ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

八王子散歩 都立小宮公園のエゴノキ

2023年05月20日 | おとなの遠足

八王子駅から北に向かって歩いて行くと浅川を越えた先で目の前に丘陵が現れます。丘を登って行くと深い切り通し。切り通しの左側が都立小宮公園です。

駐車場の奥から公園の中に入って行きます。

意外に立派なサービスセンターがありました。

この丘陵は多摩川と浅川に南北から削られてできた標高160mの加住丘陵です。公園の中に大谷川の水源があって湾曲した谷津を形成しています。
園内は谷津の低地に沿うルートと、そこから放射状に高地とを結ぶルートが作られていて、それぞれの道に名前が付けられています。

今歩いているのは斜面中腹部を等高線に沿って歩く内周路の一部、「しじゅうからの小道」。白い花が道に降り積もって幻想的でした。

こんなかわいい花なんですが名前は分かりません。

大谷川の流れる湿地帯まで降りてくると木道が整備されていました。川に沿って歩く「かわせみの小道」ですがちょっと尾瀬な気分が味わえます。

公園南端に大谷弁天池。大谷川を水源とする灌漑のために掘られた溜池です。

池の周りにも先ほどの白い花がたくさん咲いていました。

「おながの小道」から「ひよどりの小道」で丘陵の上の方に戻って行くと花畑がありました。

ユーカリの木。昭和61年に開園した公園は、多摩動物公園の草食動物のための餌を栽培していました。このユーカリもコアラが食べた樹の名残です。

西側の「三段広場」からは富士山が見えました。

外周路の向こうには新し目の団地が。

再び白い花のじゅうたん。

ベンチの上に降り積もる。ちょっと怖いくらいです。

ようやくこれが「エゴノキ」という木だと知りました。この園内にはかなり多く見かけますが、今まで見た記憶がありません。

上を見るとまだまだたくさんの花が頭上にありました。これが全部落花したらどんなことになるのかな。
都市部でほとんど見かけない理由が分かる気がします。
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