと同じ文面だそうです。

そして、手元に置いた原稿がなにやら正面のディスプレイ兼カメラ、
「プロンプター」と呼ばれる機械に大きく映し出されておりまして、
手元の原稿をめくるとプロンプター上の原稿もめくれる。
上の方から原稿をカメラで写して、プロンプターに出してるのかな。

で、プロンプターの原稿を読めば自然にカメラ目線になるのね。
便利な世の中になったものです、ってこういう時使う言葉だっけ。まあいいか。

…で、あ、そうだ、原稿選びの話でしたね。

あ「読めます」
ス「じゃあこの原稿で行きましょう」

あれ、今ひょっとして一番難しい原稿選んじゃった？(汗)

とかやっているうちに着々と準備は進み、前方のサブ画面には
7 時のニュースのオープニングが流れ、アナウンサー体験開始。

あ「おはようございます。ニュースをお伝えします。…」

全 3 ページの短い原稿。

かなり緊張しました。別にどっかに放送されるわけでもないのに。
途中から頭真っ白で、ディスプレイに出た文字をひたすら読むのに必死。

…でしたが、なんとか、ノーミスで読み切りました。
いやミスると何かあるってわけじゃないんですけど、
元放送部 (高校時代) だとかそういう無駄なプライドにかけて失敗できない。
今ものすごく自己矛盾した気がするけど気にしない。

とはいえ、のど元過ぎれば何とやらで、今は面白い体験をしたと思ってます。
アナウンサー。実際になるのはなかなか難しいですが、
一度くらいアナウンサー気分を味わってみるのもいいかもしれませんよ。

そんなちょっと不思議体験のお話でした。

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ちなみにニュース本文はさっぽろ雪まつりの準備の話。
検索してみたら本当にニュースが引っ掛かって「あー本当だー」とか
今更ながらにあの原稿はマジ原稿だったんだと驚いています。