おまたせいたしました!
大人気講座「日曜画材研究」2015!
本日より始まりました!!!
第1回目の本日、満員御礼!キャンセル待ちの方も多数…さっそく、おじゃましまーす!…っと、
担当の
渡辺聡先生~?!
先生、どこか一点に目を向けておられます。
不思議現象。
近づいてみますと…
あっ!
隣の方が先生をモデルにスケッチされていました!
お隣の方同士、スケッチ(クロッキー)し合って、今回の実技テーマである-形-をとらえる勉強をされているようです!
筆の代わりに割り箸を、そして墨で描いているので線の強弱が出ていて味があります。
次は人工物の写真を実際に模写しながら-形-について学んでいきます。
枠だけ形どるための作業をして、
レンズの位置等は立方体の縦と横の線を参考にしながら、どこに在るか把握していきます。
渡辺先生がおっしゃるには
「全体の高さと幅の比率が最初のポイントです。」
そこに誤差があると、より小さなパーツを描くときにも誤差が集積していきやすいのです。
古い写真機には2重のレンズが二つ。とても形が取りにくい、難しいモチーフ写真。
しかし、みなさん 一生懸命「長さの比」を見ながら、正確に描き進めていきます。
二重レンズの立体が違和感なく描けたら透明水彩で着色。
しっかりしたデッサンが土台となり、おおまかな着色でも絵がぼやけません。
形の上に明暗を乗せて、完成となります
隣同士の受講者の方が、お互いの似顔絵を描いたり、
「形の正確さが必ずしも絵の魅力にプラスになるものではない」とのお話、
また、人間の脳がモノを認識するための、「記憶の形」のお話などもあり、
とてもバラエティ-に富んだ2015年初回の日曜画材研究となりました~
(まるもり& WA