らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

鎌倉アルプス

2013年07月23日 | 山登り

爽やかな気候の日曜日、初めて鎌倉アルプスを歩いてきた。
朝からザックを取り出し、食糧や水、合羽などを詰め込み、地図を準備して・・・
と、山に行くのだからフツーのことであるが何だか久々の登山に当たり前のことが妙にウレシイ。
ザックを背負い歩きだすと、前を行くリーダーも重たい荷物を楽しそうに担いでいる。
やはり、我々はヤマが一番なのだ。


鎌倉アルプスはJR北鎌倉駅が出発地点で、建長寺に入り途中から山道を歩き、最後は鎌倉駅で終了だ。
この日は、北鎌倉駅まではウォーミングアップを兼ねて徒歩で向かう。
もうすぐ8月だというのに気温は27度ほどしかない。風も吹いて、サラサラであるから快適である。
さて、建長寺に着いて入口で入山料300円を支払い、中へ入る。
建長寺は、1253年建立したわが国最初の禅寺だそうで、敷地内はとても広く見どころ満載である。
見学しながら、目的の鎌倉アルプスコースへ向かう。


青い空に向かってまっすぐ上に咲いている蓮の花。
たくさん咲いている。


標識に従って進み半僧坊を過ぎると富士見台と書かれた場所に着く。
この日は残念ながら、富士山は雲の中で見えず。
また次回のお楽しみにしておこう。


やっと本当の山道になり、足取りも軽くなる。
それにしても涼しい。今日は耐暑訓練にはなりませんな・・・
風通しの良すぎる、ちょっとヒンヤリするくらいの木陰でお昼休憩をする。


美しい苔に挟まれた道を行く。
ここ、本当に素敵な場所である。


力強く何かを割るような音が聞こえ、「?」と茂みの方に目をやると・・・
リスが数匹、カサカサとすばしっこく木の上を移動しているのを発見。
「おぉっ!リス!」まさかの対面に驚きと喜びで追っかけるワタシたち。
後で調べたところ、これは台湾リスだそうだ。


鎌倉市最高地点の大平山に到着。ここからも景色を望める。
せっかくなので、お湯を沸かしコーヒーを飲んでくつろぐ。


天園を通過して30分ほど歩けば車道に出て山道は終了。
鎌倉宮から鶴岡八幡宮を経由して鎌倉駅まで歩くことも出来る。
この日は、途中からバスに乗車して駅に戻る。

歴史ある建長寺から自然豊かな山道を歩き、鎌倉市最高地点159mの大平山。
そして最後は鎌倉の街に戻るというこのコース。
鎌倉アルプスは、一日でいろんな景色を見ることが出来て、飽きさせられることのない変化に富んだ場所だ。
ぜひ、鎌倉を訪れるときは一度歩いて欲しいと思う。


 


 





 


日帰り箱根旅行

2013年07月18日 | 日常のこと

神戸から横浜へ引越しをして、あっという間に3週間が過ぎる。
人の順応性ってスゴイ・・・すっかりヨコハマ生活に慣れてしまった。
もしくはいつでも、どこでも、なんでもWELCOME精神は、今までの様々な登山経験で培われたものか。
いずれにせよ、新しい土地でもいろんなことにチャレンジするぞ!

先日、日帰りで箱根観光へ。
関西からだとはるか遠い地であったが、関東からだと朝に出発して夕方に帰宅出来てしまう。
ハコネって、お正月の駅伝と温泉くらいしか知識がないワタシ。
今回は、「箱根登山鉄道に乗車する」ことをとりあえずの目的に出発。


小田原から小田急ロマンスカーで箱根湯本へ行き、そこからこの日のお楽しみ登山鉄道に乗換えだ。
スイスの登山鉄道のようなアルペン気分が楽しめると期待いっぱい。
しかし現実は、ここはニッポン、超有名観光ハコネだ。
超満員電車で揺られ、景色を楽しむ余裕もなく強羅到着する。
次回は平日利用で、再度この登山鉄道を満喫したいと思う。


強羅からは、ケーブルカーには乗車せずに歩いて坂を上る。
ひとつ先の駅、公園下手前のナチュラルな雰囲気のカフェで休憩。
晴れているので外のテーブルでお茶を頂く。
オレンジピールとココナッツのパウンドケーキは、素晴らしくおいしかった。


公園上駅まで歩いて箱根美術館へ。
ここのお庭が、これまた美しく剪定されていて見惚れてしまう。
苔が青々と広がり、庭園を眺めながら休憩できる茶室もある。


ここは、ぜひ紅葉の時期にも訪れたい。
美術館を見学したあと、ゆっくり静かに庭園を散策する。


さらに我々は歩き通し、登山鉄道は使わずに宮ノ下駅まで行く。
創業135年の富士屋ホテルを見るためだ。
このホテルの素晴らしいのは、宿泊客でなくても自由に出入りして館内を見学出来ること。
歴史を感じさせる建物は中に入れば、きっと誰もが一度は泊まりたくなるだろう。


夕方、ようやく箱根湯本まで戻ってきた。
駅前の商店街で見つけた和菓子屋さんに立ち寄り、湯餅と最中を購入。
さすがに歩き疲れて、これ以上はどこへも寄らずに帰路につく。

わずか1時間ほどで行ける箱根。
今度はもう少し時間をかけて箱根1周をしてみよう。