青天の月末。Rさんに誘われて豪徳寺へ。自転車の親子は前の踏切が鳴り始めたところから自転車を停めて世田谷線が来るのを待っていました。
世田谷八幡。比較的何回も来ているこの辺りですが、ここに神社やこんなにでっかい鳥居があることを初めて知りました。
14世紀に創建し明治時代には郷社でした。江戸郊外三大相撲の一つで今でも秋の例祭では東京農業大学相撲部による奉納相撲が行われているそうです。
世田谷城址公園。
かなりがっつりと土塁や空堀がありますが、秀吉の時代にに廃城となって江戸以降は放置された場所で、実際にどこまでが「遺構」なのかは分かっていないようです。
たくさんの石垣も見えますが、全て公園として整備する際に土塁の崩落防止のために作られた物です。
土塁の上を歩く。
2023年12月のブラタモリで土塁に囲まれた防御力の高いアパートとして紹介された東京都住宅供給公社の豪徳寺アパート。
奥に見える土塁の向こうが城址公園。いつかこのアパートが建て替えになる際には地下から吉良家の遺構が見つかるかも知れません。
豪徳寺参道の両側も土塁です。ということはここも空堀だったということか。
久しぶりの豪徳寺。
相変わらず旅行者に人気のスポット。境内にいる人の内7割くらいは外国人でした。招き猫を販売する社務所にも長い行列ができていました。
売れるんだからもうちょっと間口広げてちゃんと売ればいいのに。ちなみにサイズは2cmから30cmまで8種類で展開。
地蔵堂は2021年に完成。最後に着たのが2019年だから初めて拝みます。
今日のメインの目的はこちら。その2019年の豪徳寺散歩の時に偶然見かけた青い洋館。
取り壊しが決まっていたこの建物がその後山下和美を中心とした漫画家チームによって買い取られて修繕が施され、2023年3月にようやく一般公開されるに至りました。
こちらは2階のギャラリーで三原順の原画展見学も兼ねているので別記事にまとめます。