らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

年末登山・大山~表参道男坂・女坂を歩く~

2015年01月13日 | 山登り

2014年最後の登りおさめは大山に行く、とかねてから決めていた。
娘の人生初の登山が大山だったので、その年の締めくくりにふさわしいと思っていたからだ。
あの時、まだ6ケ月だった娘を連れてドキドキしながら登った大山。
1歳を過ぎたこの日はもう慣れたもので「さぁ、頑張って登るよ~」と笑顔である。

出発当日は朝から快晴、移動中に車窓から白銀の富士山がよく見えてますます気分良好。
午前10時半に大山登山口の駐車場に到着。
ここからはケーブルを使っていくことも出来るが、我々は下から歩いて登ることにする。


男坂・女坂の分岐。往路は前者を登ることにする。
いきなり石段の急登で、これが結構続く。
娘が寝たので、今のうちだ!とペースアップして登る。


分岐から30分で阿夫利神社下社に到着。結構速いペースで登ってこれた。
ケーブルを使えばここまでこられる。
山頂を目指して先を行く。


標高が上がるにつれて登山道に霜柱が見られるようになる。
歩いていると寒さを感じないが、気温は低いようだ。


富士見台からは立派な富士山の姿が見える。
冬は空気が澄んでいるので、景色が鮮明に見えるからうれしい。
やはり、冬山はいいものだな、と思う。


登り始めて約2時間で山頂到着。
昼食休憩のため、さっそくテント設営。
なかなか良い広場で、ここでも富士山が見える。


完全防寒している娘、テント内の暖かさが心地よいのかグッスリ寝ている。
確かに気持ち良い…我々も昼寝したくなるくらい。
でも、ここで寝たらきっと日が沈んでしまうだろうと我慢。
それでも居心地よすぎて、結局2時間近くも休憩してしまう。


さぁ下山しよう、と時は既に夕方4時前。
冬山でこの時間は遅すぎる…反省。
もう、誰も歩いていない静かな登山道を下山。
阿夫利神社下社からは、女坂へ。こちらもかなりの急な石段である。
どちらかといえば、こちらの方がゴツゴツして男坂という名称がふさわしい気がする。

すっかり日が落ちて、暗くなったころ無事に登山口に到着。
いい山登りが出来たな、とスッキリした気分で帰路についた。
一年の締めくくりに良い山行になった。

 


鷹取山~別名・湘南妙義~

2015年01月07日 | 山登り

新しい年を迎え、益々パワーアップしているらいちょうチーム。
2015年は、娘の成長段階に合わせて少しずつ山行日数を増やしていく予定。
目標はテント泊縦走! 頑張るぞ!!

12月下旬、リーダーが以前から気になっていたという鷹取山へ向かう。
ハイキング程度の山だろう、とあまり期待していなかったワタシ。
しかしなぜか、クライミングの準備をザックに詰め込むリーダー。
歩荷トレ用のおもり?と思いつつ気にしないで目的地へ。
JR横須賀線東逗子駅から歩きはじめ、鷹取山登山口の看板を目印に入っていく。
途中、神武寺を経由して鷹取山山頂を目指す。




神武寺はまだ紅葉が残っていた。
地面に落ちた赤や黄色のもみじがまだ鮮やかだった。


神武寺から歩いて30分ほどで鷹取山山頂に到着。
標高139mであるが、素晴らしい景色である。
遠く東京スカイツリーまで見ることができた。


そしてもっと驚いたのは、この岩壁。
なんと、クライミングの練習場があったこと。
なるほど。だから、クライミングの準備を持参していたのか…


とりあえず、山頂広場にテントを設営。
冬の寒空の下で長時間、外にいるのはまだ1歳の娘には厳しい。
この中で昼食休憩をする。


休憩後、娘が昼寝をしている間に少しだけクライミングをやってみる。
ワタシにしてみれば、この2年近く岩を登っていない。
あぁ、もうロープワーク、忘れているかも…
と、思ったがまぁそれなりに覚えていた。
ハーネスを忘れたのでスリングで代用。
ほんの30分足らずの練習だったが、ワタシにとっては忘れかけていた登高意欲がわいてきた。
近所にこんな岩場を探してくれたリーダーに感謝。

満足感いっぱいで、京急追浜駅まで歩き帰路についた。