浅井久仁臣 『今日の中東』

1971年のパレスチナ初取材から、30有余年中近東を見続けてきたジャーナリストが独自の視点をお届けします。

西岸地区入植者が銃乱射 3人殺害

2005年08月17日 | Weblog
 イスラエルのマスコミ報道によると、17日、西岸地区中部に作られたイスラエルの入植地で、警備に当たるイスラエル軍兵士の銃を奪った入植者が、現場にいたパレスチナ人に発砲、3人を殺し、他の3人に重軽傷を負わせたようです。
 報道では、その動機やパレスチナ人がなぜそこにいたのか明確な情報は伝えられていません。一部報道で、パレスチナ人は入植地に雇われた労働者と伝えています。
 私にとって不可解なのは、犯人がイスラエル兵の銃を奪って犯行に及んだ点です。入植者達は普段武装をしており、わざわざ兵士の銃を奪う必要はありません。

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