財政・台所事情が大変に厳しいからと、人件費のカットへと走るのは世の常ですが、国家公務員も大幅な2年連続の賃金引き下げ(ボーナスの0,2カ月ほか)へと言う動きです。
「民間並み」と称して大幅に切り下げられた公務員人件費は、今でも民間相場から見て高いとの声も。「民間準拠」にどこまで合わせていくのか、大手の好景気と格段に違いすぎる地方の地場中小の苦しみも、公務員ですらあれだけ下がったから、となりかねないと危惧するものです。
国会議員とも言えども例外ではなく、特権の廃止や定数削減へという動きは加速しています。バーゲンやたたき売りのように削減の数字に大ナタが振るわれ「○○人」いや「○○○人」ともなりかねない事態です。民意の反映それ事態が危ぶまれる非常事態なのですが。
仮に家庭であれば、「苦しいからみんなで我慢しよう」、「何と何を切り詰めよう」と当然話し合われるはずですが、その際に子どもは、小さいながらも「なぜ苦しいの?」「お父さんのせいなの?」「どうして?」としつこく理由を聞くはずです。
国も地方も台所事情が苦しいという。でもなぜこんなになったの?どこに原因があるの?誰のせいなの?という話はあまり聞こえません。無駄や無理やムラが大きくあったはずですが、そこの責任追及論は出て来ません。
かっての当事者すら、逆に政権への責任に全力傾注しているのですから、これほど楽な対応はないと思うのは、私の言い過ぎでしょうか?
政府は今日の閣議で、「日韓併合100年に当たって」の首相談話を決定しました。アジア諸国への植民地支配と侵略を謝罪した1995年の「村山首相談話」の踏襲と、「痛切な反省と心からのおわび」の表明し、そして未来志向の日韓関係構築に取り組む姿勢等を強調しています。
日韓併合100年の節目に、首相談話の形で謝罪の意思を明確にすることで、菅内閣のアジア重視の姿勢と、日韓関係の進展につなげたい考えのようですが、はたしてどうなのでしょうか。
この中身に反対する方々も多いとのことですが、そもそも現在の軍事力、米国との同盟関係など、本当に未来志向で進むのであれば、もっと政治として変化なり行動で示すことが先にあるはずです。熱いヒロシマ、ナガサキの直後だけに、そのことにこだわり真摯に向き合い信頼と友好平和への確かな政権であるべきと思うのです。
地域まわりも本当に汗が滴り落ちる毎日です。
夜は札幌地域労組の「労働者の権利講座」10周年行事に出る予定です。働く人の流した汗が報われる日々を念じて前へ進みたいと思います。
「民間並み」と称して大幅に切り下げられた公務員人件費は、今でも民間相場から見て高いとの声も。「民間準拠」にどこまで合わせていくのか、大手の好景気と格段に違いすぎる地方の地場中小の苦しみも、公務員ですらあれだけ下がったから、となりかねないと危惧するものです。
国会議員とも言えども例外ではなく、特権の廃止や定数削減へという動きは加速しています。バーゲンやたたき売りのように削減の数字に大ナタが振るわれ「○○人」いや「○○○人」ともなりかねない事態です。民意の反映それ事態が危ぶまれる非常事態なのですが。
仮に家庭であれば、「苦しいからみんなで我慢しよう」、「何と何を切り詰めよう」と当然話し合われるはずですが、その際に子どもは、小さいながらも「なぜ苦しいの?」「お父さんのせいなの?」「どうして?」としつこく理由を聞くはずです。
国も地方も台所事情が苦しいという。でもなぜこんなになったの?どこに原因があるの?誰のせいなの?という話はあまり聞こえません。無駄や無理やムラが大きくあったはずですが、そこの責任追及論は出て来ません。
かっての当事者すら、逆に政権への責任に全力傾注しているのですから、これほど楽な対応はないと思うのは、私の言い過ぎでしょうか?
政府は今日の閣議で、「日韓併合100年に当たって」の首相談話を決定しました。アジア諸国への植民地支配と侵略を謝罪した1995年の「村山首相談話」の踏襲と、「痛切な反省と心からのおわび」の表明し、そして未来志向の日韓関係構築に取り組む姿勢等を強調しています。
日韓併合100年の節目に、首相談話の形で謝罪の意思を明確にすることで、菅内閣のアジア重視の姿勢と、日韓関係の進展につなげたい考えのようですが、はたしてどうなのでしょうか。
この中身に反対する方々も多いとのことですが、そもそも現在の軍事力、米国との同盟関係など、本当に未来志向で進むのであれば、もっと政治として変化なり行動で示すことが先にあるはずです。熱いヒロシマ、ナガサキの直後だけに、そのことにこだわり真摯に向き合い信頼と友好平和への確かな政権であるべきと思うのです。
地域まわりも本当に汗が滴り落ちる毎日です。
夜は札幌地域労組の「労働者の権利講座」10周年行事に出る予定です。働く人の流した汗が報われる日々を念じて前へ進みたいと思います。