天地公道(人生の処方箋)

私達人も天地自然に生かされて、
人力を尽くし、自分の運命を切り開きましょう!

命の道

2021-04-13 11:15:07 | 信仰と生活

令和3年4月13日人生の処方箋
『天地に 祈る』


けさは「天と地に祈り、人に祈る」という、命の道のことです。

四国のお遍路は、目的を持つ人と、夢破れて放浪の人とがいます。

現代ではウオーキングで歩く人もいます。

かつて様々な人生に翻弄され、たどり着いた放浪の人々がいました。

東大を出て将来を嘱望されながら、酒癖と不義理を重ね放浪のすえ、四国の寺院でなくなった俳人がいます。

その折々の苦悩を俳句で表現し、その句は多くの人を魅了しました。そして俳句の喜びを広めたものです。しかし、一家を路頭に迷わせたまま、自ら句は作れても人生の喜びは作れませんでした。

かたや私の師は、四国の山野に天地のはたらきを悟り、苦悩者を救ったものです。放浪者は愛に飢え、師の遍路は天地に祈り、慈悲の救いをあらわすものです。

天地に合掌するだけでなく人に合掌し、祈りを生活に生かすことが命の道です。やります!

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幸せってなあに

2021-04-13 11:05:19 | 考え方

令和3年4月12日、人生の処方箋
[幸せと思えば すでに幸せ]


世間では、さまざまな幸せの表現があります。

『幸せになれそうなら、もう幸せ』とか。

『努力で幸せを手に入れた人は、すでに幸せ』とか。

『待っているだけでは幸せはこない』とか。

『幸せは、義務である』などと、キリがありません。

それだけ実体はなくとも感覚ですから、山のあなたに住むという幸せをたぐりよせたいのです。

人間心は不思議なはたらきがあるものです。私の希望のない青春時代に、突然目の前に現れた方のことばに心機一転、また(神気一転)喜びの涙の中から、萌え上がる新緑のような人生が立ちのぼるのです。

御神尊様の前に立つ、私の涙は過去と訣別の転心の涙。聖主様の私へのひとことは『今が最高の幸せ』とありました。

なに、今に生きる私たちは『今が最高だなぁ』といえば、そうなるのです。やります!

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弱さの善用

2021-04-13 10:50:13 | 運命と心

令和3年4月11日、人生の処方箋
[人間らしくない生活は 行き詰まる]


つい先日、甲子園の高校野球が終わりました。
かつて、私は遍路の旅路で、徳島の池田町(現三好市)を通ったことがあります。そこは、蔦監督の率いた、さわやか(イレブン)11名で準優勝した池田高校があります。

蔦さんは甲子園常連校、徳島商業高校に進学します。

経済的に裕福な育ちの蔦さんは、練習に耐えられずたびたび逃げ帰ったといいます。

徳島商業の監督は蔦さんに『その坊ちゃん、坊ちゃんしたところを直さなあかん。なぜならこれからの人生は、お前のその性格が運命をつくる』といわれ、その言葉に発奮したといいます。

この世は楽に幸せになるのではありません。病者、苦悩者、生活苦に喘ぐ人たちが多くいます。

弱い性格の善用は鍛錬できるでしょう。その鍛錬とは、苦しさのなかに、楽しみをみいだすことです。それは光となって、あなたを導いてくれるはずです。

行き詰まるとは『悩む姿、とらわれる姿』の結果です。

そんな人には、人は寄り付いてくれません。

心を切り替える力は、合掌心の養成で身につくのです。

ふと見れば、あなたは誰もが寄り付く人になっているではありませんか。

それが人間らしさです。やります!

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