ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

明治通りを往く

2024年03月30日 | TOKIOの道と川

靖国神社の標本木で東京の開花宣言が出されたのが3月29日。板橋区で私が定めた標準木では二日前の27日には10輪以上の花が咲いていました。

そんな日に都営新宿線西大島駅から明治通りを北に、東八道路までの2.5kmの未踏部分を塗りに行きました。
うちから最も身近な都道である明治通りですが検索しても「明治通りを往く」というタイトルの記事はありません。
明治通りは都内のあらゆる散歩で使われて途切れ途切れで軌跡がとられたために、わざわざ明治通りに線を引くという機会が一度もなかったようです。

首都高小松川線の下。高速通りということで軌跡を取ることをはなから諦めていますが、意外とこういう公園になっている所を繋いでいけるかも。

10分も北に行けばすぐに亀戸。大塚や中目黒辺りで見かけるレトロ寄せの店舗デザイン。低コストで集客力が高いデザインです。

亀戸の歯医者さん。今すぐ見れます。「見」じゃなくて「診」。見「れます」じゃなくて診「られます」と頭の中で赤字を入れてしまいます。

亀戸駅から10分で亀戸香取神社。下町は香取神社多いです。

スポーツ振興や勝利の神様として親しまれています。こちら石に触ることで勝運と幸運のご利益がある「勝石(かちいし)」。

香取神社の100m先の北十間川福神橋を渡った先が花王のすみだ事業所。花王を支えたかつての主力工場です。
広大な敷地の南端にある新南棟は事業所開設100周年の2022年に竣工。亀戸から来た人に最初に目に入るのがこのド派手なデザイン。設計・施工は清水建設。

特に公開している建物ではありませんが、ロビーだけ見学させてもらいました。

花王の先に東武亀戸線小村井駅。全長わずか3kmの都内ローカル線。以前丸八道路を往くの時にごく短い部分で丸八道路と並走していました。

丸八道路との分岐点を過ぎて明治通り未踏部分は終わり。押上スカイツリー方面に帰ります。

また亀戸線越え。昭和30年代の塗装を再現したリバイバルイエローの車体は一編成しかないので、さっき小村井駅の写真の車体が押上から戻って来たところのようです。

明治通りか押上への十間橋通りは昭和のトタン建築がたくさん残っていてどれも見ごたえ充分です。

こういうのを観光資源にしたらいいのにと思いますが、これ見てうれしい人はまだそんなに多くないのか。あと数枚写真あるけど止めておこう。

長谷尾花鳥店はとんがりハウス。

スカイツリーしたから半蔵門線で帰宅しました。
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