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浅野隆雄 この青空をいつまでも

社民党北海道の浅野隆雄のブログです。明日を担う子どもたちに、明るく平和な社会を残す為の活動や思いを書いていきます。

新首相が誕生するけれど。

2010年06月04日 | Weblog
 5月25日から28日は十勝、胆振日高管内を駆け足で回りました。
 十勝では、雨模様のなか畑に沁み込み溜まっている水の量に、畑作の先行きを心配しつつ、暗渠排水の整備状況にも心が動きました。

 日高の自治体では、口蹄疫の影響で公共育成牧場での宮崎県からの牛受け入れが中止となり、放牧料収入の減と人件費の補てんなどで約6000万円の損失で、補正を組まざるを得ない実状に触れました。各地のまつりや諸行事の中止など、大きく報道はされているが、深刻なこうした影響の度合いにも胸が痛む次第です。
 10年前の十勝管内の口蹄疫の被害や影響の比ではなく、本当に深刻です。後から聞く鳩山総理の宮崎入りも現地ではなく、しかも滞在時間2時間余というのも、何かしら空しく感じ、その後の退陣に至っては悲しくなるばかりです。


 6月1日から3日のオホーツク網走管内入りでは、農家への戸別所得補償制度のいまの課題や、林野における森林林業再生プランの道半ばの状況にも、関係する方々からお話を伺いました。また個人宅や商売を営む方など、多くの方のところにお邪魔を致しました。 
 2日に生じた首相退陣表明という政治の大きな空白が生じるであろうことを考えると、政治と生活・暮らしが直結している地方の方々や国民の深いため息を感じずにはいられませんでした。

 地域で暮らす方々、業種業態や、民間・自営業・公務員を問わず、こうした人たちの切実な声に応える民主党新代表選出、つまり新首相でなければ、政治への劣化はとどまらないと思うのです。
 誰がなっても、誰になっても、「ムクドリ・ヒヨドリ」ならぬ、シラケドリが飛ぶような政治ではたまらないのです。
 4日の今日、果たしてどのようになるのでしょうか・・・?

首相の退陣表明

2010年06月03日 | Weblog
 6月に入り、1日(火)から3日(木)の2泊3日の行程で、オホーツク・網走管内の地方遊説を終えて先ほど札幌に帰って来ました。

 昨日2日(水)は遊説中に、突然の鳩山首相退陣表明の報が入り、急に慌ただしくなりました。

 報道関係の取材や先々の街頭での訴えに、その内容を織り込みながらの分刻みの日程をこなしました。

 政治とカネの問題やリーダーシップのこと、米軍沖縄普天間基地問題などに対する国民の大きな政治不信が、首相退陣へとつながったと言えます。

 国民に誠実に向き合う政治姿勢や、当然ともいえる国民目線の政治の実行など、多くの戒めを考えさせられますが、遅すぎた首相の態度表明であることも確かです。

 「この 8カ月、社民党は政権発足にあたって結んだ三党合意を実現させるために、閣内ならびに与党内で、全力を傾けてきた。
 「生活再建」の分野をはじめ、数々の前進面もあるし、社民党が連立の一翼を担っていたからこそ実現した課題や歯止めをかけてきたものも多い。
 残念ながら沖縄問題を理由に政権離脱に至ったが、国民に対する4年間の公約である三党合意に盛り込まれた10テーマ33項目の政策の多くがまだ実現途上にある。
 社民党は今後ともその政策を実現するため、全力を尽くす。」という社民党の声明を踏まえ、管内各地でマイクを通じて訴えさせて頂いたが、地域での反応も良く、手ごたえを感じての地方日程でした。

 本当に分刻みの2泊3日の強行日程でしたが、支えて下さった党員はじめ支持者のみなさんのご協力に、ただただ感謝するのみです。本当に頭が下がります。ありがとうございました。

離脱の今日は5月30日

2010年05月30日 | Weblog
 何回も触れていますが、党の文言は以下のように整理されていますので、ご参照ください。

   福島社民党党首への罷免は社民党の意思の否定であるとともに、沖縄県民の声を踏みにじるものである。

  鳩山内閣がそれを強行したことは連立政権を自ら壊すものであり、政権を共有できないことは自明の理である。

  したがって、政権離脱を確認する。

  10項目の政権政策合意等の実現は、向こう4年間かけた3党の国民への公約。これについて政府ならびに与党にその意思を確認する必要がある。  その結果によって古い政治に戻したくないとの多数の国民の意思を踏まえつつ、選挙協力の是非も検討する。
以 上

 このようにハッキリスッキリしていますが、重い課題もあります。

 党内周囲の方、先方様、何よりも有権者の目線がキーワードとなります。

  “パワーアップして頑張る(福島党首)”のみです。

 ちなみに、今日は530をもじってゴミゼロの日です。

 社民党は意気込み(ゴミ)が違うと声高らかに言いたいのですが!?

政権からの離脱が決まる

2010年05月30日 | Weblog
 社民党は今日の全国幹事長会議において、連立政権からの離脱が正式決定した。

 機関的な意見集約はしっかりとされての決定である。

 今日も、電話 Fax メールで励ましと賛意が寄せられてる。千葉県の方のみ離脱には慎重意見を寄せて下さっていたが。


 市内まわり、街頭でも「頑張って!」「早く離脱すべき」と多くの方から激励をいただいた。
 ベンチで座っていた方は、「十勝の知人から‘浅野君をよろしく‘と手紙が来ていた」。と教えて下さり、応援をして下さるとのこと。

 多くの方々のあたたかい心使いやご協力に感謝するしかないが、ありがたい限り。もちろん「陰ながら応援しているから」と言って下さる方にも感謝!

 今日の政権離脱を受け、スッキリハッキリとしたわかりやすい政治の実現を目指し、頑張るのみである。
 みさまのご協力を切にお願いする次第です。