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浅野隆雄 この青空をいつまでも

社民党北海道の浅野隆雄のブログです。明日を担う子どもたちに、明るく平和な社会を残す為の活動や思いを書いていきます。

菅新内閣に異議あり!

2010年06月09日 | Weblog
 菅新内閣が、昨日8日スタートした。

 今までの歴代首相とは、生い立ちや歩みが全く違う。ましてや今は亡き市川房枝さんのそばにいた方ゆえ、おのずと私自身が新首相に思う距離感も狭まるものである。
 1974年、当時の参院全国区に市川房枝さんが出馬した時、私はまだ18歳であったが、すでに日本社会党支持者であった。
 市川さんの主張に心動き、なぜに社会党とともに一緒にやってくれないのだろうか、社会党の側に許容や度量がないのかなと思ったほどだ。詳しくはわからなかったが。

 さて、新首相は、8日の会見で「貧困や戦争といったことをなくすことこそ政治が力を尽くすべきだ」と語りながら、一方で、「戦後60年間、日米同盟を基軸としてきた。その原則は今もしっかりと続けていく必要がある。米軍普天間飛行場移設問題は、日米合意に基づいて進めていかなければならない」と言い切った。もちろん続いて、「沖縄の負担軽減にも全力を挙げて取り組んでいく」とも語ったが。

 会見内容をよく見てみると、冒頭に「最小不幸の社会をつくる」と述べた意味も詳しくは分からないが、「貧困や戦争をなくす」ことと、「日米基軸、日米合意」で普天間基地は残り、新たな辺野古への海上基地建設という言葉は全く理解できない。大いに異議あり!

 ましてや、その重要課題を担当してきた外交、防衛、沖縄担当相が再任では、「表紙が変わった」だけと、きつくきびしく揶揄されても仕方ないことである。

 北沢防衛相は9日の会見で、「8月末までの地元沖縄との合意取り付けは困難」との見方を示し、岡田外相も「(8月末までに)沖縄の合意を求めなければならないというものではない」と、明言したという。

 地元合意なんかどうでもいいというこの態度。先の三党連立を壊し、地元の理解と合意を無視軽視する、このような態度は、決して許されるものではない。

 地方を切り捨て、働く人の生活をかえりみない去年までのあの政権と、どこがどのように違うと言うのか。

 こう書くと、沖縄基地問題での態度と姿勢で全てをはかろうとするのは間違いなのかも知れない。

 しかし、しかし、戦後65年の重い歴史が刻み込まれた沖縄に象徴される大問題である。しかも、新たな政治の、社会の、行政の、大きな転換点でもある今日である。

 その時に、何ら深刻な自己反省や説明もなく、旧来の古いものをただ単に踏襲し継続し維持して行くという政治と手法なら、どんなに言葉や顔ぶれは変わっても、国民は許さないし、遅かれ早かれ圧倒的な民意により倒れていくだけである。必然である。

 亡き市川房枝さんは、この事態をどのように見つめているのだろうか、余りにも悲し過ぎると思うのは、私だけではないはずである。



国会は、本当にクリーンな青空なのでしょうか?

2010年06月07日 | Weblog
 ここ数日の報道関係の世論調査は、新政権がスタートを切る前から一定の期待度を示し、V字回復傾向を見せています。

 ある党における「○グループ」対「△グループ」という大きな描き方は、それらへの距離感・区切りとの関係で、政治の新たなクリーン展開の期待感すら示しています。

 辞任した人が後方に退き、一線を画すような事態。それはそれで国民の期待感を高め、その党にとって選挙への良い傾向を示すならば、結果良しのはず。

 図式化してしまう報道関係のありようは、単純に見てしまう危うさを広げ、決して好ましい政治状況とは言えないはずです。演出あり、脚本ありと言うのは、言い過ぎでしょうか?

 逆に、前政権に対する国民の失望や閉塞感がいかに大きいかの裏返しであることも確かです。
 しかし、スタート前からの高い支持は「ご祝議相場」とはいえ、理解しづらい面もあります。

 リーダーシップの問題、おカネと政治、沖縄基地問題など、失墜してしまった課題への具体的解決策や対応策ははたしてどうか、「日米共同声明踏まえ」など、案外変わらないまま先へとも行きそうです。真にはこれからです。

 注意注視しつつ、党人事や組閣を見ていきます。

 市内まわりであっという間に日が暮れていきます。明日から道南日程です。並走する女性キャラバンとも一緒です。みなさまお世話になります。

 5日来道した福島みずほ党首は疲れをものともせず元気全開、政治刷新へのトコトンの決意は学ばされました。私も一層頑張ります。

送信者 2010-06-05


送信者 2010-06-05

好天の日曜日

2010年06月06日 | Weblog
 朝早くから、好天の下のパークゴルフ大会であいさつをさせて頂き、事務所に戻り用をこなし、街へ。

 天気も良く、北大祭、公園など、どこも人出が多い。
 自宅は逆に留守が多く、行楽外出?
 
 一方で、街演(街頭演説)の際に、お客さん待ちのタクシー運転手の方に、挨拶含め景気を訪ねると、「全然良くない、昨年よりさらにさらに下がっている」という。深刻な事態。

 札幌でのAPEC貿易担当大臣会合も終了、21カ国からの要人来道で警備体制は厳重であったが、「議論され確認された中身はどうか?」と報道関係記者がぽつりとつぶやく。さて、どうであったか勉強しなければ!

 車での走行中、道路を横断する親子乗りの自転車に目がとまる。後ろ席のお子さんは右手を高くあげていた。「交通ルール」を自然にこなすほほえましい姿に気持ちも和んだ好天の日曜日。

福島みずほ党首 パワー全開

2010年06月05日 | Weblog
 今日は、福島みずほ党首の、連立政権離脱後初の北海道札幌入りの日であった。



 保育園訪問、大通公園街頭演説会、福島党首おおいに語る会、記者会見、最後はJR札幌駅南口街頭演説会など、ハードな日程を分刻みでこなし、帰途についた。昼食もそこそこの強行日程。
 明日は早朝から長野遊説日程と9時からのテレビ出演である。
 北海道に大きな元気を下さった福島みずほ党首に心から感謝する。

 保育園では、地域主権のもとの「幼・保一元化」や職員配置基準、さらに、規制緩和の進行と保育や施設、高齢者介護を覆う「サービス」事業へと進む現状も報告された。
 社会福祉事業であり、保育事業であるべきという。「サービス」に強制されていく事態は、追いつかない現場の戸惑いや混乱と利用者の不安など大きくなっている。

 セーフテイーネット構築や国の検討部会での基準作りなどに対する党首から詳しい説明もされ、さらに今後の意見交換や連携なども強めようと話された。
 労働組合の方々との絆の強化も勿論であった。

 街頭では、福島党首は罷免されたことに対して、沖縄と全国のみなさんへの信義を守る、外を歩けなくなるような裏切りはしてはいけないときっぱっりと声を大にして訴え、社民党への大きな支持を呼びかけた。

 私からは、内閣から罷免された福島さんを、国民の力で平和と暮らしを立てなおす大きな力として三度国政へ押し上げて、沖縄との連帯の力にと、話をさせていただいた。

 参議院議員選挙での社民党躍進は絶対に欠かせない!。

 福島みずほ党首の社民党ともども、どうか絶大なるご支援ご協力を!

新内閣総理大臣について

2010年06月04日 | Weblog
 民主党代表選挙に、菅直人代議士が選出され、午後の衆議院本会議にて内閣総理大臣に就任した。第94代、61人目だという。

 「国民の生活が第一」という立場を継続する考えを強調しているが、内閣発足は週明けになるという。
 
 組閣の顔ぶれを見なければ、「政治とカネ、沖縄普天間基地問題」等の諸課題にどう立ち向かうのかはいまだ見えて来ない。

 「選挙管理内閣」と言う人もいるが、今国会には、労働者派遣法改正案、郵政改革関連法案などの重要法案の成立含め、課題は山積である。


 政治が国民に信頼され、来る参議院議員選挙勝利はもちろん、平和な暮らし、住みよい社会の実現に向け頑張る決意である。


 明日は、福島みずほ党首の来道である。同じく7月参議院議員選挙を闘う尊敬する先輩同志である。緊張する・・・。