浅井久仁臣 『今日の中東』

1971年のパレスチナ初取材から、30有余年中近東を見続けてきたジャーナリストが独自の視点をお届けします。

コメント欄について

2006年03月23日 | Weblog
 私のブログ「グラフィティ」で、コメント欄についてさまざまなやり取りがあり、熟慮した結果、下記のような内容で継続することに決定しました。つきましては、こちらのブログについても、今後は同様の措置を取らせていただき、これまで受付を拒否していたコメントを受け付けることに決めました。コメントを書き込まれる方は、良く読まれて私に登録された後、ご意見を書き込んでいただけますよう、よろしくお願いいたします。
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 コメント欄の閉鎖の可能性について言及いたしましたところ、読者から直接様々なご意見をいただきました。ありがとうございます。今回の動きのきっかけとなった「旅人」氏からの書き込みについて、コメント欄で「一理ある」とされる意見もありましたが、私のところに直接寄せられるものには一つもありませんでした。それよりも昨年の旅人氏からの私への個人攻撃の内容(ひどいものは全て削除してありますので新しい読者は見ることができません、悪しからず)に憤慨するものばかりでした。多くの方から「浅井の好きなようにしていいのでは」との意見をいただきました。と同時に、幾つかのアイディアも寄せられ、熟慮した結果、下記のような結論に至りました。このことにいかに時間を費やしたかは、私の3つのブログへの書き込み量を見ていただければお分かりにんるはずです。

 コメント欄に書き込みを希望される方は、あらかじめ私宛に「本名」「住所」「電話番号(出来れば固定電話)」「職業」「ハンドル・ネイム」「メイル・アドレス」そして「自己紹介」と「このブログに望むこと」を書いてasaikuniomi@yahoo.co.jp 宛てにお送りください。もちろん、それらの情報が私以外のところにもれることはありません。また、「登録」した後は、ハンドル・ネイムで書き込まれて結構です。

 そんな面倒なことをネットの世界でやるの?と思われる方が多いので、私の自分のブログへの「思い込み」をここで書かせていただきます。

 私はこれまで書いてきたように、マスコミで長年仕事をしてきましたが、ここ10年はマスコミの在り方に疑問を持つことが多く、マスコミから距離を置き(一切仕事をしないと言うことではなく、お互いが納得した条件でのみ協働する)インターネットの世界で新天地を開こうと頑張ってきました。そこで出会ったのがホウム・ペイジであり、ブログです。これは、私が考えてきた「ミニコミ」に近いもので上手くすれば、これを自分のメディアにすることが出来ると直感しました。

 お蔭様で、どちらも多くの方に読んでいただける「場」になってきました。ただ、今回のコメント欄で起きたように、ネットの世界でありがちな問題がここでも無関係ではありませんでした。

 「第二次湾岸戦争」「パレスチナ」両ブログでは、今回のようなことを回避するため、最初からコメントを受け付けないやり方を取りました。でも、「グラフィティ」では、皆さんの意見交流が出来るようにしてきました。靖国問題や医師の逮捕問題では活発な意見が交わされ、嬉しく思いました。しかし、発刊当初からお読みの読者であればお分かりのように、幾人かから不愉快なメイルが入りました。もちろんその辺りまでは「想定内」でしたが、旅人氏の執拗な個人攻撃は目に余るものがあり、読者から同情のメイルと共に幾つかの助言もいただきました。そして知人から旅人氏の人物像を特定する情報までもが寄せられてきました。送られてきたメイルからそこまで個人情報が出てくるものかと驚いた私は、旅人氏が誰であったかよりも、そんなことが出来てしまうインターネットの世界への警戒を強めました。

 インターネットの世界では「匿名」が違和感なく受け容れられています。それが、本音を語れない人たちにとっては都合の良い場であり、待ち望んでいたものでしょう。私もそれを全て否定するつもりはありません。ただ、それ故に、無責任に放言したり個人攻撃をするのは、読んでいても不愉快ですし、そこからは何も生み出さないと信じます。

 恐らくそういう声が他にも強くあったのでしょう。インターネットの交流の場でも、「ミクシィ」などのように身元を明らかにしないと参加できないものも現れているようです。また、皆さんご存知のように、一般に流通している新聞や雑誌の投書欄は、編集部に身元を明らかにすることが必須条件にされており、その部分においては例外はありません。

 そこで、このブログでも、コメント欄への書き込みを希望される方には身元照会をさせていただくことにしました。ですから、今後は前述したような内容を私宛に送られて「登録」された後、コメント欄に書き込みをしていただきたいと思います。そうでないものについては、直ちに削除させていただきます。ご了承ください。
 
 

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