本当の優しさ

令和３年7月6日　人生の処方箋

[人を見るに　優しさは人の好き嫌いはしない] ライン日記

このことばは、まさに逆説のことば。その人柄に優しさを見るにどこを探しても、好き嫌いはありません。

好き嫌いの激しい人には、家庭環境、生い立ちが見られます。さまざまな人生の困難に出会い、人生の苦しみに耐えて周りの人に慕われる人がいます。

逆に、ある人は親の葬儀を経験して、１人前になると言われたが逆に生前の親とのあつれきが思い出され、亡くなってまで迷惑かけてと恨みが強くなったひともいます。

また、病気したことのない人は、その気持ちがわからないから

ついがんばれと励まして、嫌われて離れていくこともあります。田んぼに入って、苗を植えたことのない人は米の生育がわかりません。この世の中、経験則が幅をきかせるものです。

だからこそ、御神尊様は病人の心中を研究しました。どうしても病気にならないので体に過酷な修行をかせ、その苦しみを我とわが体に聞いてみたのです。

諸悪の根源は、人間関係のつながりです。そこをキレたり離れたりするのは、好き嫌いの感情が左右します。何のために祈り合掌するのか、家族やその他の人と仲良くするこの一点にあります。命をかけるならこれにかけてください。やります！

柳の生き方

令和３年7月5日人生の処方箋

[幸せはいつもあなたの心が決めること] ライン日記

幸せな人生は、嫌いな人も味方にできる人です。なぜなら自から近づけば、すべて友になれるからです。嫌えば相手より離れることになり、この距離感で好き嫌いが生まれます。

友人になる距離感は、精神的こぶしがふるえない感覚です。それを、相手の懐に飛び込むといわれたものです。

その人の良いところを発見し欠点に興味を示さず、その善いところを学ぶことです。すると楽しい人間関係が広がっていきます。

そのためには理屈に走らず、明日は明日の風が吹くや昨日のことを思い煩うことなく、やなぎに風のように爽やかという心がけでいきたいものです。

世の中やってみなくちゃ分からないことが殆どです。でも決める心はあなたの自由です。未来も決めてかからずどんなことにもこだわらない、その心がけが欲しいと神はいわれます。

柳の木でできた舟は重い荷物も、軽い荷物もやすやすと運ぶことができます。事情の良し悪しに関係なく、柳の舟になる心の修行ですね。やります！

情けのパワー

令和３年7月4日人生の処方箋

[何事も基本は　情熱にある]ライン日記

熱意、情熱、これが物事の基本であり、何かを成し遂げるための原動力です。

これは、家庭や仕事においても、情熱がどこから生まれ長続きするかといえば、それは人を思う一念の強さからきます。

また尊敬する誰かに教えられたこと、身近にいてお手本となる生き方をする人に支えられて、生まれるチカラでもあります。

情熱がなければ形だけのものになり、おざなりの行為は善い結果をもたらしてはくれないでしょう。

『御神尊様は、苦悩者を救いたい』『そのためには、病気になりたい、苦しみに出会いたい』が、火のように燃える情熱でついに道を極めました。

自分のことでは一時は燃えるでしょうが、すぐに弱火になります。料理ではありません。なぜ情熱が要求されるのか？それはあなたを取り巻く人々の幸せのためです。

あなたの身近には、同じように苦しみに喘いでいる人が何人もいるはずです。『その人の抱えている苦を、自分のものと考えるならば、軽く』『他人のものだからと思えば重くのしかかる』ものです。運を開くために情熱もって奉仕してください。やります！