らいちょうのあし日記

山登りが大好きで今日も日本のどこかで歩いています

梅雨の晴れ間・摩耶山へ

2013年06月27日 | 六甲山

例年より早い梅雨入りだったが前半は空梅雨。
最近になって、ようやく梅雨らしい天気になったようだ。
そんな梅雨真っ最中のある日曜日、朝から快晴、久々に六甲山に行ってきた。
もうそろそろ山上でも紫陽花が満開を迎えるころかな・・・
そんな期待をしながら、今回は摩耶山へ向かう。


咲いてます、咲いてます。
やはり、梅雨時期に一番よく似合うのは紫陽花だろう。
晴れている中で見る紫陽花もいいいけれど、雨滴にしっとり濡れた方がこの花には似合うと思う。


掬星台からは和歌山・関西空港方面まで見渡すことができる。
何度も来ているが、毎回「わぁ、よく見える~」とうれしくなる。
山あり、海あり、神戸は本当に良い街だとつくづく思う。
夕方ぎりぎりまで、ここでゆっくり過ごす。

何度か数えきれないくらい登った六甲山、名残惜しいがこの日が登りおさめ。
らいちょうチームは来月から横浜を拠点に活動を再開します。
新しい土地で、まだ登ったことのない山との出会いが今から待ち遠しいワタシ。
登りたい山は、まだまだ尽きません。


六甲山・キャッスルウォール~本番直前トレ~

2013年04月24日 | 六甲山

連休前に備えて、ロープワークと登攀の練習をしてきた。
場所は、六甲山のキャッスルウォールである。ここが一番近くて便利且つ、練習にはもってこい!なのだ。
阪急芦屋川駅から登山口まで30分。そこからさらに30分ほど登れば、もうそこは立派な岩壁が現れる。
本番前の休日で、もしかしたら混んでいて空いてるスペースがないかも・・・と心配していた。
到着した時は、たくさんの登山者がいたがほとんどがアイゼントレで登攀練習は1パーティのみ。
よし、これならすぐに練習に取りかかれるぞ。早速、準備を始める。


久しぶりにロープを使って岩登り。2月の阿弥陀南陵以来だから2ヶ月ぶりだ。
始めは、えっ~と、こうやって・・・と時間がかかるもしばらくするといつもの感覚を取り戻す。
セカンド、トップを交替で練習して登攀練習、あぁ岩登りって楽しい!


上でトップロープが出来るように準備をしてから二人とも懸垂下降で下へ。
スルスル降りるのが、また心地よい。


そしていよいよ本番と同じ条件で登攀練習だ。
重いザックを担いで登る。が、ザックを担いだ途端に身体が思うように上がらない。
しばし、ロープに吊り下がったままどうしたものかと思案中(?)のワタシ。
この後、なんとか頑張って上まで登りきった。
もう少し練習を続けたいと思っていたところで雨が降り出したのでこの日はここまで。
それでも満足いく練習ができたので、いよいよ連休本番に向けて気持ちは高ぶる。


ロープを回収後下まで降りて、登山靴に履き替える。
六甲山のヤマツツジも満開で今が見ごろだ。

この日は、本番前の練習が充分出来た。
そして、リーダーが重いザックを担いで登れたことが何よりもうれしいことだ。腰痛の心配はなさそうだ。
連休の山行、安全第一で全力を尽くしたい。



 


トレラン・布引から地蔵谷経由、掬星台へ

2013年03月26日 | 六甲山

今年の春は、桜の開花がとても早い。街の中のモクレンはすでに咲き終わりだ。
冬の寒さが厳しかった分、急に暖かくなると桜の開花が早くなるそうだ。
もう少し雪山を楽しみたかったが、おそらく関西近郊の山では無理だろう・・・残念。

さて、日曜日は久々に六甲山に行ってきた。この日も春爛漫という言葉がピッタリの陽気。
フムフム、こんな日はフツーに登るよりサ~ッと気持ちよく山を駆け抜けたい。
そんなワケで、トレランスタイルで出発。


11時40分、登山口出発。あぁ、山だわ~。2週間ぶりの山は空気がおいしい。
リーダーのぎっくり腰も完治して、ようやく復活である。


天狗道で登る予定だったが、この日六甲山トレラン大会が開催されていた為に地蔵谷に変更。
地蔵谷なら、ほとんど歩く人もいないので走りやすい。
こちら、道は地味だが静かで所々に写真のような水の流れるとこもあり、そう悪くはない。


掬星台に13時過ぎ到着。いつもなら風が吹いて寒いのだが、この日はほとんど風もなく暖かい。
水分補給と持参したパンとバナナを食べてから、再び出発。


下山は、杣谷を行く。この道、ほとんど記憶にないくらい久しぶりだった。
登山道から出たところにある灘丸山公園下は、桜が見ごろ。
あっという間に、春が来たような気がするなぁと桜を眺めるワタシ。

もうそろそろ5月連休の山行、考えなければ。忙しくなるぞ。

 

 

 

 

 


保久良梅林から六甲山、有馬越え

2013年03月12日 | 六甲山

10日は朝から気温が高く、20℃ほどもあったが昼頃から雨が降り出すという。
その後は急激に気温が下がりわずか3時間で10℃以上低くなるという予報。
かなりの天候激変がこの日、起こるらしい・・・よし。
敢えて、そうなることを承知の上で梅見のあと六甲山頂から有馬越えを選ぶ。
山行中の天候の変化に普段から慣れておくのも、本番への備えになるだろう。


「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀ノ国、栗丹波」と古来から詠われているほど岡本の梅は有名らしい。
保久良梅林は、八分咲きではあったが充分に梅見を楽しむ。
この時、ザックに付けている温度計は19℃。暑い、暑いと言いながら歩く。
空はまだ明るいが雲の動きが異様に早い。


正午過ぎ、雨がポツリポツリ降りはじめる。進行方向は雨雲で真っ暗である。
いつも暑くて蒸れるのが嫌でギリギリまで着ようとしない合羽を早々に着用。
小雨のうちに、風当りの少ない場所でツェルトを張って昼食休憩。
しかし想像以上に天候は激変、外は嵐になり風の音がすごい。
風でなびくツェルトを押さえながら、ごはん作りである。
この時、気温8℃。今度は寒い、寒いといいながらオニオングラタンスープを食べる。
小1時間ほど経過したところで再び、行動開始。少し風がおさまっている。


六甲山頂付近は、強風で折れた木々がかなり見られた。
こんな折れた木が歩いているときに落ちてきたら、と思うと怖い。
そして、山頂では気温は0℃だった。天気予報通り、気温は急降下した。
いつも歩きなれている有馬へつながる魚屋道は、真っ白で違う山に来たようだ。

15時、有馬に下山。
今回は、いつも携行している雨具プラスそれなりの心構えがあったのでとくに問題はなかった。
今後も、本番に備えて天候急変時の的確な状況判断ができるようにしたい。




 


六甲山・B懸尾根から有馬越え

2013年02月27日 | 六甲山

2月最後の日曜日は、久しぶりに六甲山に登ってきた。
朝から冷え込みが厳しく、ほぼ終日雪が舞っているような寒い日である。
そんな寒い日でも、最近の山ブームで六甲山は登山者で賑っている。
ふと気付いたことが単独登山者の姿をほとんど見かけず、グループ登山者がとても多いことだ。
山ガール、山ボーイたちも多かった。若い人の登山が本当に増えたなぁと感じる。


いつものように阪急芦屋川から高座の滝まで30分ほど歩く。
B懸尾根はここから風吹岩までのロックガーデン中央稜尾根の西にある。
一般道のロックガーデンほど混んではいないので、静かな山登りができるコースだ。
岩やら滝も出てきて楽しい。


B懸尾根が終わりピラーロックに出ると結構人がいる。
ここは、以前よりも風化が進み大分崩れている。
これ以上、崩れたら道がなくなりそうである・・・


いつもなら六甲山頂まで行ってから昼食にするのだが、この日は風が強く寒い。
気温は氷点下2℃だ。まだ風当たりのマシな本庄橋で休憩をする。
ツェルトを張り、中で調理をする。
こんな薄いシートだが、コンロを点けるとすぐに暖かくなり快適そのもの。
しかし、六甲山でツェルトを張る人はいないようだ。
外を通り過ぎる他の登山者たちがワタシたちのツェルトを見て「わぁ~すごい」「こんなのがあるのね~」
と、珍しそうに眺めながら話しているのが聞こえてくる。
でも、低山の冬山・六甲山といえども雪が降り風が強ければ体感温度はさらに下がる。
このツェルトひとつあれば、素晴らしく快適な休憩時間が過ごせるのだ。


有馬越えのため、カチコチに凍った魚屋道を進む。
せっかくなので持参した4本爪アイゼンを装着する。
12本爪に慣れているので、この4本というのがどうも使いにくい・・・
結局30分ほどで外してしまう。1年に一度くらいしか使わない4本爪。
今年の使用は30分で終了。

魚屋道は、澄んだ空気が気持ち良い雪山歩きを楽しめた。