10月連休の最終日、念願の金時山へ行ってきた。
この山の山頂の眺望はかなり素晴らしいとのことだ。
ナント、富士山全貌をはじめ箱根山、丹沢、芦ノ湖、大涌谷をも一望だとか。
「富士山が見える」ということが関西出身者にとっては、かなりの魅力を感じる。
今回はアクセスが良く山頂まで登山口から75分という金時登山口から出発する。
東海道本線小田原駅から箱根湯本経由桃源台行きのバスに乗車。
途中、箱根手前で渋滞していたため70分ほどかかって仙石バス停到着。
バス停から5分ほど歩くと道案内と地図があるので迷うことナシ。
この標識の先に登山口がある。
しばらくは、緩やかな登り道が続く。
あぁ、やっぱり山の空気はおいしい!
ついさっきまで車の多い、街の中にいたことを忘れてしまうくらいだ。
矢倉沢峠を過ぎると視界が開ける。
振り返れば、箱根や芦ノ湖が見えてすがすがしい気分になる。
かなり調子よく来たぞ・・・足取り軽く、先を行くワタシ。
登山道にはノジギクがあちらこちらに可愛く咲いている。
コースタイム通りの時間で山頂に到着。
大勢の登山客で、大賑わいの山頂一帯。スゴイ人だな・・・
都心から近くて便利な山だけに大人気なんだろう。
この日はあいにくの曇り空で、富士山は拝めず。
残念ではあるが、山頂まで元気よく登れたことの方が今のワタシにはうれしい。
山頂で30分ほど休憩後、下山は乙女峠を行く。
こちらの登山道、びっくりするくらい誰もいない。
道幅も広く、稜線歩きなので非常に楽しい。
後半は、静かな山歩きを満喫する。
無事に下山して、やれやれ~と一息つく間もなくバス停へ走る。
乙女峠バス停からは御殿場行きのバスがあるが本数が非常に少ない。
私たちは14時37分発に乗るために最後は小走りで何とか間に合う。
復路は、御殿場駅から沼津経由でぐるりと遠回りして帰路につく。
途中、熱海駅で乗換えなのでその街並みと海を見ることができてこれまた楽しかった。
よし、今度こそ富士山を見るためにもう一度金時山に登りに行こう!