いよいよ着彩です!!!
まずは、先生から、絵具やパレット、筆についての説明です。
先生の色見本です。
向かって左上は、
イエローとシアンの2色の割合を変えて作った 様々な色合いの 緑です。
「2色だと、すべて、鮮やかな緑・・・という印象ですね。
これに、濁りの要素である マゼンダを混ぜると・・・
下の段の色合いが出て来ます」
一気に色の幅が広がりましたね
今回は、たくさん色を使わず、あえて、
マゼンダ(赤)、シアン(青)、イエロー(黄)の3色で、色を作っていく事を学びます。
「12色絵具でも少ない・・・と感じられる方もおられるとは思いますが、
3色で色を作っていくことが、実は思う色を作れるようになる
「近道」だったりします。」
確かに、3色で自在に作ることが出来れば、強いですね・・・。
逆に・・・いらないもの(色)が見えてくると、先生。
「今回は、色の原理を身に付けれるように、頑張りましょう!!」( *´艸`)
本日、使用する絵具は、
アクリルガッシュ(不透明水彩)で、透明水彩では、ありません。
しかし、今回の講座は、
透明水彩技法ですから・・・透明水彩を扱うように、使います。
透明水彩と不透明水彩の違いは!!
例えば、ピンクを作る時。。。
透明水彩・・・水で薄める
不透明水彩・・・白を混ぜる
ということで、
不透明水彩は、白を混ぜて使うとされています。
しかし!!!
今回は、透明水彩技法ですから・・・・
白を混ぜるのではなく
水の量を調節して、色を作っていきます。
そうです!!!もうお分かりですね!!!( *´艸`)
何より重要になってくるのは
水の量です。
水の量を、上手く調整すること・・・。
それが、明度や色相、すべてのカギとなります!!!
ここで、一番着目すべき点は、筆に含ませる水の量・・・
筆を扱う注意点としては・・・
・根元をしっかり拭く(根元に色が残っていたりすると、色合いが変わる)
水の量の調整のコツとしては・・・
・描いてる途中の筆に含ませる水の量の調節は、
パレットに少し水を取り分けておいて、そこから使うようにすると調整しやすい
・・・これには、「なるほど!!!」という声が聞こえてきました( *´艸`)
あとは、パレットは、小さいものでなく、大きいものを使うことで、
不用意に色が混ざることを避けれる・・・など、ちょっとしたノウハウが伝えられました。
説明が終わった所で、
いざ!!!着彩です。
最初の段階を先生がデモンストレーションされて、
皆さん集まられて、熱心に見入ってられました。
「まずは、黄色味から塗ってください。
先に緑をのせて、後から黄色をのせようとしても
うまくいきません。」
「一番薄い色は、紙の白色です。それを上手く使いましょう。
色の薄さですが、目安は、鉛筆の線が消えないぐらいから始めましょう」
「このぐらいの感じの薄さですね・・・」
「紙の上でこのように、水たまりが出来た時は、焦らず、
筆の根元を水分を拭き取り、伸ばしていってください。
筆の先を拭き取ると色合いが変わってきますから,
根元を拭き取る様にしてください」
「色の差がある時の、グラデーションの作り方は、色を薄める、ぼかすのではなく、
中間の色を作って塗っていきます」
など、細かく説明してくださいます。
先生のデモンストレーションのおかげで、
水の量など、濃度のイメージもできたようで・・・
みなさん、とてもスムーズに筆を進められていました。
段々と完成に近くなってきています・・・
立体感のある花になってきています。
そして・・・完成!!!
ずらりと作品が並び、合評がはじまりました!!
「こうやって並べてみると、パッと植物のみずみずしさを感じる作品がいくつかございます。
それは、なぜなのか・・・そこら辺を、お話していきたいと思います。
そして、ご自分の作品を客観的にご覧になって、ひとのいいところを学ばせていただくのは、
とても大切なことです」
と先生。
より一層、瑞々しさを出すには、どういう点に着眼するべきか・・・など、
ひとつひとつの作品を丁寧に合評して頂きました。
まだまだ寒い毎日ですが、心が暖かくなるような
ステキなお花が咲きました( *´艸`)
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(歌姫)