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浅野隆雄 この青空をいつまでも

社民党北海道の浅野隆雄のブログです。明日を担う子どもたちに、明るく平和な社会を残す為の活動や思いを書いていきます。

道南に行って来ました。

2010年06月10日 | Weblog
 8日(火)から9日(水)と、駆け足で道南・函館をまわってきました。
 
 社民党の女性キャラバンも、山口たかさん、本田ゆみさんが札幌から出向いての併走した取り組みとなりました。

送信者 2010-06-08


 昨年はインフルエンザなど観光と宿泊地もキャンセルなどが相次ぎ、「きつかった、ゆるくなかった」状況とのことですが、今年は人の入り込みなど、まずまずの状況とも。

 新たな内閣発足という事態は、閉塞感の反映として世論調査での民意は高い数字(期待)を示していますが、地域の方々のナマの声は、冷静にシビアでした。

 食糧の宝庫でもある地域ゆえ、戸別所得補償制度のこれから、森林・林業再生プランの今後など、不安も大きく出されていました。

 安心できる安全な食糧と水の重要さは言うまでもありません。政治がもっと光をあてて地方に暮らす皆さんに元気の出る取り組みが最も大事です。

 景気や雇用に対すること、新幹線建設と引き換えの在来線の今後の行方など、要望なども具体的でした。
 社会福祉事業に携わる方、自営業や商売されてる方、働く方々の声、女性の人権拡充などの声を、からだで受け止めながら、次へ移動をする分刻みの遊説でした。

 要望を政策に、そして実現するためにも、国会に議席を!決意をさらに固めた次第です。

 受け入れへのご協力や、お世話になりました方々にこの場をかりて感謝申し上げる次第です。

菅新内閣に異議あり!

2010年06月09日 | Weblog
 菅新内閣が、昨日8日スタートした。

 今までの歴代首相とは、生い立ちや歩みが全く違う。ましてや今は亡き市川房枝さんのそばにいた方ゆえ、おのずと私自身が新首相に思う距離感も狭まるものである。
 1974年、当時の参院全国区に市川房枝さんが出馬した時、私はまだ18歳であったが、すでに日本社会党支持者であった。
 市川さんの主張に心動き、なぜに社会党とともに一緒にやってくれないのだろうか、社会党の側に許容や度量がないのかなと思ったほどだ。詳しくはわからなかったが。

 さて、新首相は、8日の会見で「貧困や戦争といったことをなくすことこそ政治が力を尽くすべきだ」と語りながら、一方で、「戦後60年間、日米同盟を基軸としてきた。その原則は今もしっかりと続けていく必要がある。米軍普天間飛行場移設問題は、日米合意に基づいて進めていかなければならない」と言い切った。もちろん続いて、「沖縄の負担軽減にも全力を挙げて取り組んでいく」とも語ったが。

 会見内容をよく見てみると、冒頭に「最小不幸の社会をつくる」と述べた意味も詳しくは分からないが、「貧困や戦争をなくす」ことと、「日米基軸、日米合意」で普天間基地は残り、新たな辺野古への海上基地建設という言葉は全く理解できない。大いに異議あり!

 ましてや、その重要課題を担当してきた外交、防衛、沖縄担当相が再任では、「表紙が変わった」だけと、きつくきびしく揶揄されても仕方ないことである。

 北沢防衛相は9日の会見で、「8月末までの地元沖縄との合意取り付けは困難」との見方を示し、岡田外相も「(8月末までに)沖縄の合意を求めなければならないというものではない」と、明言したという。

 地元合意なんかどうでもいいというこの態度。先の三党連立を壊し、地元の理解と合意を無視軽視する、このような態度は、決して許されるものではない。

 地方を切り捨て、働く人の生活をかえりみない去年までのあの政権と、どこがどのように違うと言うのか。

 こう書くと、沖縄基地問題での態度と姿勢で全てをはかろうとするのは間違いなのかも知れない。

 しかし、しかし、戦後65年の重い歴史が刻み込まれた沖縄に象徴される大問題である。しかも、新たな政治の、社会の、行政の、大きな転換点でもある今日である。

 その時に、何ら深刻な自己反省や説明もなく、旧来の古いものをただ単に踏襲し継続し維持して行くという政治と手法なら、どんなに言葉や顔ぶれは変わっても、国民は許さないし、遅かれ早かれ圧倒的な民意により倒れていくだけである。必然である。

 亡き市川房枝さんは、この事態をどのように見つめているのだろうか、余りにも悲し過ぎると思うのは、私だけではないはずである。



国会は、本当にクリーンな青空なのでしょうか?

2010年06月07日 | Weblog
 ここ数日の報道関係の世論調査は、新政権がスタートを切る前から一定の期待度を示し、V字回復傾向を見せています。

 ある党における「○グループ」対「△グループ」という大きな描き方は、それらへの距離感・区切りとの関係で、政治の新たなクリーン展開の期待感すら示しています。

 辞任した人が後方に退き、一線を画すような事態。それはそれで国民の期待感を高め、その党にとって選挙への良い傾向を示すならば、結果良しのはず。

 図式化してしまう報道関係のありようは、単純に見てしまう危うさを広げ、決して好ましい政治状況とは言えないはずです。演出あり、脚本ありと言うのは、言い過ぎでしょうか?

 逆に、前政権に対する国民の失望や閉塞感がいかに大きいかの裏返しであることも確かです。
 しかし、スタート前からの高い支持は「ご祝議相場」とはいえ、理解しづらい面もあります。

 リーダーシップの問題、おカネと政治、沖縄基地問題など、失墜してしまった課題への具体的解決策や対応策ははたしてどうか、「日米共同声明踏まえ」など、案外変わらないまま先へとも行きそうです。真にはこれからです。

 注意注視しつつ、党人事や組閣を見ていきます。

 市内まわりであっという間に日が暮れていきます。明日から道南日程です。並走する女性キャラバンとも一緒です。みなさまお世話になります。

 5日来道した福島みずほ党首は疲れをものともせず元気全開、政治刷新へのトコトンの決意は学ばされました。私も一層頑張ります。

送信者 2010-06-05


送信者 2010-06-05

好天の日曜日

2010年06月06日 | Weblog
 朝早くから、好天の下のパークゴルフ大会であいさつをさせて頂き、事務所に戻り用をこなし、街へ。

 天気も良く、北大祭、公園など、どこも人出が多い。
 自宅は逆に留守が多く、行楽外出?
 
 一方で、街演(街頭演説)の際に、お客さん待ちのタクシー運転手の方に、挨拶含め景気を訪ねると、「全然良くない、昨年よりさらにさらに下がっている」という。深刻な事態。

 札幌でのAPEC貿易担当大臣会合も終了、21カ国からの要人来道で警備体制は厳重であったが、「議論され確認された中身はどうか?」と報道関係記者がぽつりとつぶやく。さて、どうであったか勉強しなければ!

 車での走行中、道路を横断する親子乗りの自転車に目がとまる。後ろ席のお子さんは右手を高くあげていた。「交通ルール」を自然にこなすほほえましい姿に気持ちも和んだ好天の日曜日。