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日曜の朝の読響。若いソリストがバイオリン協奏曲を熱演中。
素晴らしい演奏の最中に背後にいる管楽器奏者の譜面台にぶら下がっているマスクに目が留まりました。
管楽器だとマスクは外さないと吹けませんからね。
ステージの上にいてマスクをどうしようかと考えてら目の前にある譜面台のページ押さえの細い棒に引っかけたくなるのは分かります。
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一度ステージ上のマスクが気になり始めると、バイオリン周辺もマスクだらけです。
マスクをしたままの演奏も見たことがありますが、読響では演奏中は外すことが多いようです。
音楽的なことだと半音の100分の一の音程を気にしたり、一瞬のタイミングの違いを追求する繊細な音楽家たちですが、ステージの見た目には割と無頓着。
行儀が悪いとか見苦しいとか言っているのではありません。念のため。仕方ないしこれが一番合理的な方法なんでしょう。
2022年のオーケストラの風景は、ぶら下がるたくさんのマスクと共にあるんだなあと言う時代の記憶として残しておきたくなっただけです。
ホントに端正な素晴らしいメンデルスゾーンでした。
そんなつもりはないのに、いつしかマスクばかり探しているBさんの様子が目にうかびます。笑
まぁ、せめて折りたたんだ状態でかけましょうよという気がしないでもありません。
あるいは、「当日は黒マスクに統一しましょう」などとすれば、もうちょっと目立たないかも?
こんな時代なのですね~。
テレビの録画だと目いっぱいアップにされちゃいますから、逆に気の毒な感じです。
わたし的には軽いブログのネタが飛び込んできてラッキーでした。
黒いマスクって、私なんかだとどうしても平成初期の暴走族とか韓国の不良などのイメージが強いです。
若い人はそんなことないんだろうな。