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浅野隆雄 この青空をいつまでも

社民党北海道の浅野隆雄のブログです。明日を担う子どもたちに、明るく平和な社会を残す為の活動や思いを書いていきます。

 日々過ぎて行きます。

2010年09月26日 | Weblog
22日の東京は、熱帯植物園の中?という暑さ。歩いても汗、立ち止まっても汗。札幌出るときは13度、東京は午後に33度近くにも。13度から33度への20度アップはさすがに・・・。東京は半袖で良くても、23日札幌へ戻るとひんやり、上着なしでは無理な北の大地の秋深まる季節を実感。


白滝黒曜石遺跡が日本ジオパークに今月認定されました。
すっかり有名な遠軽町白滝の黒曜石遺跡です。黒曜石(十勝石)が石器として使われていた大昔を物語るもの。
この黒曜石の産地は、佐賀や大分、長崎、熊本などの九州地区、長野、伊豆などにもあるとのことですが、日本一の原産地はなんといっても北海道。中でも、旧白滝村、置戸町、赤井川村、そして私の故郷上士幌町・十勝三股をはじめとする十勝北部が黒曜石の四大産地です。どこでとれたとしても、名称は「十勝石」と呼ばれており、 北海道では「黒曜石イコール十勝石」です。小さい頃は、十勝でとれるから十勝石というのだと勝手に勘違いしていました。黒くピカピカ光り輝く石器のようなもので、赤っぽい色を含んでいたりする珍しいものもあり収集家も多いはずですが、今回の認定で遠軽町白滝(旧白滝村)の注目度アップと発展が期待されるとのこと。遺跡と歴史の深まりにも期待大です。


25日、26日と集中的に街頭宣伝を行いました。話し方、間合い、内容など、ある先輩の指導を受けてのことで、随分と勉強になりました。寒さも日々強まる毎日ですが、地道に積み上げることに力注ぐ決意です。道行く人やご近所から励ましや、お子さんたちからも「こんにちは!」「うるさい!」と色々反応もあります。中には「ここの人ではないんだけど、横浜です」という人にも、社会新報札幌圏版を渡し「とにかく読んでみてください」と勧めました。みなさんに少しでも分かっていただき、知っていただき、見ていただき、聞いていただき、政策への共感の輪を広げて下されば、との一念で頑張っています。どうかよろしくお願い致します。

 街頭宣伝、集会と。

2010年09月21日 | Weblog
午後に外回りと街頭からの政策アピール活動、いわゆる街頭宣伝・街宣(ガイセン)を行った。
S地区、T地区とまわり、公園を中心として行った。玄関先から小さなお子さんが道路に出て来て「うるさーい」と言われてしまい、早々にその場所を切り上げ、お詫びに近づくと、玄関先で庭に3人で絵を描いていた。
「ごめんねうるさくて、終わったから」と言うと、にっこり笑って「これリンゴ、これは木の枝だよ」と説明してくれた。「うまいね、上手だね。道路に飛び出したりしないで、気をつけて遊んでね。また来るからね。さいなら」と言うと、「うん。バイバイ」とあいさつしてくれた。くったくない未来を担う子たちの笑顔は、気持ちを明るくしてくれる。

公園では、遊んでいる子が多く、「何してるの?」「社民党?」と近寄ってくれるものだから、丁寧にガイセンを説明して、道路への飛び出しなど、交通事故に気をつけてもらうように話をして、次へと移動することの繰り返しだったが、おかげで(?)ガイセンカ所数が少なくなってしまった。反省。


夜は党の会議に出てあいさつをして、朝鮮学校の高校無償化の一日も早い正式決定を求める9・21集会に遅れて参加した。前のブログに「良かった、決まりそう」と早とちりをしてしまったが、会場は早期決定に向けての熱の入ったものだった。心痛める生徒らの表情などが気になりつつ、「日本自らの自分たちの心にある問題でもある。あらためて再スタートを切り、頑張って行こう」という参加者の発言にうなずくことしきりであった。


明日は冷え込むという北の大地。東京での会議のため行くのだが、温度は33度予想とのことで、20度の温度差が体にどう影響するか、少し弱気になりながら気になるところである。
今のパソコンも、ウイルスで調子悪く明日修理に出すことに。全快で戻る事を祈るのみ。


 ご案内です。

2010年09月20日 | Weblog
以下の取り組みがありますので、お知らせします。よろしければご協力をお願い致します。

「韓国・朝鮮の遺族とともに―遺骨問題の解決を―全国連絡会」は、今年が韓国強制併合100年の年であり、強制連行・強制労働犠牲者の遺族をお招きして遺骨問題などの解決を実現するための企画を呼びかけています。
私たちも、全国連絡会のよびかけに応じて、北海道で企画を実施するために実行委員会を結成しました。
遺骨問題は、過去の事実に留まらず現在に続く問題です。強制連行によって父を失った遺族たちは、貧困、家庭の崩壊などで、教育の機会を失うなど言葉に出来ないほどの苦労を抱え生きてきました。
その体験をお聞きし、交流する、私たち一人ひとりが遺族の思いを真摯に受け止め、共に問題解決の道を目指していく事を願い、北海道での集会を準備しています。
また、北海道は朝鮮人強制連行・強制労働の主要な現場でもあります。北海道での遺骨問題の取り組みについても集会でご報告したいと考えています。 
北海道には、次のお二人を韓国からお招きして、企画を準備しています。

 ◆李熙子(イ・ヒジャ)さん
ヤスクニ合祀取消し訴訟原告映画「あんにょんサヨナラ」の主人公。父、李思(イ・サヒョン)さんは、京畿道出身で、軍属として中国で亡くなっています。遺骨は不明ですが、靖国神社に合祀され、父の魂の解放を求めて合祀取り消し訴訟をしています。

 ◆朴進夫(パク・ジンブ)さん
父、朴先鳳(パク・ソンボン)さんは、慶尚北道出身で、労務者として北海道で亡くなっています。お母さんは剣淵町出身の日本人ですが、韓国で亡くなっています。今回の来道では、剣淵町の親戚との面会を希望し、また、子どものころ里子に出された弟・英雄さんを探しています。
 
◇ 企画

(1)「あんにょんサヨナラ」上映会
日 時:2010年10月4日(月) 18:30~20:30  
会 場:札幌エルプラザ4F 大研修室
                  参加費:一般 ¥800  学生 無料

(2)「韓国・朝鮮の遺族とともにin 北海道 ~強制連行・強制労働被害の解決をめざして~」集会
日 時:2010年10月9日(土) 18:30~20:50 
会 場:札幌エルプラザ 3F ホール
参加費:一般 ¥500 高校生以下 無料

(3)剣淵町の親戚訪問、強制連行・強制労働の現場へご案内する。

 つきましては、ぜひ、この企画にご賛同いただきますようお願い申し上げる次第です。
 団体 1口 3,000円  個人 1口 1,000円  ※複数口の賛同をよろしくお願いします。 

<実行委員会参加団体> I女性会議札幌、I女性会議北海道、強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム、さっぽろ自由学校「遊」、市民自治を創る会、日本の戦後責任を清算するため行動する北海道の会、北海道平和運動フォーラム、みんなのひろばハンマダン

連絡先(小林):電話)090-2070-4423 
         FAX)011-596-5848)
mail)q-ko@sea.plala.or.jp

  世論調査に思う。

2010年09月19日 | Weblog
菅改造内閣の発足を受けて、各社世論調査の数字が出されました。軒並み内閣支持64%となり、「脱小沢」路線の継続が支持を押し上げた、とのことです。この数字なら、先の参院選敗北がうそのようです。

民主党代表選挙の際にも頻繁に世論調査が行われ、その数字をもとにした「民意・国民世論」という表現が跋扈(ばっこ)していました。
ある方いわく「世論調査民主主義に陥ることなかれ」と警鐘をならしていますが、私もそう思います。あくまでも一つの参考数値であり、絶対ではないはずです。世論調査の方法も簡易になりコスト減もはかられ、より回数が増加していますが、数字が示す国民への影響力も見逃せません。新聞、テレビ、ラジオなどの影響はまだまだ大きく、一方で、民主党代表選挙におけるインターネットでのお二人に対する支持傾向は、選挙結果とは圧倒的に逆な傾向を示していましたが、インターネットそれ自体が大きく影響を与えたり広げるようには、まだまだ熟成していないとも言われています。

世論調査という民主的傾向の一面性と危うさも自覚しつつ、目を見開いて耳をそばだてて、自分の肩に頭をのせて考えることが大事だと思う次第ですが。


土曜日、日曜日と、外回りに写真撮り、街頭宣伝とを行いました。会社の方いわく、「景気が上向きなんて、北海道のどこに見ることができるだろうか?」と、会社の維持で苦労するまわりの状況についてお話をしてくれました。実感です。先週から始まった生徒らの就職試験への報道でも、雇用状況の厳しさゆえの真剣さが如実でした。先行き不安な社会に対する政治からのメッセージは、世論調査数字から汲み取れるでしょうか?・・・

地域まわりの合間の午後遅い時間に、いつものカリーファームに寄り食事をしました。あまり休んでいないというマスターの努力と苦労に、頭が下がりました。汗して頑張る努力に、やさしい社会でありたい、そんな身近な政治こそ、と思うのです。

 党重野幹事長の談話です。

2010年09月18日 | Weblog
内閣改造についての、重野幹事長の談話です。ご参照下さい。


2010年9月17日
菅改造内閣の発足に当たって(談話)
                            社会民主党幹事長
                                重野安正

本日、菅内閣の改造が行われた。菅政権は鳩山政権を受け継いで6月8日に発足したが、9月14日に実施された民主党の代表選を受けて3カ月目で改造されることになった。民主党内を二分した激しい代表選の後で、「挙党一致」とはいいがたい不安材料を抱えた再出発である。菅政権の原点は、昨年の総選挙で多くの国民が、古い自民党政治からの転換や小泉構造改革路線との決別を求めたところにある。参議院選挙でもそのことははっきり示されており、自らの原点をしっかりと確認して政権運営に当たられるよう期待するものである。

昨年9月の「連立政権樹立に当たっての政策合意」は、国民の期待が集約されたものである。10テーマ33項目の政策合意の内容を実現するために、現政権が努力することこそ、国民の求めるところであり、新しい日本の政治を切り拓いていくことになる。社民党は、菅内閣が改造を機に、この3カ月のブレを糺していくかどうか注視しており、国民生活の改善に資する政策の実現には協力する用意がある。

沖縄の米軍普天間基地移設問題についての日米合意や閣議決定は、この「政策合意」に反するものであり、社民党としては政権離脱をした。先日の名護市議選では、移設反対の稲嶺進市長を支持する市長派が議席を大幅に増やし、議会の過半数を占めることになった。今年1月の市長選に続き、再び「移設反対」という市民の意思が明確に示されたことになる。この結果、普天間基地の辺野古移設という日米合意の実現は、一層困難になった。名護市民が示した、「政策合意」を大切にし、軍事基地がもたらす負担を軽減してほしいという要求に対して、誠実に向き合うべきである。社民党としては、菅政権が日米共同声明を撤回するよう強く求めていくとともに、11月の県知事選の勝利に全力を挙げる。

日本経済は構造的なデフレが進み、失業率は5%にのぼり、加えてドル安にともなう急激な円高が企業収益や中小・零細企業の経営を圧迫し企業の海外移転を促進するなど、きわめて深刻な状況にある。景気の二番底を招来しないためにも切れ目のない経済対策を実施すべきである。国民の求める政策の遂行に停滞は許されない。代表選による「政治空白」を早期に払拭し、国会として経済対策や円高対策、雇用対策、またオスプレイ配備問題などについて真摯に議論できるよう、早期の臨時国会召集を強く求める。
以上