二日目は宿泊したホテルがサービスとして提供している諏訪大社四社巡りのバスツアーに参加。
諏訪湖畔にホテルはたくさんありますがこんなサービスがあるのは「しんゆ」さんだけです。それでいて2食付きの宿泊費も決して高くはありません。おすすめ。
マイクロバスは通常座席21に補助席の6つもフルに使って満席。「ツアー始まって以来の満席」だそうです。
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ホテルから25分かけて最初に来たのが上社前宮。諏訪大社の4か所の社の中で最も古くに創建されたことになっています。諏訪大社発祥の地。
諏訪大社の他の3つの社には「本殿がない」という特徴がありますが、ここ前宮だけは拝殿の後ろに本殿があります。現在の社は昭和7年に伊勢神宮の御用材で建てられたもの。
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手水社はなく、脇を流れる清流で手を清めます。
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4つの社にはそれぞれに4本の御柱が建っています。柵で囲われていますが、手を伸ばして触れると何やらご利益があるようです。
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参道から駐車場に下る。駐車場からここを登って来て参拝するのが本来のルートですが、濡れた落ち葉で危険ということでバスが拝殿すぐ近くまで登ってくれました。
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銀杏の絨毯。
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全国的に知られる神社なのに上社前宮の周辺は売店もなく静かです。
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再びバスに乗って2社目の上社本宮まではわずか5分。
諏訪4社を自力で回るのは大変と聞いていましたが、上社2社は最寄りの茅野駅から徒歩で往復して8km、下社2社は下諏訪駅から往復して3kmです。JRと徒歩で充分回れます。
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祈祷殿に架けられた御幕に梶の葉の神紋(神社の家紋)。根の部分が4本です。これが後で行く下社では5本に変わります。
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上社本宮一の御柱。2022年の御柱祭りで人の手によって山を下り川を越えて運ばれてきたもの。次回は2028年だそうです。
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昭和に建て替えた上社前宮以外の3社には江戸以前に建てられて重要文化財指定になっているものが多数あります。上社本宮はこの神楽殿はじめ6つの社殿が重文です。
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駐車場に近い石鳥居ではなく写真奥に見える銅の鳥居から入るのが正式ルート。巨木に圧倒されるRさんを探せ。
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こちらも重文の布橋を通って拝殿に向かいます。
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上社本宮弊拝殿。本殿はなく背後の山がご神体(神体山)。
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本宮の駐車場前には何軒かの仲見世がありました。美味しいぜんざいを食べてから諏訪湖を通り越して下社二社に向かいます。
諏訪湖の北西から南東に15kmほどの長さで広がる諏訪盆地。その一番低い部分に溜まった水が諏訪湖です。
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30分走って下社春宮。上社は前宮と本宮、下社は春宮と秋宮という組み合わせです。
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正中に神楽殿。鳥居から拝殿を塞ぐような位置に神楽殿があるのを見た記憶がありませんが調べると「境内の中心に建てられることが多く」という記述もあります。
私は年間で50~100近くの神社を参拝していると思いますが、出雲大社みたいに神楽殿が拝殿を兼ねているのを除いてこの配置の神社は思い浮かびません。
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神楽殿を回り込んで背後の幣拝殿へ。
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境内から4分ほど歩いて万治の石仏。石鳥居を作るために石材にノミを打ったら石から血が出たので恐れおののいて鳥居を作るのを止めて阿弥陀仏を刻んだという伝説の石仏。
仏様を彫っている時は石から血は出なかったのかという疑問は残りますが、顔がかわいいので許す。周囲を3周してお参りします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/ce/c1900b5320c025ea41c193a07a1976f8.jpg)
春宮と石仏の間も紅葉がきれいでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/f6/7eab9c26611f4ec40b5e049da504cea8.jpg)
春宮からバスで5分で最後の秋宮へ。鳥居の先の参道が左右に分かれていて正中を歩かない造りになっています。
神社では中央を歩いてはダメ、端を歩きなさいというのは戦後、特に平成期に多く作られた嘘マナーのひとつですが、往復の人が左右に分かれた方が流れは良くなりますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/eb/cbee9ea181b22e7b474dac3d97451733.jpg)
春宮と同様に正中に神楽殿。春宮と秋宮は同時期に同じ図面から別々の棟梁が仕事を請け負い、技とスピードを競いながら建てられました。なので配置も同じなのは当然です。
神楽殿両脇の後ろに皮が剥かれて白っぽく見えるのが一の御柱と二の御柱。
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幣拝殿。同じ図面からなのに屋根の形などに春宮との違いがあります。
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神紋。上社本宮では4本だった根が5本になっています。
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2年前に新車になったバスしんゆ号と運転手兼ガイドさんと記念写真。ガイドさんは赤い蝶ネクタイでビビる大木さんにそっくりでした。たぶん意識して寄せてる(笑)
9時20分にホテルを出て12時30分に上諏訪駅で解散でした。駆け足での参拝ですが充分に楽しめました。
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白い線が本日のルート。諏訪大社4社の位置関係はこんな感じです。
諏訪湖畔にホテルはたくさんありますがこんなサービスがあるのは「しんゆ」さんだけです。それでいて2食付きの宿泊費も決して高くはありません。おすすめ。
マイクロバスは通常座席21に補助席の6つもフルに使って満席。「ツアー始まって以来の満席」だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ad/3863773cb0af15ea9d8ae38c518b2cac.jpg)
ホテルから25分かけて最初に来たのが上社前宮。諏訪大社の4か所の社の中で最も古くに創建されたことになっています。諏訪大社発祥の地。
諏訪大社の他の3つの社には「本殿がない」という特徴がありますが、ここ前宮だけは拝殿の後ろに本殿があります。現在の社は昭和7年に伊勢神宮の御用材で建てられたもの。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/4f/5ac0395d6d90945fc1ac1b5be9bc6dc0.jpg)
手水社はなく、脇を流れる清流で手を清めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/60/f62d7c814a644bde4df69644debff329.jpg)
4つの社にはそれぞれに4本の御柱が建っています。柵で囲われていますが、手を伸ばして触れると何やらご利益があるようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/68/c4de2fe2b017abbde2886649c6c41ef3.jpg)
参道から駐車場に下る。駐車場からここを登って来て参拝するのが本来のルートですが、濡れた落ち葉で危険ということでバスが拝殿すぐ近くまで登ってくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/e1/134e9b0c135f9273555d1f41f7fad7ed.jpg)
銀杏の絨毯。
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全国的に知られる神社なのに上社前宮の周辺は売店もなく静かです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/d0/3a20806b3ff3f80cea10bcef33031598.jpg)
再びバスに乗って2社目の上社本宮まではわずか5分。
諏訪4社を自力で回るのは大変と聞いていましたが、上社2社は最寄りの茅野駅から徒歩で往復して8km、下社2社は下諏訪駅から往復して3kmです。JRと徒歩で充分回れます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/81/03443faf6bd41aa7ba94cffd07b81a66.jpg)
祈祷殿に架けられた御幕に梶の葉の神紋(神社の家紋)。根の部分が4本です。これが後で行く下社では5本に変わります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/1a/1fae202e97789c1302ec52fd4737cad4.jpg)
上社本宮一の御柱。2022年の御柱祭りで人の手によって山を下り川を越えて運ばれてきたもの。次回は2028年だそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/b2/fe11342fea0e33f67c3e0fa8b432f7ce.jpg)
昭和に建て替えた上社前宮以外の3社には江戸以前に建てられて重要文化財指定になっているものが多数あります。上社本宮はこの神楽殿はじめ6つの社殿が重文です。
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駐車場に近い石鳥居ではなく写真奥に見える銅の鳥居から入るのが正式ルート。巨木に圧倒されるRさんを探せ。
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こちらも重文の布橋を通って拝殿に向かいます。
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上社本宮弊拝殿。本殿はなく背後の山がご神体(神体山)。
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本宮の駐車場前には何軒かの仲見世がありました。美味しいぜんざいを食べてから諏訪湖を通り越して下社二社に向かいます。
諏訪湖の北西から南東に15kmほどの長さで広がる諏訪盆地。その一番低い部分に溜まった水が諏訪湖です。
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30分走って下社春宮。上社は前宮と本宮、下社は春宮と秋宮という組み合わせです。
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正中に神楽殿。鳥居から拝殿を塞ぐような位置に神楽殿があるのを見た記憶がありませんが調べると「境内の中心に建てられることが多く」という記述もあります。
私は年間で50~100近くの神社を参拝していると思いますが、出雲大社みたいに神楽殿が拝殿を兼ねているのを除いてこの配置の神社は思い浮かびません。
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神楽殿を回り込んで背後の幣拝殿へ。
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境内から4分ほど歩いて万治の石仏。石鳥居を作るために石材にノミを打ったら石から血が出たので恐れおののいて鳥居を作るのを止めて阿弥陀仏を刻んだという伝説の石仏。
仏様を彫っている時は石から血は出なかったのかという疑問は残りますが、顔がかわいいので許す。周囲を3周してお参りします。
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春宮と石仏の間も紅葉がきれいでした。
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春宮からバスで5分で最後の秋宮へ。鳥居の先の参道が左右に分かれていて正中を歩かない造りになっています。
神社では中央を歩いてはダメ、端を歩きなさいというのは戦後、特に平成期に多く作られた嘘マナーのひとつですが、往復の人が左右に分かれた方が流れは良くなりますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/eb/cbee9ea181b22e7b474dac3d97451733.jpg)
春宮と同様に正中に神楽殿。春宮と秋宮は同時期に同じ図面から別々の棟梁が仕事を請け負い、技とスピードを競いながら建てられました。なので配置も同じなのは当然です。
神楽殿両脇の後ろに皮が剥かれて白っぽく見えるのが一の御柱と二の御柱。
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幣拝殿。同じ図面からなのに屋根の形などに春宮との違いがあります。
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神紋。上社本宮では4本だった根が5本になっています。
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2年前に新車になったバスしんゆ号と運転手兼ガイドさんと記念写真。ガイドさんは赤い蝶ネクタイでビビる大木さんにそっくりでした。たぶん意識して寄せてる(笑)
9時20分にホテルを出て12時30分に上諏訪駅で解散でした。駆け足での参拝ですが充分に楽しめました。
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白い線が本日のルート。諏訪大社4社の位置関係はこんな感じです。
再来年の計画がもうあるというのがすごいですね。卒業後うん十周年とかそんな感じでしょうか。
片倉館の温泉も超おすすめですので是非。