浅井久仁臣 『今日の中東』

1971年のパレスチナ初取材から、30有余年中近東を見続けてきたジャーナリストが独自の視点をお届けします。

与党の主導権争い?

2005年08月31日 | Weblog
 ガザ地区から入植地を完全撤退したシャロン首相は30日、ラジオ番組に登場して与党リクード連合内でシャロン氏の地位を脅かす存在といわれているネタニヤフ元首相をこき下ろしました。
 すると、ネタニヤフ氏もそれに反論、激しい舌戦が繰り広げられています。最近の世論調査では、リクード連合内でネタニヤフ氏の党員の間における人気は急上昇、シャロン氏を上回っているものも出てきました。
 私の見たところ、二人の舌戦はリクード連合の演出そのものですが、日本のマスコミが小泉政権を盛り立てているのと同様、イスラエルのマスコミも面白おかしく書き立てています。
 

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