らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

秋の収穫祭~手作り柿ジャム~

2012年11月29日 | 日常のこと

2日前、富山在住のH家から柿とキウイが届いた。
すべて家の庭で収穫されたもので、わざわざ神戸まで送って下さった。
キウイは10月の剱岳登山の帰りにお宅へ寄った際に一度頂いたことがあった。
今回は、ワタシの大好物の柿も入ってあったのでとても有難く頂いた。
キウイはまだ硬いため、ベランダに並べて太陽の下で熟するのを待つ。
柿は熟していて手でも皮がむけるものが3個ほどあった。
よし、これで柿ジャムなんか作ってみたら美味いかも・・・?


採れたてホヤホヤのキウイと柿が、お行儀よく並んでる。
家でこれだけ立派な果物が栽培できるH家がうらやましい。


そして、柿ジャム作り。
材料  熟した柿(実際は3個使用)
     はちみつ
     すだち(レモンの代わり)
柿は手で潰しながら鍋に入れてはちみつとすだちの果汁を加えてひたすら煮るのみ。
焦げないように時々混ぜながら30分ほど経てば水分が飛んでとろとろになった。


出来上がった柿ジャム。
柿そのものが甘いのではちみつのみでも充分。

初めて作った柿ジャムは、やさしい甘い香りがしている。


 

 

 

 

 

 


秩父の名山・両神山へ~日向大谷から~

2012年11月27日 | 縦走

11月三連休は秩父にある両神山へ登ってきた。
今回は、総勢9名のメンバーで賑やかな山行である。
たまには大人数でテント泊縦走も楽しいものだ。

西武秩父駅で関東組7名と私たち神戸組2名が合流してタクシーで移動。
13時、日向大谷に着く頃に朝から降り続いていた雨が一旦止んだので今のうちに!と出発。
この日は、標高1,280mにある清滝小屋まで行きテント泊の予定だ。
長時間の移動疲れが少しあるも、普段は中々会えない山仲間との縦走が楽しく元気が出てくる。


登山道が見えなくなるくらい落ち葉が積もっている。
もう秋も終わりだね~と言いながらジグザグ登っていく。


少しではあったが紅葉を楽しむことが出来た。
もう少し早い時期であれば、もっと美しかっただろう。


七滝沢コース分岐から少し進んだところで沢を木橋で渡る。
この辺りは水がとても澄んでいて、大きなイワナが泳いでいた。


清滝小屋に到着。小屋は避難小屋として使用できるようになっている。
だが、この日一番驚いたのは山のものとは思えない程の立派な水洗トイレが設置されていたことだ。
小屋の上部でテント設営をする。ここも落ち葉いっぱいだったのでテントの下はフカフカで快適である。
勤労感謝のこの日、天気が悪いためだろうテント泊しているのは私たちだけだった。


17時、小屋前にある東屋で宴会開始。
9名でこれだけの量を飲み切れるのか?と思うほどのお酒が並ぶ。
だが、心配ご無用。一滴残らず飲み干し、夕食の豚しゃぶも美味しく完食する。


翌朝は、小屋裏手からの急登を進む。
この日は、天気が良いために早朝から続々と登山者が登ってきた。
こんなにも両神山って人気があるのか、と少し驚くくらいの人であった。


山頂では、360度の大パノラマが望めた。
八ヶ岳、南アルプスはもちろん、北アルプスもかなりクリアに見ることができた。
雨上がりの翌日で晴れたからだろう、ここまで見えるのは珍しいとか。
山頂は狭く、多くの登山者でとてもゆっくりできない。
少し下って、両神神社から少し右に入って降りたところにあるのぞき岩で休憩。
ここは日当たり良好、もちろん景色だっていい。
両神山に行かれる方には、ここでの休憩を是非おススメする。
お湯を沸かし、紅茶を皆で飲んでゆっくりくつろぐことが出来た。


15時前、日向大谷にある両神山荘に無事下山。
軒先に干してある切干大根のほのかな甘い香りで、お腹が空いた。
そこへ、作り立ての大根の煮物を出して下さり美味しく頂いた。

神戸からは、遠い秩父の名山・両神山。
今度は赤岩尾根から登ってみるのもおもしろそうだ。

 

 

 


 

 


荒地山から有馬へ

2012年11月21日 | 六甲山

日曜日は小雨がぱらつく天候だった。この日のメニューは、ダブルロープの練習。
まぁこの天気なら岩場も空いているだろう、と久々にキャッスルウォールへ向かった。
ところが、冬山前の練習に来ている山岳会の人たちでいっぱい。
とても入り込むようなスペースがないので、以前行ったことのあるブラックフェースを探す。
だが、これがどこにあったのか分からず終い。
せっかく、登攀用具担いで張り切って来たのに・・・
結局、荒地山まで登りこのまま帰るのも物足りないので3週連続で有馬温泉まで縦走した。
もちろん、速歩でトレーニング。


荒地山にて。一応いつでも登れるようにヘルメットは着用しているワタシ。
これから、岩場は込み合う時期だろうから広い場所のあるところにしないと・・・


夕陽に赤く染まる木々や葉が美しい。
出発が遅かったので、一軒茶屋から魚屋道を下り有馬に着いたときは日が暮れていた。

有馬まで向かう途中、今週も紅葉を楽しむことが出来た。
この週末が、きっと今年最後の見納めになりそうだ。

 

 


天然酵母でシュトーレン

2012年11月20日 | 日常のこと

クリスマスまであと1ヶ月ちょっと。
今月のパン教室は、そんなシーズンを前にドイツの伝統的な発酵パンであるシュトーレンだった。
このシュトーレン、実はワタシは大好きで毎年クリスマスが来ると必ず買っているもの。
レッスンで習ってきたので、今年からは自分で手作り出来るのでとてもウレシイ。
洋酒漬けのミックスフルーツとナッツがたっぷり入ったシュトーレンを作ってきた。


一番手前がワタシの作品。冷めてから、粉糖を振りかける。
このパン、2週間程日持ちするので今週末の山行に持参予定。
山仲間に試食してもらうつもりだ。


先生が見本で焼かれたシュトーレンを頂きながら楽しい時間を過ごす。
シュトーレンは、焼き上がりから4日後くらいしてからの方が味が馴染んできて美味しいとか。
焼きたてが食べたかったが、我慢・・・
具沢山のパン、これからの季節の冬山行動食にもピッタリだ。

 

 

 

 


裏六甲有馬三山と絶景の紅葉

2012年11月11日 | 六甲山

紅葉が有馬や六甲山で見頃だというので土曜日に行ってきた。
久々に天狗岩南尾根から登り、六甲ガーデンテラス経由で極楽茶屋へ。
ここで昼休憩をとってからこの日の本命コース、裏六甲縦走路である有馬三山へ向かう。
もちろん、真っ赤に染まる紅葉を期待して・・・


極楽茶屋は休憩する人でいっぱいだったので少し奥に入ってみたらこんなにも静か。
登りでは暑くてシャツ一枚でも平気だったが、こうやってじっとしているとすぐに身体が冷えてきた。
急いでフリースとニット帽に手袋を身に着ける。
そのうちにもっともっと寒い季節がやってくるんだよなぁ。


お昼ごはんは、雑炊を作る。
即席味噌汁に酒粕を加えて、ごはんと白菜、溶き卵を入れて出来上がり。
寒いときに温かいものを食べると元気がでてくる。


落ち葉のじゅうたん道を歩く。フカフカで、気持ちいい~
有馬三山の一つ目、湯槽谷山を越えて灰形山へ向かう。
この縦走路はアップダウンが多いが基本、稜線通しなので視界が開けていて明るい。
所々やせ尾根もあるが、それもまた楽しめる。
いつも有馬に下るときは魚屋道を使うことがほとんどだった。
この時期は、紅葉した山を見ながら歩けるこの有馬三山越えの方が断然楽しい!


落葉山に向う道中から見渡せる有馬界隈の紅葉。見晴らしよし。


落葉山を越えると、もう目の前に妙見堂が現れる。
極楽茶屋からここまで、地図上では3時間のコースタイム。
しかしかなり気合いをいれて歩いたためか、1時間半で着いてしまった。
日が暮れる前に着いて良かった~と安心するワタシ。
そして、境内に入っていくと・・・ 




楽しい山歩きのクライマックスは、真っ赤に染まる素晴らしい紅葉だった。

今年の紅葉は、葉っぱに潤いがあって本当に綺麗だ。
来年の秋にも、きっとここを歩いて訪れたいと思う。